ニューバランスがアメリカ工場でマスク製造を開始

NEW BALANCE（ニューバランス）がアメリカ国内の工場でマスクの製造を開始

新型コロナウイルスの拡大感染が広まる中、アメリカ国内でPPE（Personal protective equipment個人用保護具）に対して、医療用マスクの需要が高まり続けているため、マサチューセッツ州ボストンを本拠地とするニューバランス（ニューバランス・アスレチック・インコーポレイテッド）が、医療マスクの製造をスタートしました。

アメリカ国内にある二つの自社工場でフェイスマスクを開発し、生産を拡大する活動に取り組んいます。マスクの製造については商業的な目的ではなく、アメリカ国内のみの供給となっています。

医療機関と連携し、プロトタイプは１週間で製造

ローレンス工場とノーリッジウォック工場で医療マスクを開発

マスクのプロトタイプは、地元の医療機関や研究開発機関と協議し1週間で製造。2020年4月中旬までに、ローレンス工場とノーリッジウォック工場を合わせて、週に最大100,000ユニットを製造することを目標に取り組んでいます。

また、FDA（Food and Drug Administration=アメリカ食品医薬品局）の要件を満たし、この基準を必要とする医療スタッフが自信を持って使用できる製品を実現するために、現在フェイスマスクの設計と材料仕様を同時に進化させているそうです。

さらに並行して、ガウンやフットカバーなど、他のPPEの要求にも対応できるようにプロトタイプへの取り組み、米国を拠点とする3Dプリント機能を最適化するコラボレーションの機会の模索しています。

ブランドの目的や文化を反映しながら、米国工場の熟練した職人たちとともに社会の課題に立ち向かう姿勢に勇気づけられます。こうした取り組みが広がっていくことを願います。

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