今、一日でも早い収束に向けて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策支援が広がりをみせています。そんな中、各国のコスメブランドも次々と支援を実施中。
今回は、「資生堂」による手指消毒液を生産開始と、フランスとアメリカの医療機関に消毒用ジェルを無償提供している社会支援についてご紹介します。
「資生堂」が手荒れに配慮した手指消毒液の製造をスタート
資生堂では、「新型コロナウイルス感染拡大の抑制に関して、できるあらゆる可能性を考え、即実行していきたい」という方針に基づき、化粧品会社ならではの知見・技術・設備を活かし、様々な対策を検討・実行しています。
【手指消毒液製造の概要】
■内容
独自に手荒れに配慮した手指消毒液(指定医薬部外品)を新たに開発し、関係省庁との協議を経て、那須工場(栃木県大田原市)において2020年4月17日より生産をスタート。5月以降は、大阪工場(大阪府大阪市)、掛川工場(静岡県掛川市)、久喜工場(埼玉県久喜市)も生産を開始し、毎月合計20万本(約10万リットル)の消毒液を、医療機関などを中心に提供。
また、フランスのバル・ド・ロワール工場では、2020年3月26日から1週間に2万ボトルのペースで消毒用ジェルの生産を開始しており、フランスの医療機関に寄付。
さらに、アメリカでも生産を開始しており、4月13日の週から、ニューヨーク州、ニュージャージー州の医療機関やその他の施設への無償提供をおこなっています。
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今の危機的状況の中、前を向いて様々な取り組みを実施するブランドへ敬意を表するとともに、Precious.jpでもみなさまのお役に立てる情報を発信してまいります。今後も、さまざまなブランドの新型コロナウイルス感染症対策への活動をご紹介していきます。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与