月9ドラマ『SUITS/スーツ2』もいよいよ佳境!鈴木保奈美さんのファッション&ジュエリーにも注目
現在放送中の織田裕二さん主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ2』。人気の海外ドラマシリーズ『SUITS』を舞台を日本に置き換えてリメイクした作品で、弁護士バディの活躍を描いたリーガルドラマの続編です。先週、全15回であることが明らかになり、残すところあとわずかとなりました。
織田さんが演じるのは、勝つためなら手段は選ばない敏腕弁護士・甲斐正午。甲斐とバディを組むのは、中島裕翔さん(Hey! Say! JUMP)演じる完全記憶能力を持つ無資格のアソシエイト弁護士・鈴木大輔。
甲斐&大輔のバディをはじめとした登場人物のテンポのよい会話劇やスカッとするストーリー展開が人気ですが、女性キャスト陣による美しいオフィスファッションにも注目が集まっています。
中でも本記事では、鈴木保奈美さんが演じる「幸村・上杉法律事務所」の代表・幸村チカの美しく華やかなオフィスコーデに注目。毎話話題になるほどの洗練されたコーディネート術、ぜひチェックしたいですよね。
後半戦に入り、毎回豪華ゲストが出演していることでも話題の『SUITS/スーツ2』。まずは、12話のあらすじをおさらいしてみましょう。
甲斐と蟹江の無言の絆に涙!第12話ふり返り
幸村・上杉法律事務所のお家騒動は、他ファームだけでなく、クライアントの間でも広く知れ渡っていました。不安視するクライアントの中には、幸村・上杉法律事務所との顧問契約を見直そうとする動きが。
動画配信サービスを手掛ける「ネットフィルム」の社長・五十嵐数馬(粗品さん)は甲斐に、進めていた株式公開と顧問契約の両方を再考したいと言い出します。
一方、蟹江(小手伸也さん)も、チカから「ステラ証券」が契約を打ち切るという情報を打ち明けられます。アソシエイトの八木田(坂口涼太郎さん)の作成した契約書にミスがあったのだと考えた蟹江は、明日までに契約書を作りなおせ、と命じます。その後契約を切られてしまうと、蟹江は八木田をクビにすると言います。
大輔は元同僚の松井圭介(間宮祥太朗さん)から、彼が所属している「ブラットン法律事務所」に来ないか、と持ち掛けられます。その際、大輔は「ブラットン」が他のアソシエイトも引き抜こうとしていることを知ることに。
「ブラットン」は、コースタル・モーターズの一件で、甲斐に和解を勧めた弁護士・副島(清水ミチコさん)がいるファームでした。甲斐やチカは、副島の背後に上杉(吉田鋼太郎さん)がいると感じ、「ブラットン」へ乗り込みます。
ブラットンに引き抜かれるアソシエイトが全員蟹江のお気に入りだったことから、引き抜きには蟹江が裏で絡んでいるとにらんだ甲斐は、蟹江に抗議に行きます。
他にも、蟹江が上杉に投票したことなど、数々の件が積み重なって、甲斐は蟹江を信頼できなくなっていました。
「君と俺は、終わりだ」と告げる甲斐。
ショックを受けた蟹江は、チカに「転職したい」と申し出ます。「あなたには辞めてほしくない」とチカは引き留めて説得しますが、蟹江は首を縦には振らず、部屋をあとにします。
甲斐は、副島が顧問を務める映画会社「TOHTO CINEMA」にネットフィルムを買収させようとしていると考え、五十嵐を追求します。五十嵐は否定せず、経営陣はそのままであることを条件にしていると話します。契約書を確認しても、問題はない様子。
ですが、その後大輔の調べで、TOHTO CINEMAはネットフィルムの配信プラットフォームを盗むことだけが目的だとわかります。
甲斐は副島と会い、五十嵐が甲斐のアドバイスどおり株式公開すること、そして甲斐の新たなクライアントであるTOHTO CINEMAと業務提携をすることを告げます。こうして、甲斐はクライアントの流出を防ぎ、新たなクライアントまで獲得したのでした。
大輔は、蟹江によってクビにされた八木田の隠れた実力をアピールして、松井にブラットンに入れてほしいと頼み、八木田の転職先も無事決まることに。
甲斐はチカに「ファームに私の名前を入れてほしい」と提案するも、断られます。「名選手が名監督とは限らない」と、人の上に立つ者としての甲斐の資質を問うチカ。
甲斐は外へ行き、荷物を持って去ろうとしていた蟹江の前に立ちふさがります。蟹江がチカに提出したはずの退所届をみせて、彼の荷物に放り込み、何も言わずその荷物を持って歩きだす甲斐。蟹江もそのあとをついていくのでした。
スタイリスト・犬走比佐乃さんが手がけた、幸村チカを演じる鈴木保奈美さんの第12話コーディネート4パターンをご紹介
毎回好評の、幸村チカ(鈴木保奈美さん)のファッション&ジュエリーチェック。ラグジュアリーマガジン『Precious』で人気のスタイリスト・犬走比佐乃さんが手がける鈴木保奈美さんの着こなしをご紹介します。
今回は、第12話放送分の4スタイルをチェックしてまいりましょう。
■1:部下を元気づける明るく大胆なフラワープリントのブラウス
大胆な色使いのフローラルプリントブラウスがインパクト大のこちらのコーデ。蟹江とのシーンはこのようなビビッドなカラーの衣装を着ていることが多いチカですが、蟹江が上杉に裏切られたショックから早く立ち直るようにとハッパをかけるシーンで着用していました。
まさに、人を元気づけるような強い力を持った、唯一無二の存在感を放つブラウスコーデですね。
■ブラウス:J&M デヴィットソン「フローラルプリント ギャザースリーブトップ」
■スカート:キートン
■ジュエリー:ピアジェ
■2:温かみのある同系色で合わせた落ち着きある秋コーデ
ブラウンのブラウスは、スタイリスト私物のブルネロ クチネリのもの。光沢のある落ち着いたオレンジのタイトスカートと同系色で合わせる、上級者テクはさすが。季節感のある色味でまとめた落ち着いた装いです。ブシュロンのネックレスがきいていますね。
■ブラウス・スカート:スタイリスト私物
■ジュエリー:ブシュロン
■3:真っ白なワンピースにコートを羽織り、敵意を隠して
真っ白な膝下丈のワンピースは、スタイリスト私物のジル サンダーのもの。アクリスのコートを肩にかけ、颯爽と登場です。
幸村・上杉法律事務所から優秀な人材の引き抜きをはかるブラットン法律事務所に、甲斐と共に乗り込んだチカ。敵のやり口に怒り心頭のはずですが、そんな胸の内は少しも見せない、さわやかで凛としたいでたちでした。
耳元を飾るのは、いつものティファニーのピアス「ハードウェア ダブルロングリンク」。
■ワンピース:スタイリスト私物
■コート:アクリス
■ジュエリー:ティファニー
■バッグ:サンローラン
■4:優しい色味とフワリとした袖が目を引く個性的なブラウスで部下を説得
肩から手首にかけてのフワリとした独特のラインが特徴的なブラウスは、スタイリスト私物のジャンバティスタ ヴァリのもの。いつもより優しい色味が、蟹江の実力を信頼しているチカの真摯な気持ちを表現しているよう。
■ブラウス:スタイリスト私物
■スカート:アクリス
■ジュエリー:ピアジェ
真琴が大物弁護士の父親と法廷で対決!? 第13話あらすじを先取り
幸村・上杉法律事務所では、ここ数週間のうちに8人のパートナーや6人のアソシエイト、11人のパラリーガルが辞めるという危機的状況に追い込まれていました。
一方、大輔(中島裕翔さん)は、甲斐(織田裕二さん)が雇った元検事の藤嶋(上白石萌音さん)に、入所していきなり個室を与えられたことが納得できずにいます。
ある日、甲斐を呼び出したチカ(鈴木保奈美さん)は、女性社員の昇進差別訴訟を引き継ぐことにしたと告げます。相手は、経協連の理事長を6年務め、内閣府の男女参画委員会の理事にも就任した財界の大物・蓮見昭雄(伊東四朗さん)が会長を務める「フォルサム食品」でした。
同じころ、真琴(新木優子さん)は父親の聖澤敬一郎(竹中直人さん)とランチをともにしていました。そこで真琴は、高得点を獲得したロースクール統一プレテストの成績通知書を敬一郎に見せようとします。でもその矢先、敬一郎から先に東大ロースクールの話を切り出されてしまいます。
「自分の力に見切りをつけることも、社会人に必要なスキルだ」と敬一郎。そんな父の言葉に失望した真琴は、席を立ってしまいます。
ほどなく甲斐のもとに、フォルサム食品側も代理人弁護士を変更したという連絡が入ります。そして、幸村・上杉法律事務所にやってきたのは、なんと敬一郎でした。
敬一郎は、フォルサム食品側が先に提示した和解金1億円を100万円に下げる、と言い出した上に、原告の井口華子(安達祐実さん)へのヒアリングを要求。それを知った真琴は、フォルサム食品の訴訟に参加したいと大輔に申し出ます。
「父を倒したいのなら、私を味方につけるべきです」という真琴に、大輔は……。
12話は、蟹江役を演じる小手伸也さんが副音声で「甲斐と蟹江のラブストーリー回」と話したほど、甲斐と蟹江の意外な心のつながり、絆を感じさせる回でした。大事なメンバーを多く失ったファームですが、蟹江だけは引き留めることに成功し、ほっとひと安心……。ですが13話では、相当なくせ者弁護士である真琴の父親も登場し、さらなる波乱が!?
毎回のように豪華ゲストが登場し、目が離せない展開が続く『SUITS/スーツ2』。ぜひこの続きは、本放送でお確かめください!
番組詳細
- SUITS/スーツ2
- 毎週月曜21:00放送予定 フジテレビ系
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 小林麻美