ネイルサロンに通っていた美容賢者が自粛期間をきっかけにセルフネイルに切り替え、注目したのが「グレージュ」。

無難なベージュでは物足りないし、鮮やか色はくすみが目立つ、でもオフィスで一目おかれるセンスを印象づけたいというキャリア女性におすすめです。

ここでは手肌をキレイに見せることにこだわり、大人に最適なグレージュを選んでもらいました。今回紹介するのは、『Precious』ファッション エディター・岡本治子さんがおすすめする、ディオールの「ディオール ヴェルニ 306」です。

ディオールの「ディオール ヴェルニ 306」は、ベーシックな装いを洗練の高みに導く、演出効果にひと目惚れ。

私にとってグレージュは、年齢を重ねたからこそ心に響く、成熟の洗練カラー。華やかさに心惹かれた若いころは物足りなさを感じていたけれど、一口で言い表せないあいまいな色が、余韻や奥行きを表現してくれることを時間をかけて教えてくれたから…。

ネイルカラーにおいてその効果を実感したのは、『ディオール ヴェルニ 306』との出合い。ムッシュ ディオールの時代からエレガンスの先駆者として歴史を刻んできたメゾンらしい高度な色彩センスのせいでしょうか。

しっとりと深みのあるグレージュは、ナチュラルなのに粋、優しいのにクール、シックなのにセンシュアル…と多彩な魅力に輝いて。爪にぴりりと効かせるだけで、さりげない装いもありきたりに見せず、洗練されたスタイルに導いてくれる効果に感動したのです。

だから、きちんと感と個性を両立したい仕事シーンには、この色! 『ディオール ヴェルニ306』は、私のデイリー定番であり、洗練のための秘策なのです。

エレガンスと個性に満ちた、ブルーを含んだ辛口グレージュ。ディオール「ディオール ヴェルニ 306」

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パルファン・クリスチャン・ディオール ディオール ヴェルニ 306 ¥3,000

ディオールエレガンスを象徴する代表カラーである、このグレージュの色名は「トリアノン」。18世紀のフランスのクラシカルな美を彷彿させる、究極のエレガンスを表現。おしゃれ上級者に見せるシックで個性的な色に。

\ディオール「ディオール ヴェルニ 306」の使用感/ 

【発色】
1度塗りだとベージュ寄りの仕上がりになり、見たままの仕上がりにするには2~3度塗りが必要。ジェルネイルのような艶感あり。

【塗りやすさ】
適量を含みやすい、やや長めに仕上げたしなやかなブラシ。毛先がカーブを描いた平筆が塗りやすく、簡単に均一に塗布できる。


いかがでしたでしょうか? 次回は、ビューティ エディター・入江信子さんがおすすめする「アディクション」のグレージュネイルをご紹介します。お楽しみに!

※掲載した商品は税抜です。

問い合わせ先

パルファン・クリスチャン・ディオール

TEL:03-3239-0618

この記事の執筆者
TEXT :
岡本治子さん ファッションエディター
BY :
『Precious12月号』小学館、2020年
1965年生まれ。出版社勤務後、フリーランスに。『Precious』創刊より、ファッションページ、ときに美容ページを担当。 好きなもの:猫、ミネラルウォーター(ガス入り)、赤ワイン、白という色、木に咲く花、『LYS MEDITERRANEE』の香り、刺しゅう、昔のTVドラマ(『奥さまは魔女』『刑事コロンボ』)、池波正太郎、ドライブ、ピアノの音、入浴、ちょっと懐かしい洋服・生地、結果が出る(と思われる)美容
PHOTO :
戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)