デイリーにはくシューズについて、重要視したいのがヒールの高さ。ぺたんこよりもスタイルがよく見えて、ハイヒールより疲れにくい…、この2点をかなえてくれるのが3.5〜6.5cm程度の中ヒール。これこそ、大人に「ちょうどいい」絶妙な高さといえるのではないでしょうか。今回はHERMÈS(エルメス)から、歩きやすくて脚がきれいに見える「中ヒール」のサンダルを2点、厳選してご紹介します。

脚が長く美しく見える!エルメスから登場した、コンフォートな「中ヒール」サンダル

HERMÈS(エルメス)のサンダル
HERMÈS(エルメス)のサンダル「アルマ」(左)、「アミカ」

今回ご紹介するのは、レザーで「H」の文字を表現した「アミカ」と、タッセルが目を引く「アルマ」。ヒールが5〜5.5cmと、絶妙な高さのサンダルたちです。それぞれの魅力を解説していきます。

■1:ふたつの「H」を組み合わせた、グラフィカルな新作「アミカ」

サンダル「アミカ」
サンダル「アミカ」¥98,000【ヒール5cm】(税抜) ※日本では写真のバイカラータイプ(白×ナチュラル・赤×オレンジ)のほか、白、黒の全4色展開。

エルメスのなかでも人気が高い、コンフォートな「中ヒール」サンダル。厚い支持を受けて、毎年春夏コレクションでは中ヒールのシューズのラインナップが充実しています。

今回まずご紹介したいのは、この春夏に初登場した新作サンダル「アミカ」。「H」の文字をふたつ組み合わせたカーフのアッパーが特徴です。ぱっと見にはメゾンの頭文字だと分からないところが上品ですよね。頭文字をグラフィカルかつモダンに昇華させたデザインです。

ボディーと同色に仕上げられた「コバ」へのこだわり

「アミカ」美しいエッシ
一分の隙もない、美しいエッジの処理

洗練されたデザインとクラフツマンシップ、機能性を融合させたデザインこそ、エルメスの真骨頂。「アミカ」も例外ではありません。アッパーのコバは職人によって丁寧に蝋止めされており、美しく同色に仕上げられています。この処理によってコバに水や汚れが入り込みにくくなっているのも特徴。緻密な手仕事が機能性につながり、ひいては見た目の美しさをうみます。

長時間履いても疲れないインソールの秘密

「アミカ」インソール_
カーフのアッパーに対して、インソールとライニングにはやわらかなゴートレザーを使用。インソールには型押しのロゴが入っています。履くうちに剥げてしまうプリントよりも嬉しいですよね。

機能性といえば、もちろん履き心地も重要なポイント。「アミカ」は5㎝の中ヒールに加えて、クッション入りのインソール。安定感があり、歩きやすさも抜群です。

そして、スタイリングがしやすいという点でも「機能的」。ベーシックな色使いですが、モダンなバイカラー。つまり、どんなボトムスにも合わせやすいカラーリングなうえ、着こなしのポイントにもなってくれるサンダルなのです。デイリーはもちろん、旅先でも活躍してくれるシューズです。

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■2:夏の足元を軽やかに彩る、白レザーの「アルマ」

サンダル「アルマ」
サンダル「アルマ」¥144,000【ヒール5.5cm】(税抜) ※日本では写真の白のほか、ゴートレザーの黒とローズも展開。

次にご紹介するのは、こちらもカーフレザーを使用した「アルマ」。トラッドな雰囲気のタッセルに、エルメスのシューズ&ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクター、ピエール・アルディがデザインした「H」のメタルパーツが輝きます。

アッパーは夏の装いに爽やかさをプラスしてくれる白いレザー。この発色のよさは、レザーの高いクオリティーとエルメスが培ってきたノウハウの賜物。オープントゥーとの組み合わせで、デニムなど濃い色のボトムも軽やかに着こなすことができます。

 

「アルマ」ヒール
「アミカ」同様、インソールとライニングには肌への当たりがやわらかなシェーブルレザーが使われています。

高さ5.5cmのスタックヒールと足を包み込むような形状のアッパーで、しっかりとした安定感。歩きやすく、疲れにくいつくりです。ぜひ旅先での街歩きにも活躍させたいですね。

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今回は、これからの季節に大活躍間違いなしのサンダルを2点ご紹介しました。歩きやすいだけでなく、幅広いスタイリングに合わせやすく、程よい高さでスタイルもバランスよくキープしてくれます。頼もしい夏のシューズとして太鼓判を押したい、私たちにぴったりな「大人の中ヒール」です。

問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

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この記事の執筆者
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PHOTO :
木村 慎
WRITING :
門前直子
EDIT :
石原あや乃