真似したい!カーディガンを主役級に着るアナ・ウィンターの洗練されたテクニック

季節を先取りするのに最適な、春らしい色使いのカーディガン。ただの便利なはおりものに終わらないよう、魅力的に装うためには、細やかな選びと装いの工夫が欠かせません。カーディガンの達人、米『VOGUE』編集長のアナ・ウィンターをお手本に、大人の理想の着こなしを探ります!

春待ちカーディガンの本命は、「ピンク」と「ベージュ」

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クルーネックのピンクカーディガンを肩にかけ、ショーに向かうアナ。質の高さが伝わるハイゲージニットのクリーンなピンクが、彼女の肌色を明るく引き立てている。アイコンのウエストシェイプのワンピースと完璧なバランスでコーディネート。

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ファッションショーやレセプションなどで、女らしく小粋にカーディガンを着る姿がキャッチされている米『VOGUE』編集長のアナ・ウィンター。プリントワンピースにはおったり、同系色インナーとレイヤードして襟元にジュエル・ネックレスを効かせたり…と、常に存在感のある装いに仕上げています。

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ともすれば無難なはおりものになるカーディガンが、なぜ、これほど素敵なのでしょう? 「モードの女王」のアナですが、意外なことにカーディガンは丈もシルエットもベーシックなタイプが圧倒的。色は肌が美しく映えるピンクとベージュに集中しています。

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それをウエストから広がるスカートやワンピースと、装いのセオリーどおりにコーディネート。そんな正統的なアプローチを、合わせるものの色と柄の大胆さでドラマティックに印象づけているのです。

©INSTARimages/AFLO
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大切なのは、着くずしでも、変わりデザインでもなく、定番のカーディガン選びと端正な組み合わせ。洗練の着こなしは、この揺るぎない選択から生まれているのです。

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EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、中村絵里子(Precious)