トレンチコートをつくり続けている信頼のブランドの名品なら、一流のクラフツマンシップが宿るていねいな「仕立て」も、シルエットやレングスを更新してたたずまいをモダンに見せてくれる「プロポーション」も、両方を堪能できます。
本記事では、永遠のベーシックコートをアップデートし続けるブランドで見つけた、この春理想の「ベージュトレンチ」5着をご紹介します。
おしゃれの感度を上げる「ベージュトレンチ」5選
■1:ファビアナフィリッピ│ボールチェーン刺しゅうがきらりと煌くドレッシーなトレンチ
しっかりとした生地感のコットンストレッチギャバジンを使用。ラペルと前後のストームフラップのエッジに沿って、ブラックシルバーのボールチェーンを用いたアイコンの「ルーチェ」刺しゅうを施して。
シックな煌きが、濃厚な色味と比翼仕立てのすっきりとした表情に映えます。
■2:マックスマーラ│ゆったりはおれるトレンドシルエットでベーシックをアレンジ
マットな質感のパナマコットンで仕立てた一着。ベーシックなフォルムを基本に、生地を贅沢に使って、身幅をたっぷりととったシルエットに、大人の女性の余裕が香ります。
ベルトマークすると生地がしなやかに寄って、ドラマティックな雰囲気を醸し出して。
撥水加工が施されているので、急な小雨にも対応可能です。
■3:マッキントッシュ│顔周りがすっきり見える比翼仕立てのノーカラートレンチ
定番のゴム引き生地と同じコットンを使い、天然ゴムの代わりに透湿防水フィルムを挟み込んだ新ハイテク素材「レインテック」を使用。スタンダードなつくりをベースに、肩周りはコンパクトに。
ベルトに施された、光を反射するゴールドトーンのアイレットにリュクス感が漂います。
■4:ハイク│ミリタリーのオフィサー用トレンチコートにインスパイアされた定番
ユニフォームの再解釈が得意なハイクらしいデザインで、2013年からつくり続けているブランドの顔ともいうべき一枚。今季は、着丈を長めに、肩周りや身幅をレギュラーフィットにアレンジされています。
高密度に織られた、ポリエステル混のコットンに撥水加工を施した生地を使用しています。
■5:サンヨーコート│ジャパンクオリティを追求したタイムレスなギャバジンコート
伝統的なディテールに忠実でありながらも、フォルムやシルエットに細見え効果と女らしさを意識。GIZA綿のギャバジンに、水中で揉もみ・たたき加工を施し、ソフトで味のある風合いに仕上げた一着です。
襟やボタン付けを手仕事で行う徹底したこだわりも光ります。
肩幅はコンパクトに。後ろ襟を少し立てて着るとエレガントさが増して、大人の雰囲気に。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- アオイ TEL:03-3239-0341
- マックスマーラ ジャパン TEL:0120-030-535
- マッキントッシュ青山店 TEL:03-6418-5711
- ボウルズ/ハイク TEL:03-3719-1239
- SANYO SHOKAI カスタマーサポート TEL:0120-340-460
- PHOTO :
- 小林美菜子(静物)