さらっと羽織ってもよし、重ね着をしてもよし。ひとつあると何かと重宝するのが、シーズンを超えてさまざまなシーンで活躍してくれる軽めのアウター。今回は、雑誌『Precious』6月号P143でもご紹介した、HERMÈS(エルメス)のパンチングレザーコートをご紹介します。

エルメスのしなやかなレザーコートは、シーズンを超えて活躍間違いなし!

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雑誌『Precious』6月号でモデルの立野リカさんが着用したエルメスのコート
PHOTO:浅井佳代子 STYLIST:大西真理子 HAIR:hiro TSUKUI(Perle) MAKE:三澤公幸(3rd) MODEL:立野リカ(本誌専属)

0.7㎜の極薄レザーで仕立てた、トップメゾンの矜持が感じられる一着

レザーコート
春夏コレクションのランウェイにも登場したレザーコート(メッシュの裏地付き)¥1,770,000(税抜)

ナッパ加工でしなやかに仕上げた厚さ0.7㎜のごく薄いラムレザーを、メンズライクなデザインに仕立てたコート。栗毛の馬を彷彿とさせるチェスナットブラウンは、馬具の工房からスタートしたエルメスならでは。ナチュラルかつ、合わせるウェアを選ばない万能カラーです。

ディテール①
程よい大きさのパンチングがポイント

丁寧に加工した薄く上質なレザーに加え、全体に施されたパンチングも軽さの秘密。実際の重さだけでなく、見た目にも軽やかさが漂い、洗練された大人の抜け感を演出することができます。また、透けすぎず、覆いすぎない透け感も絶妙。インナーによってほんの少しニュアンスを変えることができるので、スタイリングの幅がぐっと広がります。

ディテール②
バックルは上品に輝くパラジウム仕上げのメタル製

ベルト部分には、乗馬の鞍用の鋲をルーツとするアイコニックなモチーフ「クルー・ド・セル」と、馬具を思わせつつモダンな印象のトリプルバーバックルを使用。伝統と革新が共存するディテールです。


素材、加工、さらにディテールにもこだわった極上のレザーコートは、実際に羽織ってみると軽さと着心地のよさにうっとりしてしまうはず。少しゆったりとしたつくりに加え、バックスリット入りで動きやすさも抜群。シーズンをまたいで活躍してくれる、一生物として長く愛したいコートです。価値ある1着に投資したいとお考えの方、ぜひご注目ください。

問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

この記事の執筆者
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PHOTO :
唐澤光也(RED POINT)
WRITING :
門前直子
EDIT :
石原あや乃