1912年の登場から、その姿をほとんど変えることなく、今もなお生誕の地アメリカのメイン州で職人の手によってつくられ続けている「ビーン・ブーツ」。雨や雪の侵入を防ぐフルグレインレザーを用いたアッパーに、防水ゴムを使用したボトム。さらに代名詞でもあるチェーンパターンのラバーソール。屈強さを持った無骨なルックスとは相反し、足入れはソフトでしなやかなフィット感。だからこそ激しい動きにも耐え、あらゆるシチュエーションに順応する、唯一無二のブーツなのだ。
「ビーン・ブーツ」を履くならこの3つ
アウトドアシーンだけでなく、普段使いとしても便利なローカット
ボートシューズを彷彿とさせるアッパーを採用したローカットモデルの「ツー・アイ・ボート・ガム・シューズ」。適度なボリューム感がカジュアルパンツとの相性抜群で、アウトドアシーンだけでなくタウンユースにも履けるデザイン性の高さが魅力だ。比較的コーディネートしやすく、ファションとして取り入れても面白い。
アウトドアやワークシーンに最適なビーン・ブーツ
シューレスの留め具に真鍮を使ったクラシカルな雰囲気と、赤いバンジーコードが足元にさりげない主張を与える「シグネチャー・キャンパス・ガムシューズ」。ヒール部分に施したレザー製のプルオン・ループで簡単に着脱が可能。程よいホールド感のくるぶし丈は、キャンプなどのお手軽なアウトドアファッションとしてコーディネートに取り入れたい。
本格的なアウトドアにおすすめ!
バックル付きのレザーストラップでフィット感が調節可能な7インチ・プリマロフト・ラウンジャー。保温性や撥水性に優れた超微細マイクロファイバー素材のプリマロフト®をボトム内側に採用し、機能性をより高めた。気温の変化が激しい環境にも順応したブーツだから、本格的なアウトドアにもおすすめだ。
抜群の安定感を生む「ビーン・ブーツ」の秘密はソールにある!
チェーン模様の凸凹としたラバー製アウトソールが、あらゆる環境に順応するグリップ力と耐久性を生む。ソールが磨り減った場合は、ボトムごと交換することが可能だ。
現代でも見劣りすることのない「ビーン・ブーツ」が、すでに1世紀以上も前から姿形を変えることなく存在するというから驚きだ。まさにこの世の芸術品と呼ぶべきブーツは買いの1足である。
※価格は全て税抜きです。
問い合わせ先
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- 島本一男(BAARL)
- STYLIST :
- 河又雅俊
- EDIT&WRITING :
- 河又雅俊