スキンケアを始めたころから、なかなかアップデートされないのがお手入れ法。しっかりスキンケアをしているのに、なかなか肌がきれいにならない…という場合、もしかしたら「落とし穴」にハマっているかもしれません。間違ったお手入れをしていると老化を進めてしまうので、今すぐチェックを!
今回は、「肌断食、ゴマージュ、UVカット」の落とし穴をご紹介します。
お話をうかがったのは…
■落とし穴1:週末は、断食をしている
【正解は…】皮脂量が足りない大人世代はNG! 老け度が加速してしまいます(友利先生)
「肌のバリア機能の一端を担っている自分の皮脂。30代半ばから皮脂の分泌量は減っていきます。その足りない皮脂分を補うのがスキンケアの役割でもあります。そのスキンケアをまったくしないと、肌にとって大きなダメージに」(友利先生)
という意見のほか、「肌は日々、さまざまな影響に晒されていて、ダメージを負っています。これらのダメージを修復するのに日々のスキンケアは欠かせません」(瀨戸山さん)との意見もあり、毎日継続が美肌の鍵に。
■落とし穴2:大人の肌にゴマージュは必要ない
【正解は…】肌の代謝を促すために必要! 月に1回は行って(友利先生)
「肌への摩擦はご法度ですが、年齢とともにターンオーバーが遅くなるので、代謝を上げるため、角質ケアは大人肌にも必要です。
最近では、昔のゴマージュやスクラブとは違う刺激の強くない、大人肌でも使いやすい、優しいタイプが出てきているので、そういったものを用い、月に1度を目安に取り入れてみてください。
ただ全顔行うのではなく、ごわつきやザラつきの気になる部分だけ、穏やかに行って」(友利先生)。あとから使うスキンケアの浸透を助ける効果も。
■落とし穴3:部屋から出ないときは、UVカットは塗らない
【正解は…】波長の長いUV-Aは窓ガラスを通すので、PA値のあるものを塗って(ポーラ 山川さん)
「老化の大きな要因といわれている紫外線ですが、紫外線のなかでも肌の奥まで到達するUV-Aは窓ガラスを通り、肌に影響を及ぼします。
そのため、室内にいるからといって安心はできないのです。室内にいるときは、特にUV-AをカットするPA値が++程度あるものを選ぶのが鉄則」(山川さん)
紫外線のうち、95%を占めるといわれているUV-A。シワやたるみを防ぐべく、しっかり予防しておきたいところです。
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