北海道・余市のワイナリーから、丁寧につくり上げられた新ヴィンテージのワイン2種がお目見え
小樽市から海岸沿いを北に向かった北緯43度、眼下に日本海を望み、三方を山に囲まれた北海道余市町登地区に位置するキャメルファームワイナリー。この場所は、山から海へ南北にまっすぐ貫く登川が開いた谷状の地形の土地でワイン用ブドウ栽培の適地として注目されています。
溢れる大地の恵みと、先人たちの知恵を受け継ぎ、世界的にも類をみない、ブドウの木が雪の下で冬を越す冷涼な土地から、丁寧に土から育てつくりあげる日本ならではのワインを生み出すキャメルファームワイナリーは、世界的に知られる醸造家リカルド・コタレッラ氏が栽培から醸造まで深く関わっていることでもまた話題に。
このキャメルファームワイナリーから、丁寧に手摘みで収穫、選果したブドウで造った、2019年ヴィンテージのワインが2020年9月4日(金)からリリースされます。第一弾は、ワイナリー初のロゼ スパークリングワインと、ケルナーの新ヴィンテージです。
2019年は、春から夏の晴天に恵まれ、前年より2週間早く開花を迎え、陽差しをたっぷり浴びたブドウは理想的な成熟を経て、前倒しで収穫がはじまったそう。徹底した栽培管理のもと収穫時期を見極め、人の手による丁寧な選果を行った収穫したてのブドウを使った新作ワイン。夏の名残と秋の訪れを楽しむ時間に楽しんでみてください。
■1:ウニタ ブリュット ロゼ 2019
冷涼な気候と最新技術の融合により生まれたウニタ ブリュット ロゼ 2019は、果実味が引き立つ、香り豊かなワイナリー初のロゼ スパークリングワイン。
美しく輝くピンクロゼ色の繊細な泡立ち、フレッシュなストロベリー、フランボワーズ、野イチゴ、バラの花が香り、口にふくむと赤系果実のニュアンスとともにピーチ、アプリコットのような味わいが感じられます。
さわやかな酸味と心地よい後味が残る辛口のスパークリングワインで、サーモンやタコのマリネ、生春巻き、トマト系料理など幅広いジャンルの料理に合せて、テーブルを華やかに。
■醸造家コメント
ブドウを厳密に選果し圧搾し、果汁の段階でブレンドしていく過程でレンベルガーを適度に加え、美しいロゼ色に。その後シャルマタンクにて厳選された酵母を使用して約6ヶ月間醗酵。シャルマ製法ならではのフレッシュで果実味の引き立つ、香り豊かなスパークリングワインに仕上げました。
■2:ケルナー 2019
キャメルファームワイナリーの代表的な品種ケルナー100%の新ヴィンテージ「ケルナー2019」は、グリーンがかったペールイエローに輝き、フレッシュでクリア、豊かな果実味を予感させる仕上がり。
2019年ヴィンテージの特徴を生かし、ケルナーのポテンシャルを最大限に引き出した、フレッシュさとボディを兼ね備えた辛口の白ワインです。
グレープフルーツなどの柑橘系果実と、花梨や白桃のような豊かな香りに、白い花やハーブのような心地よい華やかさも感じられます。
2年目となるこのワインは、ケルナーらしい厚みのある果実味、冷涼な余市ならではの滑らかな酸とミネラル感、ふくよかで余韻も楽しめる調和のとれた1本。ボンゴレビアンコ、シーフード全般、鶏肉料理と好相性。
■醸造家コメント
2019年は天候に恵まれ、フレッシュさとボディを兼ね備えています。香りを引き立たせるために厳密な温度コントロールをし、定期的にオリとバトナージュを行うことでケルナーの可能性を最大限に引き出したワインです。
カルディコーヒーファーム、カルディコーヒーファームオンラインストア及び百貨店、専門店、業務酒販店にて販売予定です。
第二弾は11月に、瓶内二次発酵のヴィンテージスパークリングワイン、厳選したブドウのみを用い樽熟成したワイン(赤/白)、スパークリングワインの2019年ヴィンテージと「ピノ・ノワール プライベートリザーブ2018」の発売を予定しているというので、そちらもお見逃しなく!
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- Precious.jp編集部