6月28日は「パフェの日」とされていることをご存じでしょうか?
そして意外なことに、由来はデザートのパフェではなく、野球。1950年のこの日、読売ジャイアンツの藤本英雄投手が日本プロ野球史上初の完全試合(パーフェクトゲーム)を達成したのです。
しかし、デザートのパフェがまったく関係していないわけではありません。
パフェはフランス語で「完璧」という意味。生クリームとアイスクリームを混ぜた完璧なお菓子であることから名付けられたのですが、完全試合の「パーフェクト」とデザートのパフェの「完璧」が名称も意味も合致したことで、「パフェの日」となったそうです。
そんな「パフェの日」である6月28日より、東京・南青山に店を構えるパティスリー「アン グラン(UN GRAIN)」では、テイクアウト限定で「パルファン パルフェ・ローズ(Parfum Parfait 〜Rose〜)」の販売を開始しました。1か月の期間限定パフェの魅力をご紹介します。
目にも華やかなパフェ「パルファン パルフェ・ローズ」4つの特徴
■1:香りに着目したローズのパフェ
今回のテイクアウトパフェは、ピンクのグラデーションが美しいローズパフェ。
シェフ パティシエの昆布さんが「香り」にフォーカスしたパフェは、ローズの華やかな香りにグレープフルーツの苦味、バジル・ミントの清涼感があわさった初夏の味わい。トップに舞うエディブル・ローズが、さらなる香りと可憐さを演出しています。
■2:ミニャルディーズ専門店ならではの、繊細かつ緻密さ
ローズ、グレープフルーツ、ミント、バジル、フランボワーズ……。幾重にも重なる香りと食感の緻密なバランスは、ミニャルディーズ(ひとつまみサイズのお菓子)専門のアン グランならではの繊細な技術から生まれたもの。
食べ進めるごとにさまざまな要素が相まって、最後のひと口まで楽しめます。
■3:希少で香り高い「エディブル・ローズ」を使用
使われているローズは、千葉県我孫子市の農園「ポレポレファーム」で育てられた、農薬・化学肥料・除草剤不使用の希少な食用バラ。
化学肥料を使わずに栽培されるポレポレファームのバラは、バラ特有のえぐみ・渋みが抑えられており、驚くほど香り高いのだそう。
ポレポレファームは「担い手不足や耕作放棄地という問題を抱える農業」と「ハンディキャップを抱える方々に多様な就労機会を提供したい福祉」の両面の課題を解決する「農福連携」の取り組みを続けており、この取り組みに共感したアン グランは、食用バラを使うことで活動を支援しているそうです!
■4:日本の美意識や価値観から生まれた美しい紙のカップ
パフェの器は、日本の美意識や価値観から発想を得たという紙の器「WASARA」のカップ。非木材である竹とバガス(さとうきびの繊維)が原料で、ビジュアルと持ちやすさを兼ね備えた有機的なフォルムが特徴です。
人の手の曲線にもとづいてつくられたという美しいデザインと、手にすっとなじむ質感。ぜひ手に取って実感してみてください。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにお店が休業している期間、シェフ パティシエの昆布智成さんが、インスタグラムで「自宅できる簡単スイーツレシピ」を公開して話題となった「アン グラン」。
自粛期間中におうちスイーツを楽しんでいた方も、久しぶりにプロがつくる美しいパフェをお買い求めに足を運んでみてはいかがでしょうか?
問い合わせ先
- UN GRAIN
- 営業時間 /11:00〜19:00
- 定休日/水曜日
- TEL:03-5778-6161
- 住所/東京都港区南青山6-8-17 プルミエビル1F
- TEXT :
- Precious.jp編集部