天才靴職人のジョージ・クレバリー氏が在籍したことでも知られる、今はなきロンドンのビスポークシューメーカー「ニコラス・タックゼック」。

靴職人たちが神棚に飾る!?幻の靴

●生産国:イギリス ●生産年:1950年代 ●入手方法:英国ものに強いヴィンテージショップか、e-Bayなど ●備考:チェコスロバキア出身の職人ニコラス・タックゼック氏が1853年に設立したシューメーカー。ジョージ・クレバリー氏とその一族が在籍し、ウィンストン・チャーチルを顧客に持つなど、ロンドンに数多あったシューメーカーの中でも最高峰のステイタスを誇った。クレバリー氏らの退社後経営が傾き、1970年に「ジョン ロブ」によって買収された。(石田真一氏私物)
●生産国:イギリス ●生産年:1950年代 ●入手方法:英国ものに強いヴィンテージショップか、e-Bayなど ●備考:チェコスロバキア出身の職人ニコラス・タックゼック氏が1853年に設立したシューメーカー。ジョージ・クレバリー氏とその一族が在籍し、ウィンストン・チャーチルを顧客に持つなど、ロンドンに数多あったシューメーカーの中でも最高峰のステイタスを誇った。クレバリー氏らの退社後経営が傾き、1970年に「ジョン ロブ」によって買収された。(石田真一氏私物)

1853年に創設し、1950年代までは「ジョンロブ」と双璧をなすステイタスを誇りました。その手の込んだつくりや、自然な革の質感を残したパテントレザーといい、正直いって現在の靴とはまったくレベルが違います。そんな名門が現在残っていないのは、後継者難。クレバリー氏ほか主要な職人が退社したことで、続けられなくなってしまったんです。ビスポークはマニュアル化できませんから、既製品のブランドと違って、職人こそが命なんですよね。(談・石田真一)

これぞヴィンテージ!

ビスポークシューズのステッチ、ソール
ビスポークシューズのステッチ、ソール

出し縫いのステッチの細かさ、3/8インチの極薄のソール、流れるようなフォルム、やわらかなはき心地など、すべてが別格。現代を生きる靴職人にとっての指針となっている。

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MEN'S Precious編集部 
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MEN'S Precious2020年冬号より
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