2020年3月、京都市街を一望する緑豊かな東山の高台に誕生した「ザ・ホテル青龍 京都清水(The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu)」。元小学校という希少価値を個性豊かに活かし、京都ならではの歴史や文化も感じることができる魅力的なホテルです。

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ホテル内には別棟レストラン「ブノワ 京都」、ルーフトップバー&レストラン・メインバー「K36」、宿泊客の朝食や軽食・喫茶利用ができる「レストラン ライブラリー ザ・ホテル青龍」と、3つの食事処がありますが、どれも京都の旬の味が堪能できるだけでなく、それぞれに違った楽しみ方ができます。

まずは、パリのビストロのエスプリと味わいをじっくり堪能できる「ブノワ 京都」からみていきましょう。

京都の旬の味を堪能!「ザ・ホテル青龍 京都清水」内のレストラン3選

■1:アラン・デュカス監修。パリをイメージしたレストラン「ブノワ 京都」で、モダンに昇華したビストロ料理に舌鼓

ホテル敷地内別棟に位置する「ブノワ京都」。建物の外観は完全に「和」ですが、内観は赤いソファがアクセントになった「洋」の空間。日仏カルチャーの絶妙な融合がお店の雰囲気からも感じ取れます。

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和洋折衷な建物と外観の内観のギャップも魅力のひとつ

パリの雰囲気をイメージしたという店内。いたるところにアンティークが飾られ、老舗ビストロの風格が顔を覗かせます。

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八坂の塔をメインに、京都ならではの景色やヘリテージ建築を楽しみながら、老舗ビストロの味を満喫できます

100年以上続く老舗ビストロで、パリで愛され続ける「ブノワ」は、世界各地でミシュランの星付きレストランを展開するデュカス・パリが監修するレストラン。

「ブノワ 京都」は、パリの3つ星「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」などで経験を積んだ、アントニー・バークルさんがエグゼクティブ シェフを務め、老舗ならではの定番メニューに加え、京野菜を使うなど、京都の四季を感じられる新しいスタイルのビストロ料理を味わうことができます。

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「アントニーシェフのおすすめ 厳選食材のフルコース」のイメージ
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取材時にいただいたのは、「前菜+メイン+デザート」のディナーの基本コース。予算や好みに応じてコースをカスタマイズすることもできるそうなので、ご希望がある方はスタッフにリクエストの相談を

ランチタイムは旬の食材を取り入れたプリフィックスタイルを、ディナータイムはプリフィックメニューに加えたアラカルトメニューを楽しむことができ、一皿からのオーダーも可能です。

フランスの伝統的なビストロ料理に旬の味わいを取り入れ、モダンに昇華させたメニューは味も見た目も絶品。

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メインディッシュの「フランス産鴨胸肉 オレンジ風味 ポテトニョッキ、枝豆」。季節の和の食材がいい味出してます!
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サヴァランは、フランスでは一般的なクラシカルなお菓子。ブランデーを惜しみなくかけて食べるのがフレンチ流

デザートのイチオシは「サヴァラン アルマニャック シャンティイ」。シロップを染み込ませた生地とホイップクリーム(シャンティイ)に、ブランデーをかけていただくパリの味。アルマニャックの芳醇な香りで大人の味に化けた甘いスイーツに身も心も酔いしれます。

京都の夜はまだまだこれから!ということで、ホテルの最上階「ケーサーティーシックス(K36)」へ向かいましょう。

■2:日が沈むと一気にロマンティックに。屋上の絶景バー「ケーサーティーシックス(K36)」で、グラスを傾けながら一日を振り返る

「ブノワ京都」と同じく、宿泊者およびビジターも利用できる「ケーサーティーシックス(K36)」。室内のメインバー「ザ バー(K36 The Bar)」と、京都の景色を一望しながら過ごせるルーフトップバー&レストラン「ルーフトップ(K36 Rooftop)」のふたつのエリアで構成されています。

洗練された空間が魅力の「ザ バー」は、日本のトップバーテンダーのひとり、西田稔氏監修のオーセンティックバー。温故知新をテーマとしたスタンダードカクテルを堪能できます。

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ゆったりとしたソファーでくつろぎながら過ごす大人の時間。お酒を片手に会話も弾みます

「ザ バー」を通り抜けた先にある「ルーフトップ」への扉を開けると、一瞬にして異世界トリップ! 眼前に広がる最高の景色に胸がいっぱいになります。

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夕暮れ時は東山に沈む夕日を、夜はライトアップされた八坂の塔の眺望を楽しめます

京都市街が一望できる360度のパノラマビューが自慢の「ルーフトップ」。春の桜から秋の紅葉まで、京都の四季の彩りを存分に体感できる絶好のロケーションです。

ロマンティックな夜景に映える華やかなカクテルはもちろん、お肉やピッツァ、パスタなどしっかりめの食事メニューもあるので、一日の〆を飾るのにふさわしいスポットです。

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旬のフルーツを使った「季節のカクテル」。取材時は桃バージョン。ジューシーなカクテルは夜のひとときにピッタリの一杯

カクテルの一番人気は「ジントニック」で、料理の一番人気は「36日熟成 骨付きリブステーキ 650g」とのこと。夜風に吹かれながら京都の夜景を肴に、いっそう特別な夜を過ごすことができます。

■3:「レストラン ライブラリー ザ・ホテル青龍」で朝食を。京の養生ブレックファストで目覚め、新しい一日の朝を迎える

ホテルステイを存分に楽しんだ次の日は、「レストラン ライブラリー ザ・ホテル青龍」へ。ホテルの味を優雅な気分で味わえる朝食タイムは、ホテルステイの特権ですよね。

メニューはアメリカン・ブレックファストと和朝食の2種類。京都の食材を使った色とりどりの朝食は、五感がフルに目覚める充実した内容です。

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からだにやさしい「目覚めの一品」から始まり、メインディッシュ、サラダやフルーツなど、選ぶのが楽しいモーニング
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取材時にいただいたのは、アメリカン・ブレックファスト。メインディッシュはホテルの朝らしいオムレツをチョイス。濃い黄味が目を引く卵は、平飼いの環境で育てられた宇治の養鶏場のものを使用

おいしい朝食を楽しんだあとは、お茶を片手にひとやすみ。テラス席でぼんやりするもよし、ゲストラウンジで景色を目に焼き付けるもよし。残された最後の時間を余すことなく堪能します。

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朝食は、ライブラリー外のテラス席で食べることも可能。自然のBGMを聞きながらの食後の一服は至高です

京都の街を一望できる抜群のロケーションにあり、名だたる名所や史跡に恵まれた「ザ・ホテル青龍 京都清水」。宿泊客以外のビジターでも利用できるレストランやバーもあるので、京都に訪れた際は、ぜひ足を伸ばしてみてください。

問い合わせ先

ザ・ホテル青龍 京都清水

TEL:075-532-1111

ブノワ 京都

TEL:075-541-0208

K36

TEL:075-541-3636

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  • 住所/京都府京都市東山区清水二丁目204-2

この記事の執筆者
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WRITING :
石川聡子