大好評!人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの連載です。シミやくすみ、たるみなど…、大人の女性を悩ませるエイジングサインを、長井さんの経験と知識、独自のテクニックをフルに生かし、メイクだけでお悩みをスッキリ解決。大人の肌や骨格の悩みをなかったことに…!
第60回目は、目頭下に現れるゴルゴラインのカバーテクニック。疲れ顔の原因となるゴルゴ線は、コンシーラーでのカバーに加えて、涙袋メイクを施すことで驚くほどに目立たなくなります。
ゴルゴラインはコンシーラーと涙袋メイクのダブルでカバーするのが正解です!
【セルフメイク→長井メイク】
エステティシャンとしてサロンを経営する野邊さん。接客業ということで、身だしなみには人一倍気を付けているそうで、定期的にデパートを訪れ、B.Aさんから直接情報収集を行うことも。
「メイクでいちばん大切にしているのは清潔感です。あとは古く見えないように、定期的に製品やメイクトレンドの情報をアップデートするようにしています」
「ここ数年、目頭下に現れるゴルゴ線に悩まされています。ファンデーションだけではス透けてしまうのに、カバー力のあるコンシーラーを使うと、厚塗り感が出てしまい、うまくカバーできません…」
■A.「保湿効果の高いリキッドタイプのコンシーラーと涙袋メイクのダブルで、ゴルゴラインはなかったことに!」(長井さん)
「ゴルゴラインはシワではなく、肌の弾力低下や筋肉のたるみによって現れる、目頭下から斜めに伸びるラインのことです。ゴルゴ線が濃くなると、実年齢よりも老けて見えたり、疲れて見えたりすることが多いので、しっかりカバーしたいですよね。
とはいえ、乾燥しやすい目の下に、カバー力のある固形タイプのコンシーラーを使用することはおすすめしません。マットに仕上がり、厚ぼったい印象になってしまい、美しい仕上がりとかけ離れてしまうからです。
おすすめしたいのは、みずみずしいテクスチャーで保湿効果があり、ハイライト効果のあるコンシーラーです。
イチオシは『ルナソル』のグロウイングトリートメントリクイド。美容液のようなテクスチャーで、パールが入っているので光を味方につけて、影を飛ばすことができるんです。
コンシーラーでカバーすると同時に、涙袋にボリュームを出すメイクを施すことも重要です。
ペンシルタイプのパールベージュのアイシャドウ、『シスレー』のフィト アイ ツイスト 9を涙袋にのせて、涙袋をふっくら見せると、よりゴルゴラインが目立たなくなりますよ」
【ゴルゴラインをカバーするアイテム】
【ゴルゴラインをカバーするプロセス】
1. 目頭下にコンシーラーを
コンシーラー(ルナソル)をチップにとり、目頭下に3本線を引きます。その後、スポンジでしっかりと叩き込み、コンシーラーをなじませます。
2.涙袋にアイシャドウをオン
パールベージュのペンシルタイプのアイシャドウ(シスレー)を涙袋の上にスッと引いて、涙袋にボリューム感を出します。
【ゴルゴラインが目立たない若々しい目元が完成!】
※掲載した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- カネボウ化粧品 TEL:0120-518-520
- シスレージャパン TEL:03-5771-6217
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 永谷知也(will creative)
- HAIR MAKE :
- 長井かおり
- EDIT&WRITING :
- 新田晃与