「CELINE(セリーヌ)」のパフュームコレクション「オート パフューマリーコレクション」から、コフレミニチュアセットが展開。
昨年の秋に登場し、現在計9種で展開されているセリーヌの香水全てが集められた欲張りなこのコフレセットが、11月6日(金)より、全国9店舗(セリーヌ表参道、銀座、新宿伊勢丹、伊勢丹メンズ、札幌大丸、名古屋高島屋、神戸大丸、心斎橋大丸、福岡岩田屋)と、オンラインストアにて発売されます。
パリ独特の魅力と洗練された不協和音を堪能できる贅沢なラインナップにご注目ください!
セリーヌの香水9種を堪能できる、ミニチュアのコフレセットが発売開始
デザイナーのエディ・スリマンが手掛ける「オート パフューマリーコレクション」は、フランスの高級フレグランスのノウハウを得ており、それぞれの香りに物語があります。
そして、通常サイズの100ml・200mlと同様に、19世紀後半のクラシシズムとアール・デコをインスピレーション源にデザインされたボトルにもご注目を! 17世紀の成形方法でエンボスされたラベルや、香水の色味を際立たせるキャップデザインなど、ミニチュアサイズながらブランドのスピリットを感じさせるディテールへのこだわりが凝縮しています。
「オート パフューマリーコレクション」9種、それぞれの香りと物語とは?
「オート パフューマリーコレクション」の原点となったのは、エディ・スリマンが書き留めた「香りのジャーナル」とのこと。 このジャーナルに記憶されたさまざまな感情や記憶が、独特な香りを通して表現されています。
■1:「PARADE(パラード)」
19世紀の文学から60年代以降のポップおよびロックシーンのミュージシャンに至るまでの偉大な伊達男たちにインスピレーションを得た香り。
気軽なラフさがありながらも洗練された香りを、ムスクとオークモスが作り出しており、魅惑的でパウダリーなラストノートがフェミニンな一面を表現。
■2:「SAINT-GERMAIN-DES-PRÉS(サン・ジェルマン・デ・プレ)」
エディ・スリマンが20歳の時からのお気に入りの場所であるパリのサン・ジェルマン・デ・プレのカフェに座って、小説や映画の主人公のような人々を飽きることもなく眺めている…そんなサンジェルマンのスピリットをとじこめた香水。
プチグレインの強い香り、オレンジの花の繊細さのなかに、ヘリオトロープとバニラの香りが感じられ、アイリスの優雅で高貴な香りが甘さを引き立てます。
■3:「COLOGNE FRANÇAISE(コロン・フランセーズ)」
一見控えめながらも上級階級的かつ独特な印象の、だまし絵的なコロン。不協和音が不思議な調和を見せる名曲のような香水です。
魅惑的なネロリのまろやかな香りとフィグツリーのセンシュアルな香りが楽しめるトップノート。続いて、パウダリーなアイリスの優雅さとツリーモスの繊細なパティナが香ります。
■4:「DANS PARIS(ダン・パリ)」
明るい太陽の下でのセーヌ川の舟遊び…パリを舞台にした映画のトラッキングショットを見たときのように、まるで宙に浮かんでいるような感覚を表現。
バニラとパウダリーなローレルブロッサムの魅惑的な香りの調和に包まれます。
■5:「LA PEAU NUE(ラ・ポ・ヌ)」
70年代のアイコン、映画的なエレガンスを備えたパリの非の打ちどころのないヒロインたちを表現。
アイリスとローズの香りの後、記憶の深い部分に侵入してくるかのように現れる強い花の香りは、パウダリーなノートとベチバーの深い香りの下で和らげられています。
■6:「REPTILE(レプティール)」
エディ・スリマンがクチュリエとしてのキャリアのなかで生み出したステージ衣装やロックスターのポートレートを、香りで表現。
トップノートは優雅なシダー、続いてレザーとペッパーが織りなす刺激的でミステリアスな魅力が広がり、ムスクの香りとパウダリーなパティナの香りがラストまで残ります。
■7:「BLACK TIE(ブラック・タイ)」
ファッションに関するエディ・スリマンのスタイルを、香りでそのまま表現したこだわりの「クチュリエの香水」。
濃厚なバニラとに、ディナージャケットをイメージしたシダーとツリーモスが香り、その一方でアイリスが生み出すパウダリーな甘い心地よさが身体と心を搔き乱します。
■8:「EAU DE CALIFORNIE(オード・カリフォルニ)」
エディ・スリマンが10年以上住んでいたカリフォルニアに敬意を表し、音楽および太陽をイメージしたフレッシュでスモーキーでクリーミーな香水。
多彩な顔を持つ魔法の木、パロサントのエッセンスが香り、バックグラウンドに漂うアイリスとツリーモスのパウダリーなノートが、カリフォルニアの夢を描いたこの香水に、パリのクチュールメゾンならではのシグネチャーを添えています。
■9:「NIGHTCLUBBING(ナイトクラビング)」
エディ・スリマンが、パリのナイトクラブで働いていた時代の夜の思い出からインスピレーションを得ている、夜にふさわしい香水。
ガルバナムにニコチンのアクセントをプラスしたトップノートが、刺激的なムードを作り出します。ムスクと魅惑的なパティナが香り、ナイトクラブの深紅のベルベットシートの匂い、出入りする人々のうなじに付けられたバニラの香りを連想。
すべてセリーヌのランウェイコレクションのように、それぞれが唯一無二な個性をもっており、ブランドの伝統やタイムレスなスタイルが表現されています。
気分やTPOに合わせて、香りをチョイスするのが毎日の楽しみになりそうですね。
ボックスは、レディ・トゥ・ウェアの素材としてもよくつかわれる、「GRAIN DE POUDRE(グレイン・ド・プードル)」の手触りを備え、ブラックボウで大切にラッピングされています。
心に響く物語を秘めた9種の香りを堪能できる、欲張りなコフレセットは見逃せません。
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- Precious.jp編集部