今や装いのみならず、人々の新しい生き方の羅針盤となった、モードブランドとしてのルイ・ヴィトン。しかしこのメゾンは、単に進化だけを追い求めているわけではない。その証拠はパリ郊外のアニエール=シュル=セーヌで1860年につくられた、美しいアトリエ「アニエール」にある。
サヴォアフェールの故郷
ルイ・ヴィトンのトランク『ビステン』
以前は創業家であるルイ・ヴィトン一家も邸宅を構えていたというそこでは、今もなお職人たちが働いており、船旅全盛期さながらのトランクをこつこつ組み立てているのだ。
ポプラ材を使った木枠、頑丈な錠前、そして軽量かつ防水性に優れたモノグラム・キャンバス……。その光景は19世紀後半から何も変わらない。トランクとはルイ・ヴィトンの魂、サヴォアフェール(匠の技)の故郷なのである。
関連記事
- まるでアート作品!ルイ・ヴィトンの新コレクション「LV クラフティ」のバッグ9選
- 夏の主役に!「ルイ・ヴィトン」のレザーコレクションで大人の余裕を醸し出す!
- ルイ・ヴィトンのスリッパやブランケットなど「リラックスグッズ」が心地良すぎる!5選
- ルイ・ヴィトンの写真立て、オルゴール…見ているだけでハッピーになれる新作インテリア小物6選
- 世界で最も贅沢で有名なトランク。ルイ・ヴィトンこそ旅を極める逸品だ!
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'S Precious2020春号より
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
- PHOTO :
- 長山一樹(S-14)