2017年4月に開業した、東京・銀座エリア最大の商業施設・GINZA SIX(銀座シックス)。開業から約半年が経つ今もなお、連日多くのゲストが訪れては、天井も高くゆったりとした非日常空間でのショッピングを楽しんでいます。
そんなGINZA SIXで今ひときわ注目を浴びているのが、地下2階を中心としたフーズエリアで販売されているハイクオリティーなスイーツたち。見た目の華やかさと幅広い世代に愛されるおいしさ、たしかな食材を使った安心感を兼ね備えたデザートが豊富とあって、大人の女性が手土産を用意するときに、おすすめしたいものがあります。
初めて訪問する取引先や、友人宅へ招かれたときの手土産選びって、なかなか難しいもの。好みが分かれるものであってはいけませんし、味はもちろん見た目の美しさもおそろかにはできませんよね。
というわけで、手土産はもちろん大切な人へのギフトにも最適な、GINZA SIXで人気の高いスイーツを8点ご紹介します。合わせて訪問時、現地で(自分用ギフトとして!)ぜひ食べていただきたい、イート・インの名皿も4点ご紹介します。
■1:「マーロウ」葉山ボーロ・バニラ(6個入り)
小麦粉は使わず、アーモンド粉で作る自家製フィナンシェ「葉山ボーロ・バニラ」。小麦粉に含まれるグルテンを控える注目の食事法・グルテンフリーの製品です。
原料はこのほか、植物性飼料で育った鶏の生んだ食菜卵、粉糖、北海道特選バター、そして本物のバニラビーンズ。厳選した食材だけを使ったシンプルな製法が、安心とおいしさを提供します。
銀座という土地柄、ビジネスでの手みやげにと購入される方も多いそう。「常温で2週間お日もちしますし、個包装になっているので手土産にちょうどいいと人気です。アーモンドのどっしりした味わいがあり、甘さも控えめ。甘いものが得意ではない男性にもおすすめです」(GINZA SIX店店長・中里さん)。
「マーロウ」のモチーフ、探偵小説のフィリップ・マーロウがデザインされた白い箱がスペシャル感を演出。お相手を選ばない、手みやげの新定番です。
■2:「マーロウ」北海道フレッシュクリームプリン
ビーカー入り手づくり焼きプリンで有名な葉山にある「マーロウ」の都内初となる常設店舗・GINZA SIX店の一番人気メニューが、この北海道フレッシュクリームプリン。
「マーロウ」のプリンは、ゲル化剤や糊料を使わずオーブンで焼いて卵の力だけで固めた、昔ながらの製法が自慢。原料にもひとつひとつこだわった、からだに優しい一品です。中でも北海道フレッシュクリームプリンは、特選生クリームをたっぷり使った濃厚さが魅力です。
「濃厚さとなめらかな口どけで、男女問わずさまざまなお客様にお買い上げいただいています。容器のビーカー自体もオーブンやレンジにお使いいただける耐熱ガラス製で、食べ終わったあとにキッチンツールとして再利用できると喜ばれます。都内初の常設店舗ということで、これまでは神奈川県内の店舗まで足を伸ばしてくださっていた都内からのお客様に『近くなってよかった。また来ますね』と、うれしいお声もいただいています」(GINZA SIX店店長・中里さん)。
食べたあとまで楽しめる人気スイーツ、ホームパーティーの手土産として、自分へのちょっとしたご褒美として、連れて帰ってみてはいかがでしょう?
■3:「ELLE café」グルテンフリーカヌレ
「HEALTH&BEAUTY~食から美しく~」がコンセプトのELLE caféが誇る、健康志向の多彩な商品ラインナップにあって、今注目を集めているのが、2017年4月に新たに登場したグルテンフリーカヌレです。
キャメロン・ディアスをはじめ多くのセレブリティを顧客に持つニューヨークの人気店「カヌレbyセリーヌ」がプロデュースしたこの商品。良質でナチュラルな原材料を使用し、フランスの伝統菓子であるカヌレを米粉ベースのグルテンフリーに仕上げています。米粉を使ったカヌレは、彼女のレシピで世界初。
9個入りボックスなら、定番のバニラやセサミはもちろん、ビーツや炭、甘酒、抹茶などスーパーフードやビューティフードが入った全9種が一度に楽しめます。
「カヌレbyセリーヌがプロデュースしたELLE caféグルテンフリーカヌレは、彼女のレシピでも初めて“米粉”をベースに使った商品となっています。9個入りのギフトセットはとくに女性のお客様からの反響が大きく、お土産や差し入れ、プレゼントとしてお求めになる方も多くいらっしゃいます」(ELLE café)。
「いろんな味を一度に楽しみたい!」というわがままを叶えてくれる、女性に贈りたいギフトセットです。
■4:「ELLE café」グルテンフリークッキー
「HEALTH&BEAUTY~食から美しく~」がコンセプトのELLE caféでは、世界中のセレブリティが実践する小麦や大麦に含まれるグルテンという成分を摂取しない健康・美容法“グルテンフリー”を取り入れた商品を発見。
グルテンフリークッキーはオーガニックの米粉がベースで、血糖値を急激に上げるとされる白砂糖は一切使用していません。独特の風味を感じやすい米粉ですが、ELLE caféのクッキーはグルテンフリーとは気づかないほどの味わい。
アールグレイやピスタチオなど定番のフレーバーに加えて、ビーツや炭バニラといった変わり種もラインナップ。「様々なフレーバーをご用意しており、ご自宅用やギフトなど、幅広いシーンにおすすめしています」(ELLE café)というバラエティーの豊かさも、人気の秘密。
グルテンの過剰摂取は、腸に負担をかけるともいわれています。おいしいスイーツで、手軽に体を気づかえたら嬉しいですね。自分へのご褒美にもいいですし、大切な方へのプチギフトにも、選んで安心の一品です。
■5:「南風農菓舎」スイートポテト・アラモード
東京・銀座に初登場した日本本土の最南端・大隅半島生まれのスイーツが「南風農菓舎(みなみかぜのうかしゃ)」のスイートポテト・アラモード。大隅半島は唐芋(さつま芋)の一大産地。自社農園の南風農場で栽培する150品種の唐芋を使い、オリジナルデザートを創作しています。
スイートポテト・アラモードはフランスから招いたMOF(国家認定最高職人)のパティシエによって生み出されたスイートポテトで、ベリー系の爽やかな香り漂う紫芋のショコラベリー、バニラ風味の黄金芋のアーモンドキャラメル、柑橘の香りが漂う紅芋のオレンジコアントローの3種類。紫、黄金色、オレンジと、唐芋=“カラー芋”の持つ色の違いを生かし、見た目にも楽しいメニューです。
「ポテト部分は甘すぎず、ソースの風味でパイも含めて3種類の味が楽しめる」「見た目が美しく、宝石のよう。手土産としても見栄えがするので喜ばれる」など、舌の肥えた東京・銀座のお客様からも人気です。
銀座出店のために昨年春に設立された「南風農菓舎」(地元での愛称は「デザートハウス」)。GINZA SIX店では、大隅半島の風景写真を掲示。「大隅半島の雄大な自然をめぐる季節の息吹を感じていただく場所でありたい」という店舗コンセプトも素敵。銀座を吹き抜ける大隅半島の風を感じに、足を運んでみたいスポットです。
■6:南風農菓舎「オースミ・レーヌ マンダリン」
日本本土の最南端・大隅半島に本店を構える南風農菓舎。自社農園で無農薬栽培するフルーツ、ハーブなどを素材にしたオリジナルデザートも、話題を集めていました。
「オースミ・レーヌ マンダリン」は、大隅半島の誇るボンタンと辺塚ダイダイのふたつのマンダリン(柑橘)が融合して生まれたフランスガトー。フランスから招いたMOF(国家認定最高職人)の手により伝統技法で抽出された果汁と、クレオパトラも愛したとされるハーブ「ローゼル」のシロップがしっとりと染み渡った、香り高いデザートに仕上がっています。
「思ったよりケーキの生地が軽く、シロップの味もさっぱり甘酸っぱくて食べやすい」「自然の果実の酸味が絶妙。大きさも食べきりサイズでありがたい」など、上質を知るGINZA SIX店のお客様からも大人気。こうしたお客様の感想は、毎日スタッフ全員から日報として本社に上がっており、お客様の意見をもとに日々鍛錬を続ける誠実なものづくりの姿勢もうかがえます。
その名「オースミ・レーヌ」(大隅・王妃)が醸し出す気品の高さから、お土産にもぴったりの本品。GINZA SIX店では「大隅半島の雄大な自然をめぐる、季節の息吹を感じていただく場所でありたい」と店をPRしています。
■7:「PHILIPPE CONTICINI」ル・フィナンシェ・ボルディエ
フランスのデザート業界とガストロノミー業界の巨匠フィリップ・コンティチーニ初のブティック&カフェとしてGINZA SIXに登場したこちら。ブティックには焼き菓子から生ケーキまで並びますが、贈答用としても人気が高いのは「切り分けて食べる、香り高い大きなフィナンシェ」、ル・フィナンシェ・ボルディエです。
フィナンシェ(financier)とは、フランス語で「金融家」や「お金持ち」という意味。焼菓子のフィナンシェといえば、手のひらに収まる小さなサイズが一般的ですが、こちらはそんなイメージを一変させる、金の延べ棒のようにずっしりと大きいフィナンシェです。
香り高いボルディエのバターをぎゅっと練り込み、こんがりと焼き上げた贅沢な一品。サクッとした食感の後には、やさしい甘さとしっとりとしたバターの香りが口いっぱいに広がります。お土産として持ち帰れば、家族や友人同士で切り分けて楽しみながら会話も弾む、そんな一品です。
■8:「パティスリー パブロフ」ショコラフランボワーズ
一度味わったら、その名前を聞くだけで口の中にふわっと甘い香りが広がる――有名な“パブロフの犬”のエピソードにインスパイアされた店名を持つ横浜元町の名店「パティスリー パブロフ」では、フルーツやナッツ、チョコレートやクリームで彩ったパウンドケーキを提供。贅沢で華やかな“食べる人を幸せにするケーキ”を提供しています。
そんな同店の商品の中でも、GINZA SIX店でしか手に入らない商品がショコラフランボワーズ。なめらかで濃厚なチョコレート生地に、フレッシュなフランボワーズがぎっしり。チョコレートクリームとのバランスも絶妙な、上品な味わいのパウンドケーキです。
見た目もシックでおしゃれとあって、「女性はもちろん、男性のお客様が奥様や彼女様へのプレゼント、お誕生日用にお求めになることも多いです。お客様からは、『生のフランボワーズをここまで使用しているケーキはなかなかない!』『自分へのご褒美に買いたい!』といったお声をいただいております」(GINZA SIX店店長・大友さん)と、お客様にも好評。
自分へのご褒美や特別な日の彩りに、ちょっとよそゆき気分で購入したいGINZA SIXならではの一品です。
以上、どんな相手にも喜ばれ、センスを感じさせる素敵な手土産の数々はいかがでしたでしょうか? GINZA SIXなら、納得の手土産に出会えることがおわかりいただけたかと思います。
また、そんなお買い物の途中で「自分用」として食べていただきたい絶品「イート・イン・スイーツ」を4点、合わせてご紹介します。
■9:「ELLE café」スムージーボンボン
「HEALTH&BEAUTY~食から美しく~」がコンセプトのELLE caféでは、旬のフルーツとヘルシーな豆乳ホイップを使用した乳製品不使用のヴィーガンスイーツ「スムージーボンボン」が、ヘルシー志向の女性の間で人気沸騰中!
旬のフルーツを使った「ストロベリーボンボン」「プレミアムメロンボンボン」に加え、7月1日からは期間限定で「ピーチボンボン」も登場。国産白桃を贅沢に半個以上使用し、ヘルシーな豆乳ホイップと自家製ピーチマリネをトッピング。
「旬のフルーツのおいしさを楽しんでいただけるよう、素材を厳選して毎日数量限定でご提供しています。また、見た目の華やかさも意識しています」(ELLE café)という言葉のとおり、思わずテンションが上がってしまうかわいいビジュアルは、自分へのご褒美にもぴったり。
店舗には1~2時間待ちの列ができることもあり、インスタグラムに投稿するお客様も多いとか。乳製品不使用なのにボリューム満点と、女性にとってうれしいことづくめのスムージーボンボン。旬を味わいに、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■10:「The Pie Hole Los Angeles GINZA SIX店」マムズアップルクランブル
アメリカ西海岸にある人気No.1カフェ「The Pie Hole Los Angeles」の味が日本で楽しめる、と注目のお店。オーガニックコーヒーと秘伝のパイレシピが、ハリウッドスターをも魅了してきました。
GINZA SIX店でもスイーツパイ7種、ちょっとしたお食事にもなるセイボリーパイ9種を提供。「主に30~40代の女性のお客様が、お買い物途中のご休憩などで来店されます。テイクアウトでは30代以上の男性のご利用も多いです」(同店スタッフ)と、幅広い層に愛されています。
中でも特に人気のスイーツパイが、創業者のママ秘伝レシピ・マムズアップルクランブル。上段はザクザクとした食感も楽しいバター風味のクランブル。下段は、シナモン香るざく切りりんごで、甘すぎないりんごのジューシーな味わいがクセになりそう。なんと「お客様の9割がマムズアップルクランブルを注文されます」(同店スタッフ)というほどの、間違いのない定番の一品なんです。
「イート・インでパイを召し上がっていただいた帰りに『おいしかったので、買って帰ろう』とテイクアウトでもご購入していただいたり、『全部食べて見たくて』と、毎回違う商品を購入してくださる方もいらっしゃいます」(同店スタッフ)。銀座でお買い物を楽しむお客様の、憩いの場になっている様子でした。
■11:「PHILIPPE CONTICINI」クイニータタン
「デザートとガストロノミー(分子美食学)の境界を消し去った」といわれるフランスの巨匠・フィリップ・コンティチーニ初のブティック&カフェ。カフェカウンターでは、目の前で仕上げるおしゃれなデセールを楽しむことができます。
カフェで人気の「クイニータタン」はその名のとおり、サクサク生地の「クイニーアマン」と甘く煮たりんごが風味豊かな「タルトタタン」を融合させた新感覚スイーツ。バー仕様のちょっぴりよそゆき顔のデセールです。
キャラメリゼしてカリッと仕上げたブリオッシュ生地の内側には、やわらかく煮て酸味が生きたリンゴのタタンとキャラメルアイス。仕上げには綿あめの雲を乗せ、キラキラと輝くコロンとしたクイニータタンに華を添えます。
20~40代を中心に幅広い世代に支持され、リピーターも多いという一品。いつもよりおめかしした日に注文してみたくなるスイーツです。
■12:「カフェ・ユーロップ」銀座珈琲ゼリー
1920年、カフェ文化花ざかりだった当時の東京・銀座エリアで「最もコーヒーのうまい店」と言われた「カフェ・ユーロップ」が100年ぶりに銀座の地に復活しました。店内のイートインスペースでは、ハンドドリップで淹れたコーヒーとともにスイーツを味わい、現代の“銀ブラ”を楽しむことができます。
イート・インで人気が高いのが、このお店のためにつくられた銀座珈琲ゼリー。「カフェ・ユーロップブレンド」を監修したコーヒーハンターの川島良彰氏が焙煎度合や抽出レシピまでこだわったコーヒーを使用して誕生しました。ツルンとした食感と、控えめな甘さがこれからの季節にもぴったり。
香ばしいコーヒーの香りとちょっぴり大人の味のコーヒーゼリーを一緒に味わえば、気分はまるで100年前の銀座にタイムスリップした感覚に。一味違う銀ブラを楽しみたい方におすすめです。
銀座ならではのセンスあふれるスイーツを味わいに、注目のスポット・GINZA SIXに繰り出してみるのも素敵ですね。
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問い合わせ先
- マーロウ TEL:03-6264-5512
- ELLE café TEL:03-6274-6214
- 南風農菓舎・デザートハウス TEL:03-6280-6509
- PHILIPPE CONTICINI TEL:03-3289-4011
- パティスリー パブロフ TEL:03-3289-7155
- The Pie Hole Los Angeles TEL:03-6264-6545
- カフェ・ユーロップ TEL:03-3289-4021
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 酒寄美智子