異なる素材で奥行きを作ったり、フォルムで立体感を演出したりと、改めて黒の魅力を感じるようなアイテムが豊富な2020秋冬。
夏真っ盛りな気候ではありますが、黒であればすぐにでも取り入れることができます。晩夏の今から参考にできる、セレブたちの黒コーデをチェックしてみましょう。
すっきりエレガントに! 美しい黒が引き立つセレブのコーデ3選
■1:ケイト・ボスワースは…ディテールで差のつくワンピースと小物でこなれ感演出
LAにお出かけ中の女優、ケイト・ボスワースはほんのりスパイスの効いた大人フェミニンスタイルを披露。
さらりと一枚できまる黒ワンピースは、ショルダーのリボンやバックの裾が長いテールデザインで単調に見えません。甘めなワンピースなので、プラットフォームのサンダルであえて重さを加えると今っぽいテイストミックスな装いに。
MCM(エムシーエム)のバッグは、ストイックなスクエアとメタルデザインでコーデにスパイスを加えてくれます。
ヘアスタイルはタイトにまとめつつ、後れ毛を残して抜け感を演出。ちょっとした差が、コーデのこなれ見えに貢献していますね。
■2:オリヴィア・パレルモは…定番モノトーンスタイルを素材と柄でブラッシュアップ
NYにて、夫と愛犬とのお出かけをキャッチされたソーシャライツのオリヴィア・パレルモ。異なる黒を重ねつつ柄ON柄を巧みに融合させた着こなしはさすが社交界のお洒落上級者。
秋らしさを先取りできる長袖ブラウスは、袖がシースルーになっているので暑苦しくなる心配がありません。軽やかなトップスに対して、重厚感のあるレザーのシューズがメリハリを与えています。ドット柄とスタッズがさりげなくリンクされているのがお見事!
サテンと思われる白のスカートで軽さを加えつつ、秋らしいパイソン柄の細ベルトで更なる奥行きをプラス。
■3:ジャンヌ・ダマスは…色味の異なる黒が立体コーデに貢献
現代のフレンチアイコンであるジャンヌ・ダマスは、パリジェンヌらしい気取らない女っぽさを黒で表現。
エレガントにきまる黒のセミフレアスカートに、スミクロのプリントTシャツでドレスダウン。色味の異なる黒を組み合わせることで、間延びせずに理想のメリハリが実現します。
小物は上品さを引き立てるべく、リュクスな品格漂うレザーをチョイス。脚をすらりと見せてくれるベージュのパンプスや、辛口なパイソンバッグは秋らしさを先取りするアイテムでもあります。
仕上げに真っ赤なルージュをプラスすれば、パッと華やぐパリジェンヌスタイルが完成です。
秋を先取りするために、今から着られるブラックコーディネートを楽しんでいたセレブたち。取り入れやすいカラーなので、是非明日からの参考にしてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 阿部芙美香