黒ジャケットを合わせたレディース春コーデを、雑誌『Precious』よりまとめた記事です。黒テーラードジャケットや黒レザージャケットなどを、カジュアルからフォーマルまで幅広く着こなしたお手本コーデを参考に、黒ジャケットコーデのレパートリーを増やしてみてください。

【目次】

レディース春の黒ジャケットのカジュアルコーデ


【1】黒ジャケット×黒カットソー×黒デニムパンツ

デニム(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ジャケット(カオス丸の内)、カットソー(スローン)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ジャケット(カオス丸の内)、カットソー(スローン)、デニム(ゲストリスト〈アッパーハイツ〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious9月号』小学館、2019年

品よく、潔く、シーンレスで映える辛口なデニムスタイルです。ウォッシュ加工が施されたブラックデニムがあれば、秋に映える、軽やかなモノトーンスタイルが完成。

【2】黒ジャケット×白ボーダーカットソー×黒デニムパンツ

ジャケット・ラメ入りカットソー・デニム・ネックレス・バングル・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローランバイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ジャケット・ラメ入りカットソー・デニム・ネックレス・バングル・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローランバイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

襟にサテン地をあしらった、コンパクトなシルエットの定番スモーキングジャケット。タキシードの品格を備えた端正な一着は、スティックパンツでドレスアップもできるけれど、あえて今っぽくTシャツとデニムでカジュアルダウンするのがおすすめ。黒のハンドバッグを合わせれば、きちんとした印象をキープできます。

【3】黒ジャケット×白シャツ×白パンツ

ジャケット・シャツ(サン・フレール〈エルマンノシェルヴィーノ〉) パンツ(ブラミンク) ネックレス(ヴァン クリーフ&アーペル)イニシャルオーダーのバッグ/デザイン料を含む(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・シャツ(サン・フレール〈エルマンノシェルヴィーノ〉) パンツ(ブラミンク) ネックレス(ヴァン クリーフ&アーペル)イニシャルオーダーのバッグ/デザイン料を含む(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

ピークドラペルがエレガントなテーラードジャケットは万能。特にこの季節は、爽やかな白のコットン素材であえてカジュアルにまとめることで、こなれ感が生まれて洗練度が増します。ラフなコットンパンツで外しながらも、シャツのワイドカフが端正さを印象づけるといった、足し引きのバランスも絶妙。

【4】黒ジャケット×白ロゴTシャツ×アップルグリーンパンツ

パンツ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、ジャケット(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)、カットソー(ステディ スタディ〈ベラ・フロイド〉)、ピアス・ネックレス・リング・バングル(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン〈ヴァレクストラ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年
パンツ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、ジャケット(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)、カットソー(ステディ スタディ〈ベラ・フロイド〉)、ピアス・ネックレス・リング・バングル(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン〈ヴァレクストラ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

艶黒のスモーキングジャケットには、あえてロゴTシャツとカラーパンツで外しを加え、堅い印象にならない大人のカジュアルを提案。

ビジネスやオフィスシーンにも映える黒ジャケットのフォーマルコーデ


【1】黒ジャケット×黒ドット柄ワンピース

ワンピース(showroom SESSION〈マリハ〉)、ジャケット(MOGA)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2020年
ワンピース(showroom SESSION〈マリハ〉)、ジャケット(MOGA)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2020年

オフィスの定番・モノトーンの装いを、変わりドット柄のノースリーブワンピースでノーブルに演出。ジャケットと小物で優雅なきちんと感を意識すれば、日中から会食、華やかな場まで幅広く対応できます。ワンピースは、高めのウエスト位置で切り替えたフィット&フレアで、女らしくスタイルアップを実現。ノーカラージャケットやクラシカルなバッグと靴で、端正かつレディライクな味付けを。

【2】黒ジャケット×白Tシャツ×黒パンツ

ジャケット・Tシャツ・パンツ(ザ・ロウ・ジャパン)、ピアス・ペンダント・バングル(ブシュロン)、時計(ソーウインド ジャパン〈ユリス・ナルダン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・Tシャツ・パンツ(ザ・ロウ・ジャパン)、ピアス・ペンダント・バングル(ブシュロン)、時計(ソーウインド ジャパン〈ユリス・ナルダン〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

自信と信頼を授けてくれる、ハンサムな仕立てのウールシルクのダブルジャケットを主役にしたスタイリング。Tシャツの上からさらりとはおるだけで、着こなしが決まります。肩ひじ張らずに、いつでも笑顔で輝いていたい――そんなポジティブなマインドをもつ女性にこそ、軽やかなジャケットスタイルがよくお似合い。

【3】黒ジャケット×白カットソー×黒パンツ

ジャケット・カットソー・パンツ(Theory luxe)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年
ジャケット・カットソー・パンツ(Theory luxe)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2019年

シルクの光沢と、しなやかな落ち感のあるパンツは、ジャケットを合わせるだけで端正な着こなしに。パールネックレスとサテンのバッグで女らしいツヤを差せば、パーティーにもぴったりです。

【4】黒ジャケット×黒カットソー

時計『ボレロ』 ・ピアス『リアンセデュクシオン』・ブレスレット『リアン エヴィダンス』・リング(ショーメ)、ジャケット・カットソー(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈プーマ〉)、 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・カットソー(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈プーマ〉)、時計『ボレロ』 ・ピアス『リアンセデュクシオン』・ブレスレット『リアン エヴィダンス』・リング(ショーメ) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

上品に輝くピンクゴールドの時計があれば、自信に満ちあふれたキャリアスタイルに。

【5】黒ジャケット×白Tシャツ×白パンツ

バッグ『シシリー 58』・別売りのストラップ・ジャケット・Tシャツ・パンツ・時計・ピアス(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・Tシャツ・パンツ・バッグ『シシリー 58』・別売りのストラップ・時計・ピアス(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

荷物が多くても、端麗な印象を大切にしたいシーンに理想的な、ドルチェ&ガッバーナのバッグ『シシリー 58』ラージサイズ。今年らしい大胆なロゴの別売りストラップで遊び心をトッピングして、知的なジャケットスタイルにコーディネート。だれからも信頼される凛とした知性を感じさせつつ、堅苦しくなく余裕を感じさせる着こなしに。

【6】黒ジャケット×黒トップス×白パンツ

ジャケット・ノースリーブトップス・パンツ・ベルト(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ネックレス右から/(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ジャケット・ノースリーブトップス・パンツ・ベルト(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ネックレス右から/(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

シースルージャケットを着る日の美しさを左右するのは、インナー選び。腕を悪目立ちさせる半そでトップスはNG。ノースリーブを選ぶことで、腕がすっきり、上半身がすらりと映ります。モノトーンで知的にまとめる日は、ゴールドジュエリーで女らしさを添えて。

【7】黒ツイードジャケット×黒ブラウス×黒スカート

ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年
ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious5月号』小学館、2019年

テーラードジャケットのなかでも、やわらかな印象を与えるのが、ツイード素材のもの。ボウブラウスやレザーのタイトスカートを合わせて、とことん女らしく着こなして。素材感のあるジャケットは、大きめシルエットを選んでおくと、色気のある肩がけが様になります。

【8】黒ジャケット×黒ブラウス×白スカート

ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス・スカート(オールウェイズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ジャケット(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス・スカート(オールウェイズ〈MIKAKO NAKAMURA〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

黒のノーカラージャケットは、インに合わせるアイテムで表情を変えられるのが魅力。格も華やかさも必要な場では、幅広ボウの艶ブラックブラウス+セミマットな白のストレートスカートをコーディネート。ミックス素材のバッグとスエードのパンプスを投入して、端正なシルエットにモードな遊び心や、洗練された色香をトッピング。ラグジュアリーな個性が香って、一目おかれる着こなしに。

【9】黒ジャケット×キャメルブラウス×黒パンツ

ジャケット・パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、時計・ペンダント・リング(ブルガリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ジャケット・パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、時計・ペンダント・リング(ブルガリ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ジャケットはウエスト位置を高く見せる美シルエット。パンツは、ヒップ周をすっきり見せるパターンで、センターのピンタックステッチが脚線美を演出するテーパード。シンプルな黒アイテムは、絵になるディテールに注目するのが選びの鉄則! 黒のジャケット&パンツが辛口になりすぎないように、キャメルのハイネックブラウスや大ぶりのジュエリー&時計を投入。女らしくてかっこいい印象に導いて。

レディース春の黒レザージャケットコーデ


【1】黒ライダースジャケット×白ボーダーTシャツ×黒パンツ

バッグ スモール『ブック トート』・レザージャケット・Tシャツ・パンツ・イヤリング(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年
レザージャケット・Tシャツ・パンツ・バッグ スモール『ブック トート』・イヤリング(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious6月号』小学館、2019年

バイカータイプのレザージャケットを肩がけした、スタイリッシュな着こなし。そこにカジュアルすぎるバッグでは、エレガントな大人の女性には物足りない…。マットな質感のスムースカーフスキンで仕上げたピンクのトートで、クリーンな女力を香らせて。

【2】黒レザージャケット×黒ニット×白スカート

レザーブルゾン(ムーレー銀座店)、ニット・スカート(ブラミンク)、ペンダント・時計・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年
レザーブルゾン(ムーレー銀座店)、ニット・スカート(ブラミンク)、ペンダント・時計・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

レザーブルゾンに、透け感のあるリブニット、ハリのあるコットン素材のスカート…と、定番のモノトーンも素材にこだわることで、立体感を出したスタイリング。フレッシュな印象のために、鮮やか色のバッグを加えて。

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