最先端のトレンドを発信する新しい商業施設から、老舗の飲食店まで、多種多様なお店が軒を連ねる街、銀座・日比谷エリア。
そんな銀座・日比谷エリアに、2020年6月、“次の世代に、100年の技術をストーリーをつなぐ”商業空間「日比谷OKUROJI(オクロジ)」が誕生します。
明治時代から続く煉瓦アーチ高架橋をリノベーションした「日比谷OKUROJI(オクロジ)」
山手線・有楽町〜新橋駅間にある、100年の歴史を刻む煉瓦アーチ高架橋をリノベーションしてつくられる「日比谷オクロジ(OKUROJI)」。
日比谷・銀座の中心地から少し離れた「奥」にあることに加え、高架下通路の秘めたムードを「路地」という言葉に置き換えることで、「オクロジ」と命名されました。
日比谷オクロジのロゴマークには、煉瓦アーチ高架橋の特徴である美しいアーチ形状を反映。「街と人、人と人、そして過去から現在、未来へと繋げる架け橋」といった想いが込められているそうです。
出店店舗は約50店舗。多彩なバーやこだわりの食が堪能できる飲食店、趣向を凝らしたカフェやスイーツ、こだわりの一品を嗜む大人のためのファッションやライフスタイルショップなど、バラエティ豊かなお店が揃います。
東京初出店や新業態の店舗なども多数オープン予定の、日比谷オクロジ。本記事では、その中から厳選して10店舗をご紹介します。
こだわりの逸品揃い!「日比谷オクロジ」出店店舗10選
■1:名物牛タンしゃぶしゃぶは必見!「由乃(ゆの)」
名古屋で人気の小料理店「水炊き 吟醸もつ鍋 由乃(ゆの)」が東京初出店です。名物の牛タンしゃぶしゃぶをメインに、素材にこだわった鍋や、気の利いた一品料理などを楽しめるお店です。
肉厚でジューシーな牛タンは、一度食べたらやみつき間違いなし。円形のカウンターや個室など、カジュアルから接待までシーンに合わせて利用できるお店ですよ。
■2:希少な青うなぎを使ったひつまぶしが絶品!「炭焼 うな富士」
こちらも東京初出店となる、名古屋で行列の絶えない名店「炭焼 うな富士」。仕入れや質に徹底してこだわった「青うなぎ」を使った、極上のうなぎ料理が食べられるお店です。
1,000度を超す備長炭で焼き上げたうなぎは「外はカリッ、中はふわトロ」の食感を楽しめるそうです。もちろん、名古屋名物の「ひつまぶし」も絶品ですよ。
■3:世界各国の羊肉をその国の調理方法で提供する「ル ベリエ マツオ(Le Belier MATSUO)」
北海道の羊肉ブランド「松尾ジンギスカン」が提供する羊肉をメインとした、本格的なフレンチ創作料理店が、日比谷オクロジに新ブランドとして誕生します。
世界の様々な産地・品種の羊を、フレンチをベースに各国の調理方法で提供するこちらのお店。北海道の旬の食材と一緒に召し上がれ。
■4:グローバルな食を楽しむスペインバル「マーブル アーチ(MARBLE ARCH)」
日比谷オクロジには、ヨーロッパやアジア各国の「グローバルな食」を楽しめるお店が数多く出店しますが、こちらのスペインバル「マーブル アーチ(MARBLE ARCH)」もそのひとつです。
「マーブル・アーチ」といえば、ロンドンにある大理石の門の名前として有名ですが、こちらのお店では、ロンドン風にアレンジしたタパスや、イベリコ豚、パエリアなどのスペイン料理をいただけるそうです。
お酒はスペインのワインやシェリー酒、イギリス伝統のスピリッツであるジンなどが揃っています。バルスタイルで、カジュアルにお酒とお料理を楽しめるお店ですよ。
■5:桜や抹茶などのカクテルが楽しめる「アマテラス(AMATERRACE)」
新橋・銀座と言えばバーの文化が根強いイメージがありますが、そんなバーの街・銀座に、新ブランドとして誕生するのが、こちらのジャパニーズスピリッツバー「アマテラス(AMATERRACE)」。
数々のカクテルコンペティションで優勝経験のあるバーテンダー、江刺幸治氏の手がける、「世界に誇れる日本の素材を」をコンセプトとしたバーです。
柚子、桜、抹茶など、日本ならではの素材を取り入れたオリジナルカクテルを、気軽に楽しめるスタンディングバーとしてオープン。バー定番の、ウイスキーやスピリッツ、ワインなども、国産のものにこだわっているそうですよ。
■6:青森のアンテナショップ「八戸都市圏交流プラザ エイトベース(8 base)」
青森・八戸圏域の魅力を発信するアンテナショップとしてオープンするのが、「八戸都市圏交流プラザ エイトベース(8 base)」です。
こちらの店舗は一般的なアンテナショップとは異なり、旬の新鮮な食材をふんだんに使用した八戸ならではの料理を、店内で飲食可能なお店としても注目されています。
もちろん、食品や工芸品などの商品の販売も行われます。また、地域の魅力を体感できるイベントなども開催予定だそうですよ。
■7:日本初“アリバカカオ”専門店「ママノチョコレート」
アリバカカオとは、カカオ発祥の地エクアドルで育てられているカカオで、世界のカカオ生産量の約2%しか生産されていない希少種。
2013年に日本初の「アリバカカオ専門店」として東京・赤坂見附にオープンした「ママノチョコレート」は、エクアドルから最良質な豆のみを選別。ダイレクトトレードにて輸入しています。
現在は赤坂見附とオンラインショップでの購入が可能でしたが、今回日比谷オクロジに出店が決まりました。
ひとつひとつ丁寧につくられた香り華やかなチョコレートは、本物の味わいにこだわる大人必見の、上質な逸品ですよ。
■8:創業100年を超える和菓子屋がルーツ「和菓子 楚々(そそ)」
「和菓子 楚々(そそ)」は「気軽にサクッと日本を嗜もう」をコンセプトとした、新ブランドの和菓子店です。
お店のルーツは創業100年を超える老舗和菓子店。老舗の味を守り、受け継ぎながら、現代のライフスタイルに溶け込む和菓子の形や、楽しみ方を提案してくれるようなお店ですよ。
■9:世界にひとつだけの傘をオーダーメイド「トウキョウノーブル(Tokyo noble*)」
日比谷オクロジの出店店舗はグルメだけではありません。こだわりの逸品を嗜みたい大人のためのファッション・雑貨のお店も揃っています。
その中のひとつ、「トウキョウノーブル(Tokyo noble*)」は、色とりどりの見た目が美しい傘の専門店。こちら、職人が1本1本丁寧につくり上げる「世界にひとつだけの傘」をオーダーできるお店なんです。
圧倒的なカラーバリエーションはもちろん、手元、房、柄の長さまで、その場で自由にカスタマイズできるのがうれしいポイント。自分にぴったりの傘を見つけてみてくださいね。
■10:新潟の食と生活雑貨を楽しむ「ニイガタ イチマルマル(NIIGATA 1〇〇)」
新潟が誇る職人技の生活道具ブランド「百年物語」を中心に、こだわりのお酒や食をセレクトしたお店、「ニイガタ イチマルマル(NIIGATA 1〇〇)」が東京初出店です。
百年物語とは、「百年後にも大切にしていきたい生活文化を、楽しみ、維持し、継承していくための道具」を基本テーマとしているお店で、日比谷オクロジのコンセプトと見事に一致! いわゆるセレクトショップとはまたひと味違った、新潟の魅力を体感できるお店となりそうです。
店内には越後の銘酒と食を、上質な道具で味わうことができる「角打ちスペース」も設置。角打ちとは「お店の店内で、お店で買ったお酒を飲む」という意味の言葉であり、お酒好きにもたまらないお店となりそうですね。
ほかにも、銀座ならではのオーセンティックなバーや、上質な和牛ステーキを目の前の鉄板で調理してくれるエンターテインメント性の高いレストラン、職人による藍染めの実演も見ることができる染物屋など、多種多様なお店が出店予定です。
100年の歴史ある空間が、これから先の未来にも愛され、街と繋がる賑わい溢れる場所になるようにと、想いを込めた日比谷オクロジに、みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。
問い合わせ先
- 日比谷OKUROJI
- 住所/東京都千代田区内幸町1-7-1
- TEXT :
- Precious.jp編集部