未曾有の出来事により世界の様子が一変した2020年。ファッション業界もまた大きな変化を遂げた1年であった。デジタルとファッションの関係性がより近づいたように感じた1年でもあり、オンラインによる購入がスタンダードとなった今、膨大な情報量の中から、良いアイテムに巡り会うのは難しくなったように思える。だからこそメンズプレシャスでは、真のラグジュアリーとは何か? 名品とは何か? を総力をあげて特集した。
真の名品とは何か? ラグジュアリーとは何か? その答えがここにある
スペシャルインタビュー 福山雅治 30年の軌跡
2020年、デビュー30周年を迎えた福山雅治。音楽活動のみならず、俳優、写真家、ラジオパーソナリティと多岐の分野にわたり第一線を走り続け、年齢を重ねてきた。50代に入り、この大きな節目を迎えた今、これまでの、そしてこれからの人生や、自身にとっての「紳士像」について、心に秘めた美学とフィロソフィーに迫る。
11のキーワードで読み解く、名品を手にすべき真実の理由
息をのむほど美しい色、隠されたつくり手の意図、驚くほど精緻な手しごと、常識を覆すような発想、未来を見据える視点……。男を高揚させるのは、名品に息づく美意識だ。だからこそ、男はそんな名品との出合いを探求する。同じ人生を生きるのに、愛せる名品をひとつでもたくさん持っているほうが、ずっと楽しく豊かであろう。そこで本特集では、男の人生にたくわえておくべき名品を集めた。きっと心が奪われるような、刺激的な出合いがあるはずだ!
プライベートな空間こそ、洒脱であれ! 男の書斎はこうしてつくる!
わが家で過ごす時間が増える今、自分だけの書斎という空間はこの上なく大切だ。パソコンに向かう、手紙を綴る、本を読む、物思いに耽るその場所は、安らぎと刺激が同居する最もクリエイティブな空間であるべきだからだ。使い手の癖を吞み込み、手触りよく書き具合よく文字が走る万年筆から、知識や想像力、技の数々を潜ませたデスクトレイやオブジェまで。時代を超えて輝く名品、時代と調和して輝く名品、その両方に分け隔てない眼差しを向けて厳選した「机上の名品」をご紹介しよう。
時計識者たちが推す、2020年の名作時計を徹底調査!
未曽有の出来事に見舞われ、恒例の見本市などのイベントが軒並み中止となったが、そんな厳しい状況に立ち向かうかのように、個性豊かな新作時計が出そろった2020年。時計&ファッションに精通する審査員たちが、それらの中で最も秀でた作品を選出し讃える恒例の誌上祭典─「今年を代表する一本」をここにお届けする。
できる男の所作はコート姿に現れる! 名車とコートは蜜月な関係だ!
真の伊達男は、クルマを運転するときの装いにも気を配る。スポーツカーをサーキットで走らせるならともかく、日々の暮らしの中では動きやすさだけにとどまらない洒脱な着こなしが、クルマと持ち主の格を上げるのだ。冬なら、コートを中心としたスタイリングが主体だろう。運転中にはおるものではないが、クルマのキャラクターに合ったアイテムを選ぶことで成り立つ統一感は、無二のものだ。自らのライフスタイルを表す組み合わせの妙を、5台の最新名車とともに紹介しよう。
男の生き様は肌に現れる! 高機能アイテムで戦う肌を手に入れよう!
紳士の品格は肌に宿る。どんな手入れをしているか、さらには、どんなライフスタイルを送っているか……男の生き方すべてが肌に現れるのだ。肌とは何も顔のことだけを指すのではない。スーツを着こなす体、髪を生やす頭皮に至るまで、人間の表面を覆う一枚皮すべてが「肌」である。だからこそ、紳士には肌への投資が必要だと断言する。「最近、ちょっと老け込んだかな」と感じているあなた、そして「まだまだノーメンテでOK」と楽観視しているあなたも、ぜひご一読を!
以上、メンズプレシャス冬号のおすすめ記事を紹介した。本誌ではデビュー30周年を迎えた福山雅治のインタビューをはじめ、冬に欠かせないアウターや時計など、男が奮い立つようなアイテムの情報を総力を挙げて編集した。自宅で過ごすことが多い今、ラウンジや書斎に本誌をぜひ! 明日への一歩を踏み出すきっかけになれば幸いだ。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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