ピンクは女性をいきいきと美しく輝かせる色。くすみを解消して清潔感が増し、華やかさをもたらす若返りカラーなのだから、むしろ年齢を重ねた人ほど意識して取り入れたい。
それなのに、かわいすぎて気恥ずかしい、色が浮きそう、腫れぼったく見える…だから使わない、という人は多いですが、そんな苦手意識がある人ほど2020年は「春ピンク」の取り入れどき。青みを含んでいて浮かない、幼くならない、大人の色気が宿るクールなピンクアイテムが多くそろっています。
ただし、目元、頬、口元がオールピンクだと甘さが過剰になり、古く野暮ったい顔に映ることもあるので、さじ加減が大事。色、質感を吟味して、どこかひとつだけ取り入れることをルールにすれば失敗することはありません。
ここで紹介する大人が選ぶべき色、正しい塗り方を参考にし、若返りピンクメイクに挑戦してみてください。
今回は、透明感とリフトアップに効果的な「ピンクチーク」の塗り方について、ご紹介します。
ピンクチークにハイライトを仕込んで、くすみ黄ばみ肌をリセット
さりげなくたるみ頬を持ち上げて失敗なし。肌に寄り添うピンクを
本来ピンクは透明感のある色なので、くすみ肌にふわーっとなじませても色は濁り、リフトアップ効果も得られない。いきなりピンクをぼかすのではなく、先にハイライトを仕込む下準備で、肌のくすみを払拭してからのせるのが得策です。
ハイライトをのせる範囲は、小鼻脇の位置からこめかみ手前まで楕円形に、頬骨よりも少し上までのせること。これで頬の高さがグッと上がり、顔立ちがシャープに! つまりたるみ解消にもなるので、大人はハイライトがセットされているものを選ぶべき。
色は肌に溶け込むようになじむピーチピンクがベストで、ハイライトをのせた範囲よりも少し下の、頬骨を中心に楕円形に塗布を。この2ステップが透明感&リフトアップがかなう、最も効果的な塗り方です。
\おすすめのハイライト入りピンクチーク/
■1:グレー濁り疲れ肌でも透明感が劇的に高まる。アンプリチュード「コンスピキュアス チークス 02」
ベタづきしない、軽快なコーラルピンク。メルティングオイルとスムースフィットパウダーの効果で、キメが荒れた乾き肌でもムラにならずに一体化し美肌仕上がりに。
■2:落ち着きのあるコーラル系でシャープ顔に。カネボウ化粧品「センサイ ブルーミングブラッシュ 02」
しっとりやわらかな感触で、ふんわりとなじむ。艶やかな粉体の立体感と深みのあるコーラルピンクの効果でメリハリ感が。ゆるんだ頬も輪郭も引き締まって見えます。
■3:上質パールがむくみで埋もれた骨格を際立たせる。カネボウインターナショナル「カネボウ ヴァリアンブラッセ 02」
不健康そうに見える色白肌に血色感をプラスする、やや赤みが強いコーラルピンク。サテンのような質感で、頬の高い位置に光沢感が生まれ、ふっくら頬に。
透明感がアップするハイライト+チークの塗り方
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- アンプリチュード TEL:0120-781-811
- カネボウ化粧品(センサイ) TEL:0120-518-520
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- 戸田嘉昭(パイルドライバー/静物)、鈴木 宏(人物)
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- 尾花ケイコ
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- 真樹麗子(Precious専属)
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- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)