2020年のラストを飾る12月は、ハッとするほど品格を備えたスタイルを目指したいもの。そんな中、雑誌『Precious』12月号では、「スタイリスト髙橋リタPresents!憧れのジャッキー・テイストで盛り上がる12月の『1か月コーディネート』」企画を展開しています。
着こなしのお手本にしたのは、ファッショアイコンとして、ジャッキーの愛称で親しまれ、今なお人気を集めるジャクリーン・ケネディ・オナシス。ファーストレディとして活躍したのち、出版社の編集者へと歩みを進め、自立した生き方を貫いたジャッキー。
「その着こなしはベーシックでいてどこか華やか。彼女こそが、永遠のファッションミューズです」と語るのは、ジャッキーの着こなしを敬愛することで知られる、スタイリスト髙橋リタさん。ジャッキー・スタイルを、髙橋リタさんとともに再解釈したコーディネートを、12月のカレンダーに乗せて、発信していきます。
この記事では、1か月コーディネートで着回す、7つの「主役アイテム」を支える、11の実力派ベーシックアイテムをご紹介いたします。
【知性を物語る、着回し力アップの実力派】ジャッキーの洗練ベーシックを支えるベースアイテム11
オン&オフの着こなしにリズムをもたらす、心強いアイテムをセレクト。着回し力はもちろん、温もり感も重要なポイントに。
■ a:ダブルブレストコート
凹凸のある黒のウールヘリンボーンで仕上げたダブルブレストコートが、端正な装いの下支え役に。高さのある襟やパッチポケットにクラシカルなムードが漂い、ジャッキーの装いを彷彿とさせる。
■ b:スモーキングジャケット
繊細なウールモヘアが気品を宿す、漆黒のジャケット。艶めくシルクの襟は、表情を凛と見せる効果も。そでを通して着用するのはもちろん、肩ではおっても広がらずスマートに楽しめる。
■ c:ライダースジャケット
イタリア・フィレンツェ郊外に工房を構える「チンクワンタ」のラムレザージャケット。コンパクトなフォルムと上質な素材感で着心地のよさも格別。ジャッキーのように切れ味よく!
■ d&d':ツインニット
ブラウンのハイゲージカーディガン(d)と半そでニット(d')は、ジャッキーらしい首元がキュッと詰まったクルーネックを選択。
■ e:タートルネックニット
白カットソー感覚で楽しめるハイゲージのタートルネックニット。襟元からクリーンな白がのぞくだけで顔色も明るく映え、ジャッキーのような清潔感あふれる装いがかなう。
■ f:ローゲージニット
ざっくりとした質感で冬ならではのおしゃれが楽しめる一枚は、週末カジュアルに活躍。ソフトなジーロンラムとカシミアをブレンドした糸を使用。ボリュームのあるネック部分はワイドなリブ編みに。
■ g:バンドカラーシャツ
白シャツのみに特化したパリの専門店「ブリエンヌ」の一枚は、どこかアンティークな面持ちも。ビブ(胸当て)部分には繊細なプリーツが施されて、知的な雰囲気を物語る。
■ h:ニットワンピース
しなやかな女らしさへと導く、細かな畝のリブニットワンピースは黒を選んで、ボディラインを引き締めて。
■ i:Aラインスカート
ジャッキーが好んだAラインスカートは、たっぷりとしたフロントの生地感で優美な印象に。二重織りのウール素材やキャメルに近いベージュが上品な装いへと導いて。
■ j&j':フランネルパンツ
日本人の体型にフィットする、股上が深く、ストレッチのきいたウール素材のテーパードパンツ『HOLLY』はグレイッシュなブラウンの(j)とブラックの(j' )をセレクト。
■ k&k’:ストレートデニム
シンプルなフォルムと日本発の上質な素材感に定評のある「レッドカード」の『Anniversary』シリーズは、ブラック(k)と色落ちタイプ(k')があれば心強い。
問い合わせ先
- スローン TEL:03-6421-2603
- カオス表参道 TEL:03-6432-9277
- チンクワンタ TEL:050-5218-3859
- リーミルズ エージェンシー TEL:03-5784-1238
- ワンドコーポレーション TEL:03-3409-6140
- エストネーション TEL:0120-503-971
- ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス オモテサンドウ TEL:03-5413-3731
- ドゥロワー 六本木店 TEL:03-5786-4844
- トレメッツォ TEL:03-5464-1158
- ゲストリスト TEL:03-6869-6670
- PHOTO :
- 小林美菜子、Getty Images
- STYLIST :
- 髙橋リタ
- EDIT :
- 川口夏希、小林桐子(Precious)