【目次】

気温19度を快適に過ごす、6つのコツ


 

気温19度そのものは快適に過ごせる気温ですが、それが最高気温なのか最低気温なのかで選ぶべき服装が変わってきます。それぞれのポイントを押さえておけば、どんなときでも快適。

「最高気温19度」の日に押さえる3つのコツ

 

最高気温19度の日は、最低気温が10度前後になることが多く、防寒対策が必要です。服装に悩みがちな微妙な気温の日には、下記の3つのコツを押さえて。

【1】「ニット」が重宝する

最高気温19度は「ニット」一枚で快適に過ごせます。冷える時間帯に備え、厚手ニットを選んだり、羽織りを用意しておくと安心。

【2】「パーカ/スウェット」が快適

首元からの冷えを防いでくれる「パーカ」や、調整可能なレイヤードスタイルにもぴったりな「スウェット」を活躍させて。

【3】「軽アウター」が欠かせない!

最高気温19度の日は、日中はアウター要らずでも快適ですが、朝晩は冷え込んで10度前後になることも。冷える時間帯に備えて「軽アウター」を準備しておきましょう。

「最低気温19度」の日に押さえる3つのコツ

 

最低気温19度の日は、最高気温が25度前後になるため、通気性の良さを確保しておくと安心です。下記の3つのポイントをチェック。

【1】「ロンT」一枚で快適!

通気性のよい「ロンT」一枚でも快適な最低気温19度。汎用性の高いシンプルなトップスを持っておくと19度〜25度前後の日に重宝します。

【2】「シャツ/ブラウス」を軸にお洒落を楽しむ

「シャツ」や「ブラウス」で過ごしやすい最低気温19度の日。きれいめトップスを軸にして、暖かな日のお洒落を楽しみましょう。

【3】「半袖×羽織り」なら着脱できて便利

最低気温19度の日は、最高気温が25度前後になることが多く、長袖一枚では暑いという場合も。気温が上昇したときに備えて「半袖×羽織り」を活用して。

最高気温19度は「ニット」「パーカ/スウェット」「軽アウター」を活用


日中は過ごしやすい最高気温19度。気温が下がったときに備えた服装選びを意識すると、一日中快適に過ごすことができます。

【1】「ニット」が重宝する

エアリーな白スカートで軽やかに

 

程よく厚手の生地が安心なニットプルオーバーを着用していたケイティ・ホームズ。ゆったりとした作りで締め付けがなく、最高気温19度になったときも心地よいです。そこに白のボリュームフレアスカートを合わせ、軽快さをアピール。

シンプルベージュニットが扱いやすい

 

どんなコーディネートにもマッチするベージュのシンプルニットを選んだ、モデルのサラ・サンパイオ。ベージュなら微妙な気温の日でも季節感から外れてしまう、という心配がなし。同じカラーのスラックスとブーツを合わせたら、ブラウンのベルトとバッグを添え、穏やかに引き締めました。

カットソーをインに仕込んで調整可能な着こなしへ

 

薄手ニットを活用する場合、なかにカットソーを仕込んでおけば脱ぎ着でき、さらに奥行きを生み出すことができます。冷える時間帯に備え、軽アウターをさっと携えて。カットソーの色を繰り返したパンプスでキレよく整頓。

【2】「パーカ/スウェット」が快適

鮮やかパーカでぱっと着映える!

 

パーカだけで快適に過ごせる気温19度。鮮やかなグリーンを指名して着映え力を高めましょう。さらにおなじ色調のパンプスを合わせ、カラーブロックコーディネートにトライ。あいだに黒フレアスカートを挟むと、ポップな配色でもしっかりシック。

シャツを忍ばせて実用性と洒落感を両立

 

ラベンダーカラーとロゴ入りで絵になるスウェットプルオーバーに、ブルーのシャツを忍ばせてレイヤードスタイルにするとお洒落心を満たせます。防寒力もアップして、暑いな… と感じたときには脱げるのが便利。グレースラックスとシルバーパンプスのスタイリッシュなコンビで都会的に誘導。

ジャケットで冷えに備えながら格上げを実行

 

カジュアルなパーカも、かりっとしたジャケットを重ねればクラスアップが叶います。さらに冷える時間帯も軽アウターがあれば安心。黒を散らし、全体を引き締めると美バランス。

【3】「軽アウター」が欠かせない!

色合わせにこだわれば重くならない

 

最高気温19度の日は、最低気温が10度前後になることも。寒いときのために軽アウターを持って外出すると安心です。真冬のように見えるのは避けたいので、ミントとベージュと柔和な色合わせで重くなるのを回避。

イエローの軽アウターでぱっと華やいで

 

季節のはざまに多く観測される最高気温19度。ライトアウターを着用できる貴重なタイミングなので、ケンダル・ジェンナーのようなバターイエローのアウターを選んでぱっと華やいで。他のアイテムはグレーと黒のミニマルなモノトーンを指名し、カラーアイテムを引き立てて。

服装に悩む時期にブルゾンが活躍

 

日中と朝晩の寒暖差があり、服装に悩みやすい最高気温19度の日。さっと重ねられて、脱いだときも荷物にならないブルゾンが重宝します。アレクサ・チャンは褪せたような加工が無骨なブラウンレザーブルゾンに、スタッズ付きのスウェードバッグを合わせて辛口なボーホースタイルにトライし、トレンド感をクリアしました。

最低気温19度は「ロンT」「シャツ/ブラウス」「半袖×羽織り」を活用


最低気温19度の日は、最高気温が25度前後になり、身軽な装いで爽やかに過ごすことができます。また25度以上の夏日に備えて、そろそろ半袖を活躍させてもよいころ。

【1】「ロンT」一枚で快適!

スカート×スニーカー合わせで足取り軽やかに

 

風通しがよいゆったりロンTは、締め色である黒を選んでルーズになるのを阻止。そこにレオパード柄スカートと白スニーカーを合わせ、軽快に導いて。モノトーンに映える、ブライトピンクのショルダーバッグが好アクセント。

ゆったりした形で風通しよく

 

服装選びが難しい絶妙な気温の日は、シーズンレスなモノトーンに頼るのが得策。オーバーサイズの白ロンTに、黒のワイドデニムパンツを合わせ通気性の良さを確保しながらエフォートレスに。黒レザー小物で緊張感を授ければ、けっしてルーズになりません。

ボーダー×白ならクリーンさ抜群

 

爽やかな気候にマッチする、ネイビーのボーダーロンT。クロップド丈のトップスと白ハイウエストパンツを合わせ、脚長効果をプラスしながらクリーンにまとめて。足元には、そろそろ活躍させたいサンダルをオン。

【2】「シャツ/ブラウス」を軸にお洒落を楽しむ

シンプルな白シャツを飾り付けて

 

シンプルプレーンで扱いやすく、爽やかな白シャツが活躍する最低気温19度の日。物足りなくならないよう、黒レーススカートを合わせさりげなく華やいで。ペンシルラインのスカートにコンパクトなサンダルを合わせれば、すらっと見えます。仕上げに赤バッグを投入し、モノトーンをフレッシュに見せて。

ビッグシャツをミニワンピース風にアレンジ

 

風をはらむビッグシルエットのブルーストライプシャツで、清涼感を醸していたケンダル・ジェンナー。ミニボトムを仕込んでミニワンピース風に着こなすと、ヘルシーに仕上がります。小脇に抱えた黒ボストンバッグとローファーで、格好良さをミックス。

レースブラウスで涼しげに

 

白のスカラップレースブラウスなら、気温が上昇したときでも涼しげな印象を醸せます。抜け感のあるデニムパンツは、黒をセレクトしトップスとのメリハリを付けて。赤のフラットパンプスとかごバッグを投入すれば、高揚感漂うカジュアルフェミニンが出来上がり!

【3】「半袖×羽織り」なら着脱できて便利

白Tに白シャツをレイヤードし清潔感を演出

 

暑く感じたとき、肌寒くなったときどちらにも対応できるよう、白のTシャツとシャツを重ね着。そこにブルーデニムパンツを添えると清涼感たっぷり。シルバーサンダルでキレの良さを足しながら、涼しげなムードを上乗せ。

コンパクトなカーディガンが便利

 

ライトグレーのリブTシャツに、それよりも濃いグレーのカーディガンをレイヤードし奥行きを演出。コンパクトで薄手のカーディガンなら、脱いだときにもかさばらず好都合。黒スラックスとのモノトーンコーディネートに、シルバーのスニーカーがよく似合っています。

ストール代わりにもなるニットを活用

 

暑いときにはさっと引っ掛けてストール代わりになるニットプルオーバー。肌寒くなってきたらさっとTシャツに重ね着すればOK。白とクリームホワイト、ベージュのニュアンス配色なら洒落感が漂って。

【番外編】雨の日は肌寒い!快適な着こなし方法


実際の気温よりも体感温度が低く感じる雨の日の気温19度。防寒対策しながら、雨の水はねが気にならないようブラックを軸にすると安心です。快適に過ごすためのコーディネート見本をピックアップ。

程よく厚手のブルゾンで防寒

 

程よく厚手の黒ブルゾンなら、ショート丈なので重くなりません。そこにグレーデニムパンツ、黒ブーツを合わせ水はね対策を。メタリックシルバーのバッグを携え、切れ味よく整頓。

オールブラックできりっとシックに

 

撥水性のあるシャカシャカブルゾンを着用していたオリヴィア・パレルモ。ワンピースとブーツも同じ色で繋ぐと、雨の日でも快適。足首周りを保護するブーツなら、冷え対策にもなって◎。

雨の日をハンサムに乗り切って

 

単体ではやや肌寒いハイネックニットとレザージャケットをW使いすることで、ちょうどいい防寒力を手に入れて。スラックスとスクエアトゥブーツを合わせれば、きりっと格好よい雨の日のオールブラックコーディネートに。湿気対策のために、ヘアはすっきりまとめておいて。バッグはさっと抱えて持つと小粋なオーラを放てます。

PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香
TAGS: