自宅で過ごす時間が長くなるにつれ、誰かと会う機会が貴重なものになっているかもしれません。せっかく会えるなら、手土産にとびきりのスイーツを持って行きませんか?
本記事では、伊勢丹新宿店食品計画担当の上野奈央さんがオススメする手土産スイーツを5つご紹介! 見た目も味も太鼓判を押されたスイーツは、贈れば絶対に喜ばれるだけでなく、自分用にも欲しくなること間違いなしです。
伊勢丹新宿店の食品計画担当者オススメ!「手土産スイーツ」5選
■1:冷やして食べる新感覚の月餅「水晶月餅 マンゴー」/円果天(えんかてん)
新宿中村屋の伊勢丹新宿店限定ブランドで、月餅専門店の「円果天(えんかてん)」。家庭円満の「円」と中国語でお茶請けを意味する「果」、天の恵みを表す「天」から名付けられ、人と人とのつながりや自然や季節を慈しむ心が込められているそう。
「円果天」による、少し変わった月餅がこちら。マンゴーの王様と呼ばれる「アルフォンソマンゴー」の果肉をたっぷり使用し、月餅の形に仕立てたゼリーです。濃厚なマンゴーソースをかけていただくマンゴー尽くしの一品。食欲が減退しがちな夏にうれしいひんやりスイーツですね。
■2:フルーツの甘味と酸味がつまった「クッキーボックス ベリーズ」/ポモロジー(POMOLOGY)
今年3月に伊勢丹新宿店にオープンしたばかりの「ポモロジー(POMOPLOGY)」は、フルーツが主役のスイーツを提案するブランドです。
イラストレーターの三宅瑠人氏による上品でかわいらしいパッケージのクッキーボックスの中には、色も形も異なる、北海道産の小麦とバターを使用したクッキーが詰められています。
「クッキーボックス ベリーズ」には、フルーツのおいしさを生かしたクランベリー、プレーン、いちごのチュイールの3種類のクッキーが。ボックスはほかに、レモン(¥1,620)、フィグ(¥1,728)があります。パッケージを見たときと缶の蓋を開けたときの2回は喜んでもらえそうですね。
「フルーツ本来の甘味と酸味を感じられるクッキーです。味や食感の違いを楽しむのもオススメですよ」(上野さん)
■3:外側はカリカリッとして中はしっとり「焼きたてフィナンシェ」/ノワ・ドゥ・ブール(noix de beurre)
毎日心を込めて丁寧に「焼きたて、つくりたて」を提供する洋菓子店「ノワ・ドゥ・ブール(noix de beurre)」。店名はフランス語で「小さなバターのかたまり」を意味し、「美味しさを生み出す原点であり続けたい」という想いが込められています。
見た目からその香ばしさが伝わるフィナンシェは、ローストしたスペイン産マルコナ種アーモンドプードルとはしばみ色に焦がした国産発酵バター、きび糖を使用したもの。高温のオーブンで短時間で焼き上げるなど、食感を出すための工夫がされています。
「外側がカリカリッとしていて中はしっとりとした絶品フィナンシェです。焼き菓子を詰め合わせられるわっぱのご用意もございます」(上野さん)
■4:さわやかなレモンづくし「瀬戸田レモンケーキ&マドレーヌセット」/アンデルセン
広島に本店を構えるベーカリーショップ「アンデルセン」より、レモン好きにプレゼントしたいのがこちら。全国有数のレモンの産地、広島県尾道市瀬戸田町で収穫された「瀬戸田
レモンケーキは、レモンピールを加えた生地をホワイトチョコレートでコーティングしたもの。マドレーヌは、しっとりとした生地が特徴です。実物を見たら自分用にも欲しくなってしまいそう。
■5:マスカットを丸ごと使った「宝掌珠」/賚果 源吉兆庵(らいか みなもときっちょうあん)
「賚果 源吉兆庵」は、岡山発の創作和菓子店「宗家 源吉兆庵」の姉妹ブランドで、伊勢丹新宿店のオリジナルブランド。果実王国と言われる岡山の高品質なフルーツを使った瑞々しい創作菓子を多数販売している「宗家 源吉兆庵」のベースはそのままに、使用する果物の産地にこだわり、よりプレミアムな和菓子を提案しています。
ご紹介する「宝掌珠」は、「果物の女王様」と称される「マスカットオブアレキサンドリア」の実を丸ごと求肥で包み、砂糖をふりかけた贅沢な一品。フレッシュな酸味と甘味を感じられる、夏の手土産にふさわしい和菓子です。
暑い日には冷蔵庫で冷やして食べるのもオススメとのこと。9月までの限定販売のため、気になる方はお早めに。
渡す相手の顔を思い浮かべながら選ぶ時間も手土産の醍醐味のひとつ。気に入ったスイーツが見つかったら、自分への手土産として購入するのも楽しそうですね。
※価格はすべて税込です。
問い合わせ先
- 伊勢丹新宿店
- 営業時間/10:00〜20:00
- TEL:03-3352-1111
- 住所/東京都新宿区新宿3-14-1
- TEXT :
- 畑菜穂子さん ライター
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- EDIT :
- 小林麻美