黒ジャケットを合わせたレディースコーデを、雑誌『Precious』からまとめた記事です。オフィス・ビジネスの場で使える着こなしをはじめ、パーティーなどフォーマルな場で使える着こなし、休日に使えるカジュアルな着こなしなど、幅広いシーンで黒ジャケットを活用するご参考にお役立てください。

【目次】

オフィス・ビジネスに映えるレディース黒ジャケットコーデ


【1】黒ジャケット×黒ドットワンピース

ワンピース(showroom SESSION〈マリハ〉)、ジャケット(MOGA)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ワンピース(showroom SESSION〈マリハ〉)、ジャケット(MOGA)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2020年

オフィスの定番・モノトーンの装いを、変わりドット柄のノースリーブワンピースでノーブルに演出。ジャケットと小物で優雅なきちんと感を意識すれば、日中から会食、華やかな場まで幅広く対応できる。ワンピースは、高めのウエスト位置で切り替えたフィット&フレアで、女らしくスタイルアップを実現。ノーカラージャケットやクラシカルなバッグと靴で、端正かつレディライクな味付けを。

【2】黒ジャケット×白Tシャツ×黒パンツ

ジャケット・Tシャツ・パンツ(ザ・ロウ・ジャパン)、ピアス・ペンダント・バングル(ブシュロン)、時計(ソーウインド ジャパン〈ユリス・ナルダン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・Tシャツ・パンツ(ザ・ロウ・ジャパン)、ピアス・ペンダント・バングル(ブシュロン)、時計(ソーウインド ジャパン〈ユリス・ナルダン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

自信と信頼を授けてくれる、ハンサムな仕立てのウールシルクのダブルジャケットを主役にしたスタイリング。Tシャツの上からさらりとはおるだけで、着こなしが決まります。肩ひじ張らずに、いつでも笑顔で輝いていたい――そんなポジティブなマインドをもつ女性にこそ、軽やかなジャケットスタイルがよくお似合い。

【3】黒ジャケット×白ブラウス

ジャケット (三喜商事〈ストラネス〉)、ブラウス (サン・フレール〈レ・コパン〉)、眼鏡 (アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、ピアス・バングル・リング・リング (ポメラートブティック 銀座店)、バッグ (JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット (三喜商事〈ストラネス〉)、ブラウス (サン・フレール〈レ・コパン〉)、眼鏡 (アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、ピアス・バングル・リング・リング (ポメラートブティック 銀座店)、バッグ (JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

コントラストの強い配色はVゾーンの差し色に。黒白ベースなのでシャープで使いやすく、また幾何学柄も知的に見えるので、黒ジャケットの仕事スタイルに取り入れたい。

【4】黒ジャケット×黒カットソー

時計『ボレロ』 ・ピアス『リアンセデュクシオン』・ブレスレット『リアン エヴィダンス』・リング(ショーメ)、ジャケット・カットソー(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈プーマ〉)、 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
時計『ボレロ』 ・ピアス『リアンセデュクシオン』・ブレスレット『リアン エヴィダンス』・リング(ショーメ)、ジャケット・カットソー(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈プーマ〉)、 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

上品に輝くピンクゴールドの時計があれば、自信に満ちあふれたキャリアスタイルに。

【5】黒シースルージャケット×黒トップス×白パンツ

ジャケット・ノースリーブトップス・パンツ・ベルト(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ネックレス右から/(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・ノースリーブトップス・パンツ・ベルト(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ネックレス右から/(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

シースルージャケットを着る日の美しさを左右するのは、実は、インナー選び。腕を悪目立ちさせる半そでトップスはNG。ノースリーブを選ぶことで、腕がすっきり、上半身がすらりと映る。モノトーンで知的にまとめる日は、ゴールドジュエリーで女らしさを添えて。

【6】黒ジャケット×キャメルブラウス×黒パンツ

ジャケット・パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、時計・ペンダント・リング(ブルガリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ジャケット・パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、時計・ペンダント・リング(ブルガリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ジャケットはウエスト位置を高く見せる美シルエット。パンツは、ヒップ周をすっきり見せるパターンで、センターのピンタックステッチが脚線美を演出するテーパード。シンプルな黒アイテムは、絵になるディテールに注目するのが選びの鉄則!着こなしは黒のジャケット&パンツが辛口になりすぎないように、キャメルのハイネックブラウスや大ぶりのジュエリー&時計を投入。女らしくてかっこいい印象に導いて。

【7】黒ジャケット×白Tシャツ×黒パンツ

撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

海外のような雰囲気が楽しめるN.Y.発のステーキハウス。Chaosのブラックジャケットを合わせて、ドレスアップ気分に。メンズライクなテーラリングなど、仕立てにこだわったフォーマルな黒ジャケットには、白Tシャツをさらりと合わせて、抜け感を。そして、着席シーンでは、パールネックレスで顔周りを華やかに。足元には、スタブス&ウートンの刺しゅう靴を。キャッチーなモチーフで、色や柄違いでついつい買ってしまうほど偏愛しています。

【8】黒レースジャケット×白Tシャツ×黒パンツ

レ・コパンのジャケット・エルマンノ シェルヴィーノのパンツ (サン・フレール)、Tシャツ(トラデュイール)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、ストール (三喜商事〈バンフォード〉)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年
レ・コパンのジャケット・エルマンノ シェルヴィーノのパンツ (サン・フレール)、Tシャツ(トラデュイール)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、ストール (三喜商事〈バンフォード〉)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

このスタイリングを担当したスタイリスト・押田比呂美さんは「ブラックレースはどんなシーンでも女性を美しく包む、計り知れない力を秘めています。白カットソーやバッグを合わせて、清々しいムードを取り入れたいもの」と話します。パンツやストールにさりげなく施された白の刺しゅうやラインが、リズミカルな印象に。

【9】黒ジャケット×黒シャツ×黒パンツ

ジャケット・シャツ・パンツ・バングル・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2018年
ジャケット・シャツ・パンツ・バングル・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

オンタイムのジャケットを、黒でそろえるなら、ほんのりドレスアップ感覚の「スモーキング」が今、マスト。デニムに合わせても程よくきちんと感が演出できて、人気上昇中。特に今季はほっそり長め丈が気分。最速でかっこいい黒に仕上げてくれるはず。

【10】黒ジャケット×シャンパンゴールドブラウス×白パンツ

ジャケット・ブラウス・パンツ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・リング(TASAKI〈M/G TASAKI〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2018年
ジャケット・ブラウス・パンツ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・リング(TASAKI〈M/G TASAKI〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

タイトフィットなシルエットにきちんと感がある一方で、ニット素材ならではの、柔軟な動きやすさが魅力。下に着た、シルクのノースリーブブラウスのシャンパンゴールドと素肌が格子状に透けることで、ノーブルで端正な抜け感が生まれる。

【11】黒ジャケット×白カットソー×白パンツ

撮影/©Kinta Kimura BY:『Precious8月号』小学館、2018年
撮影/©Kinta Kimura BY:『Precious8月号』小学館、2018年

デコルテ見せ+縦ラインを強調する白で、端正なジャケットスタイルをすっきり女らしく。

【12】黒ジャケット×白ニット×キャメルパンツ

ジャケット・ニット・パンツ・バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2018年
ジャケット・ニット・パンツ・バッグ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

ジャケットはピークラペル、ダブルブレスト、サイドベンツ(後ろ身ごろの左右に入ったスリット)と、正統派メンズライクな仕立て。四角い貝ボタンが小粋なアクセント。ジャケットのかっこよさが際立つビター配色を意識して、キャメルのパンツを投入。そでをたくし上げたり、白を効かせたりとヘルシーな抜け感を添えて。

【13】黒ジャケット×黒Tシャツ×黒パンツ

ジャケット・Tシャツ・パンツ・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2018年
ジャケット・Tシャツ・パンツ・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious4月号』小学館、2018年

スタイリッシュなテーラードジャケットは、ブランドのアイコン的存在。今季は、コンパクトな美シルエットをゴールドレザーのトリミングでリッチに刷新。静せい謐ひつになりすぎる黒一色の着こなしも、はっとするほどラグジュアリー!

フォーマルシーンに映えるレディース黒ジャケットコーデ


【1】黒ジャケット×グレーグレンチェックワンピース

撮影/®AFRO BY:『Precious4月号』小学館、2020年
撮影/®AFRO BY:『Precious4月号』小学館、2020年

グレンチェックの辛口ワンピースに、ひとクセデザインのジャケットをはおったスペイン・レティシア王妃。ジャケット以外のワンピースやクラッチバッグ、ヒール靴はベーシックなデザインだから、きちんと感もキープ。

【2】黒ジャケット×黒シャツ×黒パンツ

ジャケット・シャツ・パンツ・イヤリング・リング・バッグ『アワーグラス トップ ハンドル S 』(バレンシアガ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット・シャツ・パンツ・イヤリング・リング・バッグ『アワーグラス トップ ハンドル S 』(バレンシアガ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

高度な仕立て技術が光るバレンシアガのジャケットとパンツに、気品とキレのよさを備えたバッグ『アワーグラス トップ ハンドル』を合わせて、洗練の高みを知る、大人の女性のシックトーンスタイルを演出。

【3】黒ジャケット×黒柄ワンピース

ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(Vince 表参道店)、ネックレス(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(Vince 表参道店)、ネックレス(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

テーラードジャケット×プリンとワンピースという定番スタイルに、ジュエリーを添える感覚でグリッターパンプスの輝きとナチュラルなロングネックレスを添えたスタイリング。パンプスは大人の女性に人気を誇るポインテッドトウパンプスが得意なジミー チュウから久々に登場した新しいモデル『ラブ』。ノーズ長めの尖ったトウに、今どきのエレガンスが集約されています。

【4】黒ジャケット×白ブラウス×黒スカート

ジャケット・ブラウス・スカート(ユグランス〈ヴァネッサブリューノ〉)、ピアス・ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット・ブラウス・スカート(ユグランス〈ヴァネッサブリューノ〉)、ピアス・ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

ベルベット特有の艶やかな黒が着映え効果を発揮する、タキシードタイプのジャケット。グログランテープのトリミングが重厚感を醸し出します。白のフリルブラウスを縁どるように、黒のジャケットを肩がけ。ワンハンドルバッグや小ぶりな時計と、クラシカルな小物で仕上げれば、日常着もぐっとエレガントに洗練されます。

【5】黒レザージャケット×ブラウンブラウス×黒スカート

撮影/Afro BY:『Precious9月号』小学館、2019年 撮影/©Afro BY:『Precious9月号』小学館、2019年
撮影/Afro BY:『Precious9月号』小学館、2019年 撮影/©Afro BY:『Precious9月号』小学館、2019年

辛口の黒のレザージャケットは、トッズのようにスカートと合わせてフェミニンなムードを取り入れるのが最旬。シックカラーだけで着映えるスタイルは大人にうれしいお手本です。

【6】黒ジャケット×白カットソー×黒パンツ

ジャケット・カットソー・パンツ(Theory luxe)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ジャケット・カットソー・パンツ(Theory luxe)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年

シルクの光沢と、しなやかな落ち感のあるパンツは、ジャケットを合わせるだけで端正な着こなしに。パールネックレスとサテンのバッグで女らしいツヤを差せば、パーティーにもぴったりです。

【7】黒ジャケット×白Tシャツ×黒スカート

バッグ『トロント モンテーニュ』・「バー」ジャケット・Tシャツ・スカート・イヤリング(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
バッグ『トロント モンテーニュ』・「バー」ジャケット・Tシャツ・スカート・イヤリング(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

軽く快適な着用感で進化した「バー」ジャケットは、Tシャツとチュールスカートでエアリーに着こなすのが気分。表情豊かに仕上げた最旬ニュールックに「ディオール オブリーク」キャンバスの『トロント モンテーニュ』バッグを合わせて、チャーミングなこなれ感を演出。

【8】黒ツイードジャケット×黒ブラウス×黒スカート

ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

テーラードジャケットのなかでも、やわらかな印象を与えるのが、ツイード素材のもの。ボウブラウスやレザーのタイトスカートを合わせて、とことん女らしく着こなして。素材感のあるジャケットは大きめシルエットを選んでおくと、色気のある肩がけが様になります。

【9】黒ジャケット×黒ブラウス×白スカート

ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス・スカート(オールウェイズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス・スカート(オールウェイズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

黒のノーカラージャケットは、インに合わせるアイテムで表情を変えられるのが魅力。格も華やかさも必要な場では、幅広ボウの艶ブラックブラウス+セミマットな白のストレートスカートをコーディネート。ミックス素材のバッグとスエードのパンプスを投入して、端正なシルエットにモードな遊び心や洗練された色香をトッピング。ラグジュアリーな個性が香って、一目おかれる着こなしに。

【10】黒ジャケット×黒ニット×黒スカート

ジャケット(カオス表参道〈カオス〉)、ニット(サザビーリーグ〈デミリー〉)、スカート(カオス表参道〈ロイドフォード〉)、ブレスレット(ダミアーニ 銀座タワー〈ダミアーニ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年
ジャケット(カオス表参道〈カオス〉)、ニット(サザビーリーグ〈デミリー〉)、スカート(カオス表参道〈ロイドフォード〉)、ブレスレット(ダミアーニ 銀座タワー〈ダミアーニ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2018年

マニッシュなジャケットだけに、夜のお出かけは思いきりエレガントに仕上げましょう。タートルニット×チュールのロングスカートの組み合わせで、こなれ感がありながら、ドラマティックなオーラを放つドレスアップを。黒一色は、異素材重ねにも留意して!

【11】黒ジャケット×白柄ワンピース

ジャケット(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ブラウス・スカート(コロネット〈エアロン〉)、ベルト(wb)、ピアス・リング・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2018年
ジャケット(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、ブラウス・スカート(コロネット〈エアロン〉)、ベルト(wb)、ピアス・リング・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

本格派のメンズテーラーファクトリーに、ストラスブルゴがオーダーしたオリジナル。緩やかなカーブを描くラペルが女性らしい表情。

【12】黒ジャケット×黒ドットブラウス×黒パンツ

パンツ・ジャケット・ブラウス・ピアス・チョーカー・リング・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年
パンツ・ジャケット・ブラウス・ピアス・チョーカー・リング・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ダブルのジャケットをはおり、オーラ漂うオールブラックのコーディネートに。すらりと伸びるパンツのラインだけでなく、ポルカドットのシルクブラウスや透け感のあるヒール靴から女らしさが漂う。パンツは細かいリブが特徴のシガレットパンツは‘ディオール’で定番的人気を誇る一本。落ち感のきれいなタフタ織りのコットンシルク素材で、シャープな美脚ラインをかなえる。

オフスタイルに映えるカジュアルな黒ジャケットコーデ


【1】黒ジャケット×白Tシャツ×グレーパンツ

ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、カットソー・パンツ(マディソンブルー)、ネックレス (TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、カットソー・パンツ(マディソンブルー)、ネックレス (TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

チャコールグレーのタックパンツと、黒のスモーキングジャケットでスタイリッシュに決めて。都会に映えるモダンな配色を楽しむように、靴も黒のエナメルスリッポンでシャープに。重たい印象にならないよう、マディソンブルーの白のロゴTやパールネックレスで、清潔感を添えるのも忘れずに。

【2】黒ジャケット×黒カットソー×黒デニムパンツ

デニム(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ジャケット(カオス丸の内)、カットソー(スローン)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年
デニム(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ジャケット(カオス丸の内)、カットソー(スローン)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年

品よく、潔く、シーンレスで映える辛口なデニムスタイルです。ウォッシュ加工が施されたブラックデニムがあれば、秋に映える、軽やかなモノトーンスタイルが完成。

【3】黒ジャケット×白シャツ×白パンツ

ジャケット・シャツ(サン・フレール〈エルマンノシェルヴィーノ〉) パンツ(ブラミンク) ネックレス(ヴァン クリーフ&アーペル)イニシャルオーダーのバッグ/デザイン料を含む(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・シャツ(サン・フレール〈エルマンノシェルヴィーノ〉) パンツ(ブラミンク) ネックレス(ヴァン クリーフ&アーペル)イニシャルオーダーのバッグ/デザイン料を含む(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

ピークドラペルがエレガントなテーラードジャケットは万能。特にこの季節は、爽やかな白のコットン素材であえてカジュアルにまとめることで、こなれ感が生まれて洗練度が増す。ラフなコットンパンツで外しながらも、シャツのワイドカフが端正さを印象づけるといった足し引きのバランスも絶妙。

【4】黒ジャケット×カーキワンピース

ワンピース・ジャケット・バッグ・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉)、その他/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ワンピース・ジャケット・バッグ・靴(アクリスジャパン〈アクリス〉)、その他/私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

ギャラリーを訪れる休日は、ブルゾンタイプのジャケットをさっとはおり、足元にスニーカーを投入。スニーカーとも相性がよく、カジュアルに着こなせるのも、このロングワンピースに惹かれる理由です。足さばきのいいワンピースから、軽やかなエレガンスが生まれます。

【5】黒ジャケット×白Tシャツ×黒パンツ

Tシャツ・ジャケット・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/川田有二 BY:『Precious5月号』小学館、2019年
Tシャツ・ジャケット・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/川田有二 BY:『Precious5月号』小学館、2019年

白Tシャツをブレザーに合わせて旬のこなれ感を演出。顔周りを明るく見せる効果も必見。

【6】黒ジャケット×黒ワンピース

スニーカー・バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ジャケット・ワンピース(IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、TASAKIのピアス・ダブルフィンガーリング・TASAKI TIMEPIECESの時計(TASAKI) 撮影/長友善行 BY:『Precious3月号』小学館、2019年
スニーカー・バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ジャケット・ワンピース(IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、TASAKIのピアス・ダブルフィンガーリング・TASAKI TIMEPIECESの時計(TASAKI) 撮影/長友善行 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

クッション性のいい7cmのインヒールを備えたメッシュのスニーカーは、華やかなビジューをあしらったアイコンのバックルがアクセントに。スーツやワンピースにも似合う、こんなエレガントな黒スニーカーなら、移動の多い日の最強のパートナーになってくれます。

【7】黒ジャケット×白Tシャツ×アップルグリーンパンツ

パンツ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、ジャケット(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)、カットソー(ステディ スタディ〈ベラ・フロイド〉)、ピアス・ネックレス・リング・バングル(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン〈ヴァレクストラ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
パンツ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、ジャケット(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)、カットソー(ステディ スタディ〈ベラ・フロイド〉)、ピアス・ネックレス・リング・バングル(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン〈ヴァレクストラ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツは王道のシルエットで人気の定番モデルの新色。織り感のある生地だから脚の線を拾わずすっきり見えます。艶黒のスモーキングジャケットには、あえてロゴTシャツで外しを加え、堅い印象にならない大人のカジュアルを提案。

【8】黒ジャケット×黒Tシャツ×黒パンツ

ジャケット・カットソー・パンツ(ヴァレンティノジャパン〈ヴァレンティノ〉)、サングラス・バッグ・靴(ヴァレンティノジャパン〈ヴァレンティノ ガラヴァーニ〉)、バングル(ミキモト) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious9月号』小学館、2018年
ジャケット・カットソー・パンツ(ヴァレンティノジャパン〈ヴァレンティノ〉)、サングラス・バッグ・靴(ヴァレンティノジャパン〈ヴァレンティノ ガラヴァーニ〉)、バングル(ミキモト) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious9月号』小学館、2018年

今年、黒のテーラードをひとつ選ぶなら、迷うことなくサテン地の細い襟と、美しいカッティングが冴えるスモーキングジャケットに。ハイヒールで、攻めのエレガンスもいいけれど、今、愛されるのは、ちょっとこなれた着こなし。クチュール感たっぷりの一着に、Tシャツとレザースニーカーを合わせる小粋さがかっこいい。

【9】黒ジャケット×白カットソー×白パンツ

ジャケット(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店〈ル ヴェルソーノアール〉)、パンツ・バッグ(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店)カットソー(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、帽子(アマン〈アルテサーノ〉)、ペンダント・バングル・時計 ※すべて予価(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年
ジャケット(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店〈ル ヴェルソーノアール〉)、パンツ・バッグ(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店)カットソー(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、帽子(アマン〈アルテサーノ〉)、ペンダント・バングル・時計 ※すべて予価(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

帽子とビッグトートで伊イタリア達男を意識。小物使いでこんなにも余裕の表情に。

【10】黒ジャケット×ボーダーカットソー×白パンツ

撮影/©Kinta Kimura BY:『Precious8月号』小学館、2018年
撮影/©Kinta Kimura BY:『Precious8月号』小学館、2018年

足元にスニーカーが最新流儀。軽やかになびく大判ストールで、颯爽と歩く姿が絵になる女性に。

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