2017 年9月12日(火)から11月26 日(日)まで、上野・東京国立博物館の表慶館で、フランスの人間国宝(メートル・ダール)による海外初の展覧会「フランス人間国宝展」が開催されます。世界の王族や貴族に愛され、各国の国立美術館に収蔵されるなど、伝統技術にモダンなエッセンスを加えたフランスの人間国宝たちによる作品の数々。本展では、フランスの人間国宝の作家たちを中心に選ばれた15名の匠たちによる、珠玉の作品が展示されます。

革細工作家のセルジュ・アモルソ ©Philippe Chancel

日本の人間国宝にならって誕生した、フランス版人間国宝が「メートル・ダール」

フランスの人間国宝(メートル・ダール)は、日本の重要無形文化財保持者認定(いわゆる人間国宝)にならい、1994年にフランス文化省が策定した称号です。この称号はフランス伝統工芸の卓越した技術保持者に与えられ、昨年までに124名が認定されています。今回の「フランス人間国宝展」では、認定を受けた13名の作家と、次期認定と目される2名の作家、合計15名の作家とその作品を紹介。

そのうちのひとり、セルジュ・アモルソはバッグを中心に作品を制作してきた、フランスを代表する革細工作家。あのグレース・ケリーが愛用していたことで名高い、ケリーバッグを手がけたことでも知られる彼は、7年間もの間、エルメスの工房で特注品の制作を担当していました。2010年にフランス人間国宝(メートル・ダール)の認定を受けた彼は、さまざまな素材を使って制作した9点のバッグを展示します。

金銀細工作家のロラン・ダラスプ©Philippe Chancel

このほか、金銀細工や陶器など、15分野・15人の作家たちによる作品が展示される「フランス人間国宝展」。フランスが誇る伝統技術が用いられた珠玉の作品の数々を、ぜひこの機会にご覧になってみてくださいね。

問い合わせ先

  • フランス人間国宝展 TEL:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
    会場/東京国立博物館 表慶館
    会期/2017年9月12日(火)~2017年11月26日(日) ※開催終了
  • ※毎週月曜休館、9月18日・10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)は休館
    観覧料/(当日)一般¥1,400、大学生¥1,000、高校生¥600、中学生以下無料
    住所/東京都台東区上野公園13-9

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
2017.10.13 更新
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EDIT&WRITING :
難波寛彦