ついベースメイクが厚塗りになってしまいがちなこの季節。しかし、ひび割れを起こし、大幅に崩れたあとでは修復も困難になってしまいます。それならば、もっとメイクを簡略化してしまえばいいのです。そのために編み出したのが、夏のメイクのあり方を今までとは違う視線で捉えた「ゴーグルゾーンメイク」。この「ゴーグルゾーン」とは、眉下から頬骨下の範囲を示す、まさにゴーグルをしたときに覆われる範囲のこと。なぜこの範囲に特化するかというと、ここは他人の視線が集中する場所であり、「肌の印象を決める場所」、といわれているからです。

「ゴーグルゾーン」でのベースメイクの特徴は、ファンデーションの代役としてコンシーラーを使用すること。さまざまなタイプがありますが、活用すべきはテクスチャーがやわらかくてのびがよく、加齢トラブルのすべてに対応できる汎用性の高いスティックタイプです。今回は、ファンデーションなしでも美肌が完成する、スティックタイプのコンシーラーを使ったベースメイクの6ステップをご紹介します。

■1:肌の濁りを消す、メイク下地を塗布する

メイク下地を塗布し、肌の濁りを消すように密着させる

紫外線対策、濁り消し、保湿の3役を兼ねたメイク下地を全体に塗布します。その後、手のひらでフィットさせるようにすると密着力が高まります。

■2:上まぶたと頬の中央にCCクリームをのせる

 

明るくして艶を出したいところには、CCクリームを。上まぶたにのせたものは目周りに、頬にのせたものは頬全体にのばしていきます。薄くのばす程度なので、量はあずき粒大で十分です。

■3:クルクルとなじませて濃いシミを消す

 

ここで早速コンシーラーの出番! 目立つシミがあれば、垂直に立てて塗りつぶしていきましょう。最後に、はがれ落ちないよう、スポンジで軽くたたいてなじませます。

■4:クマ、目尻のくすみを覆うようにカバーする

 

写真の目尻の部分を、コンシーラーでカバーして明るくすると、疲れや老けた印象を払拭できます。スッスッと1〜3cmほどライン状にのせたら、指で優しくのばしていきます。

■5:長めにのばしてぼかし、頬の色ムラ、点在ジミを消去

 

頬の赤み、くすみ、点在ジミが消えると、顔全体が一気に明るく変わります。頬骨下まで指でぼかすように長めになじませたら、スポンジで塗りムラをなくしていきましょう。毛穴が目立たなくなる効果もありますよ。

■6:Tゾーン、小鼻脇にパウダーをのせて崩れ防止

 

仕上げに、透明ラメ入りで白浮きせずに自然な艶を生むパウダーを小鼻に使います。皮脂崩れを防止するだけでなく、立体感も強調させて完成です。

 

以上、コンシーラーを使ったベースメイクを、6ステップでご紹介しました。肌の印象を決める「ゴーグルゾーン」には、万能なクリーミーコンシーラーを使うだけで、ファンデーションを使わなくとも肌のさまざまな加齢トラブルに対応させることができるのです。

PHOTO :
鈴木 宏
HAIR MAKE :
尾花 ケイコ
MODEL :
真樹 麗子(Precious専属)
EDIT&WRITING :
荒川 千佳子、五十嵐 享子(Precious)
RECONSTRUCT :
難波 寛彦