『CAMPANOLA(カンパノラ)』のコンプリケーションコレクションから、漆と金属粉を用いて、焦げた香色という意味をもつ古来色「焦香(こがれこう)」を表現した2つのモデルが登場した。「焦香」はやや赤みを帯びた茶色で、茶色の漆を使用するのは『カンパノラ』としては初となる。淡い色合いの茶色の漆を塗り重ねることで、木目を思わせる色味や風合いを表現。漆ならではの「伝統美」と複雑機構ムーブメントがもつ「機能美」を融合させたコンプリケーションは、誇り高い日本のクオリティならでは。
日本の漆を駆使した『カンパノラ』の限定モデル
グランドコンプリケーション「焦香-集」
グランドコンプリケーション「焦香-集(すだく)」は、音で時刻を知らせる「ミニッツリピーター」、月の満ち欠けを表示する「ムーンフェイズ」、2100年2月28日まで、うるう年などの月末カレンダー修正を自動で行う「パーペチュアルカレンダー」、通常計測に加えて積算計測、スプリット計測が可能な「クロノグラフ」の4大複雑機構をクオーツで実現。また、金属粉を混ぜた淡い茶色の漆を塗り重ねて磨き上げた木目のような文字盤に、マットゴールドカラーの五徳リングを組み合わせ、華やかでモダンな印象を演出。サブダイヤルに書き込まれたカレンダー表記、二重構造の五徳リングに書き込まれたタキメーターや1/4秒クロノグラフの目盛りなど、機能美にあふれたデザインに加えて、ステンレスケースには、耐傷性に優れたシチズン独自の表面硬化技術デュラテクトの中で最も硬い(2,000〜2,500Hv)デュラテクトα(アルファ)を施し、サファイアガラスと同等の硬度と貴金属のような美しい輝きが特⻑。
パーペチュアルカレンダー「焦香-移」
パーペチュアルカレンダー「焦香-移(こがれこう-うつろい)」は、2100年2月28日まで、うるう年などの月末カレンダー修正を自動で行う「パーペチュアルカレンダー」を搭載。2時位置の「未来ボタン」と4時位置の「過去ボタン」により、2000年を境にした前後100年分を自在に呼び出すことのできる独創的なパーペチュアルカレンダー機能で、カレンダー(年、月、日、曜日)と時、分、秒、24時間を8本の針で表示できる。トーンの違うブラウンを組み合わせたコントラストが美しい文字盤に、時の螺旋をイメージした200年カレンダーのスパイラル表示に合わせた年針は渦巻き星雲がモチーフになってる。
2時位置の「未来ボタン」、4時位置の「過去ボタン」により、⻄暦2000年を境に前後100年を自在に呼び出すことができ、時の流れを示すその機能性から「焦香-移(うつろい)」と名付けられている。
両モデルとも、立体的なダイヤ型押しパターンのカーフバンドをあわせることで、スポーティーな印象に仕上がっている。日本人の感性と職人によって誕生したモデルは、日本の技術力の高さを見せつけられた形だ。自慢できる1本として手に入れてみてはどうだろうか。
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- MEN'S Precious編集部
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