清潔感があり、こなれて見えると40代女性から絶大なる人気を誇る「ボブ」ですが、スタイリングがマンネリしがちなのが、唯一のデメリット。そんなときは、ぜひおしゃれセレブをお手本に、毛先を外ハネにスタイリングしてみてほしいのです。

今回は、「外ハネボブ」の利点を解説しながら、カーリー・クロス、ルーシー・ボイントン2名の「外ハネボブ」をご紹介したいと思います。

実はメリットだらけの「外ハネボブ 」!

おしゃれセレブにも人気の「外ハネボブ」。まずは、「外ハネボブ」がもたらすメリットについて解説していきたいと思います。

■メリット1:リフトアップ効果が得られる

毛先が外ハネ(=上向き)であることで、フェイスラインや口角などもキュッと上向きに見えます。

■メリット2:抜群の小顔効果あり

毛先を外ハネにすると、必然的にくびれが生まれます。くびれによって顔がキュッと引き締まり、小顔効果も得られるのです。

■メリット3:女性らしい華やぎが出る

毛先のハネ感が柔らかさを醸し出し、ストレートよりも断然女性らしい印象に。動きがあることで、華やかさもアップ。

■メリット4:スタイリングがラク

もともとボブは、長さ的にとてもハネやすいスタイルです。外国人と比べて、硬くて太い日本人の髪は、よりその傾向が強まります。

ハネた髪をストレートにブローするのではなく、そのまま外ハネスタイルを楽しめば、スタイリング時間の短縮にも。

おしゃれセレブが実証!かんたん「外ハネボブ」なら若見え小顔が実現

■1:ナタリー・ポートマンは…肩にかかる長めボブをラフに外ハネして若見え

シンプルな黒トップスも、柔らかさのある「外ハネボブ」と合わせることで抜け感アップ。
シンプルな黒トップスも、柔らかさのある「外ハネボブ」と合わせることで抜け感アップ。

ここ数年、ボブヘアが定番になっているナタリー・ポートマン。シンプルなボブで、端正で女性らしい顔立ちが際立っています。

肩にかかるやや長めのボブをラフな外ハネに。縦ラインが強調される長めボブは、そのまま下ろしてしまうと、やや老けて見える可能性があります。

ナタリーのように、毛先を外ハネにするだけで、若々しくフレッシュな印象に早変わり!

ナタリーの外ハネスタイルは、髪を乾かす時に、髪の外側から手ぐしを入れて外ハネにスタイリングを。その後、ヘアミルクを少量なじませればOKです。

■2:ルーシー・ボイントンは…あごラインのボブを軽く外に向けてこなれた感アップ

ブロンドの「外ハネボブ」とゴールドの花があしらわれたシースルートップスが好相性。
ブロンドの「外ハネボブ」とゴールドの花があしらわれたシースルートップスが好相性。

『ボヘミアン・ラプソディ』での共演がきっかけで交際をスタートさせたラミ・マレックとも順調なルーシー・ボイントン。ロングヘアからボブにシフトしてグッと垢抜けた印象に。

前髪なしのあごラインのボブは、モードな印象に偏りがちですが、毛先を軽く外ハネにするだけで、柔らかさが加わりグッとこなれた印象に。

ルーシーの外ハネスタイルも、髪を乾かす時に、髪の外側から手ぐしを入れて外ハネに。外ハネ感が足りない場合は、アイロンで軽く外巻きにして、ヘアオイルを少量なじませて。

左右対象にハネさせると、抜け感がダウンします。ラフさを残すのがこなれた感の鍵に。


以上、おしゃれセレブ2名の「外ハネボブ」のご紹介でした。

ストンとストレートに下ろしたシンプルなボブも素敵ですが、たまには毛先を外ハネにして、ご自身でも若見え効果を堪能してみてはいかがでしょうか?

この記事の執筆者
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Getty Images
EDIT&WRITING :
新田晃与