「現代を生きる女性にふさわしい」、普遍的かつ着る人の美しさをたたえるられるような服作りを原点とする「ブラミンク」ってどんなブランド？
2016年秋冬シーズンより、新しいブランドとして立ち上がったBLAMINK（ブラミンク）。大人の女性にファンが多い「ドゥロワー」をつくったクリエィティブディレクターの吉武味早子氏が、ドゥロワー後に手がけているブランドです。
「現代を生きる女性にふさわしい洋服」を念頭に、吉武氏自身の原点でもあるトラディショナルなマインドを、時代の気分と上手く調和させた世界観がモットー。
表面的な時代の流行や美しさに流されず、選りすぐりの生地と縫製、紳士服の伝統的なテーラリングなど、今まで吉武氏が培ってきた服づくりに対するすべての経験と知識、匠なるファッションへの美意識と愛情。
そして純粋に、彼女がつくった服を着る人たちのことを、真摯に思いやることに重きを置いているBLAMINK（ブラミンク）は「よりいっそう精度が高い洋服をお客様に提供したい」という思いから、オーダーメイドでドレスやスーツを作るサービスも展開しています。
服自体の価値を大切にしたいからこそ、ブランドコンセプトやシーズンテーマも、あえて設けない。そのこだわりは、旗艦店でもある南青山のショップ自体からもうかがえます。
「一時のトレンドに流されず、本質を追及する、服に寄り添う普遍的で豊かな空間づくり」を念頭に置いた店舗デザインは、吉武氏とも親交の深いWonderwall®︎（ワンダーウォール）の片山正通氏が担当。
’80年代ニューウェーブ系〜クラシック、ジャズなどを盛り込んだ店内で流すためにつくられたオリジナルBGMは、DJの大沢伸一氏監修によるもの。
店内には BLAMINK（ブラミンク）のオリジナルアイテムと、「顔の見えるつくり手」というコンセプトのもと世界各国から集められたセレクトアイテムや本など、まさに吉武氏のこだわりと審美眼が集約された品々でいっぱい。
そんな南青山店は、訪れるだけでファッション偏差値が上がりそうな、ホットスポットなんです。
自分に似合うものを、自分の感性にしたがって見極められる…そんな女性たちに着て欲しい
今シーズンは「’70年代後半の大人らしい女性」の世界をベースに、異素材のアイテムを組み合わせた全身白のグラデーションコーディネートや、エアリーな素材のスカートにコンパクトなトップスの組み合わせがオススメだそう。
薄いピンク色のトップスにパープルのスカート、それにカーキのジャケットをはおるなど、3色の色合わせをバランスよく取り入れる春夏らしい提案も必見です。
素材のよさとシルエットの美しさを両立し、独自のラグジュアリーなムードを構築しているBLAMINK（ブラミンク）は、自分に似合うものや着たいものを自分の目で選び、着こなしている大人の女性にこそ似合うブランドなのです。
大人女性にオススメしたいBLAMINK（ブラミンク）の2020年春夏新作アイテムはこちら！
パステルなマルチカラーのシャツ×フレアロングスカートの組み合わせ。着るだけで気分が上がりそうな枡染めチェックのプリントが新鮮。光沢のあるシルク素材はこれからの季節、軽やかに着こなしたい。
華やかな印象ながらも甘すぎない白のウールリネンジャケットに、あえてコットンシルクのシャツ型オールインワンを合わせて。今季オススメの白のグラデーションコーディネートは異素材同士、テイストMIXがポイントです。
透け感のあるシフォンを重ねたダリアの刺繍入りワンピース×スカートに、ペールピンクのウールベストをON。フェアリーなムードの花柄アイテムをテーラード仕立てのベストとベルトでキュッと引き締めれば、大人の上品なガーリースタイルが体現できそう。
エアリーな質感のオーバーサイズブラウスは、ゆったり羽をまとうように着たくなるシルキーな1枚。今シーズン多く見られる透け感のあるアイテムも、こんなシャツタイプならエレガントに大人っぽさもキープできそう。
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- TEXT ：
- 山﨑ジュンさん スタイリスト・エディター
