手をかけたほうが美しく仕上がったり、効果が上がったりすることは周知の事実ですが、なかなか続かない、面倒に感じてしまう…という人のほうが実際には多いよう。
でも、きちんと習慣化して行っていると、日々の積み重ねで、肌の見え方は大きく変わっていきます。この機会に、ちょっとした「ひと手間」をいつものルーティンにプラスしてみませんか?
今回は、メイクアップアーティストの水野未知子さんが毎日行っている「水スポンジ」のひと手間をご紹介します。
(みずの みちこ)女優やモデルからの指名も多く、さまざまな雑誌や広告など、多岐にわたって活躍中。大のスポンジ好きで、海外でもよく購入している。
メイクアップアーティストが毎日行っている「水スポンジ」のひと手間3選
「メイクを美しく仕上げるには、ひと手間をするかしないかが大きく左右するもの。最近は、親水性ポリウレタンの水あり専用スポンジがお気に入りで、スキンケアの最後に、ファンデーションを塗ったあとにと、必ず使います。ベースの密着度が高くなり、くずれにくくなりますよ」(水野さん)
【準備編】水に濡らして、スポンジを柔らかく
【ひと手間1】ファンデーションをフィックスして、ナチュラルな艶仕上げに
「肌悩みが増えると、カバー力のあるファンデーションを選ぶ人が多いと思います。でも厚塗りに見えたくない…そんなときにぴったりなのが水ありスポンジで押し込むように塗るひと手間。薄づきファンデーションを塗ったような肌に」(水野さん)
【ひと手間2】スキンケアの余分な油分を吸い上げ、潤いは肌の中へ押し込む
「スキンケアの余分な油分が残っているとベースメイクがくずれる原因に。そこで、スキンケアの最後に水ありスポンジで押し込むひと手間をしておくと、余分な油分はスポンジが吸い取り、肌に入れたい潤いはグッと奥まで入れられるようになります」
【ひと手間3】練りチークの周囲を、ポンポンとなじませるだけで自然に
「練りチークは艶やかで自然な血色感が出せるものの、塗るときに境目がうまくぼかしきれていないことが。水ありスポンジなら、練りタイプとの相性がよく、チークをのせた周囲をポンポンと軽くタッチするだけで、キレイにぼかすことが可能に」
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いかがでしたでしょうか? 次回は、ヘア&メイクアップアーティスト尾花ケイコさんの小技が効いている「綿棒使い」のひと手間をご紹介します。お楽しみに!
※掲載した商品は税抜です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 鈴木 宏(人物)、宗髙聡子(静物)
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 長田和歌子、佐藤友貴絵(Precious)