腕時計から環境保護を訴求した「イルカ・クジラモデル」 

家族の絆が強いといわれるオルカ(シャチ)
家族の絆が強いといわれるオルカ(シャチ)

G-SHOCKを象徴する代表的なアイコン「イルカ・クジラモデル」は、イルカ・クジラと自然の素晴らしさを伝える環境団体「アイサーチ・ジャパン」をサポートするコラボレーションモデルとして1994年に誕生した。ブラック×イエローの斬新なカラーリングのみならず、腕時計から自然保護へのファンデーションを発信するコンセプトは当時実に新鮮であり、1990年代後半に起こったG-SHOCKブームの原動力になった。

その後も「Love The Sea And The Earth」というテーマのもと、さまざまなG-SHOCKとBABY-Gをベースにしたコラボレーションモデルによって、多くの環境団体のサポートを続け、今年で26周年を迎えた。

家族の絆が強い、オルカのカラーをデザインに取り込むG-SHOCK

G-SHOCK『GW-M5610K-1JR』

G-SHOCK『GW-M5610K-1JR』
G-SHOCK『GW-M5610K-1JR』
G-SHOCK『GW-M5610K-1JR』SPEC●バッテリー:タフソーラー(ソーラー充電システム)●防水:20気圧防水●電波受信機能:マルチバンド6●サイズ:H 46.7×W43.2×D12.7mm●質量:52g。6月26日発売予定。¥23,000
G-SHOCK『GW-M5610K-1JR』SPEC●バッテリー:タフソーラー(ソーラー充電システム)●防水:20気圧防水●電波受信機能:マルチバンド6●サイズ:H 46.7×W43.2×D12.7mm●質量:52g。6月26日発売予定。¥23,000
バックライト点灯時に表示される「スパイホップ」を描いたイラスト。
バックライト点灯時に表示される「スパイホップ」を描いたイラスト。
“Love The Sea And The Earth”のシンボルマークをそれぞれの裏蓋に刻印。
“Love The Sea And The Earth”のシンボルマークをそれぞれの裏蓋に刻印。

BABY-G『BGA-2700K-1AJR』

BABY-G『BGA-2700K-1AJR』
BABY-G『BGA-2700K-1AJR』
BABY-G『BGA-2700K-1AJR』SPEC●バッテリー:タフソーラー(ソーラー充電システム)●防水:10気圧防水●電波受信機能:マルチバンド6●サイズ:H 46.3×W42.2×D13.2mm●質量:38g。6月26日発売予定。¥22,500

2020年の新モデルは「家族愛」がコンセプト。家族の絆が強いといわれるオルカ(シャチ)をテーマに、ブラック×ホワイトの“G-SHOCK”と“BABY-G”で、その固い絆で結ばれたオルカファミリーを表現している。

バンドには共通で、「アイサーチ・ジャパン」のロゴと、オルカの体の模様をプリント。“G-SHOCK”の遊環にはクジラのシルエットを、“BABY-G”の遊環にはイルカのシルエットのデザインが施される。また、裏蓋にはいずれも「Love The Sea And The Earth」のシンボルマークを刻印。

G-SHOCKはフロントのライトボタンを押すと、バックライトが発光し、水面から垂直に顔を出してあたりの様子をうかがう水面行動で「スパイホップ」するオルカの姿が浮かび上がる。また、ボックスパッケージには、海の中を仲良く泳ぐオルカファミリーが描かれたスペシャルデザインが使用された。

G-SHOCKのベースモデルは、初代G-SHOCK「DW-5000C」のデザインを継承し、タフソーラーや、世界6局の時刻情報をのせた標準電波を安定受信するマルチバンド6を搭載した「GW-M5610」を採用。

BABY-Gのベースには、ベゼルとケースが2つのパーツに分かれ、異なる質感を表現できる二体ベゼル構造採用のニューシリーズ「BGA-2700」が起用されている。シックなカラーリングが腕元を引き締め、より広いシーンで活用できる。

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TEL:03-5334-4869

この記事の執筆者
主にモノ雑誌を中心に’80年代から活動するライター。トレンド製品や斬新な着想から生まれたガジェット全般の執筆に取り組む一方で、腕時計やバッグ、シューズといった、男の逸品をテーマにした記事も手がけている。
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