創業寛政年間(1789年〜1801年)の京都の錺(かざり)職「竹影堂(ちくえいどう)」の協力のもと、若冲作品のなかでも人気の「鳥獣花木図屏風(ちょうじゅうかぼくずびょうぶ)」の”白象”と「虎図」の”虎”をモチーフにした、『和樂』オリジナル銀製香立てが完成しました。
平面の世界を、描かれていない部分を想像しながら立体にしていく。京都の老舗が、まだだれも見たことのない新しいものづくりに挑戦し、しかもそれが若冲の作品がモチーフなんて、とても貴重なコラボレーションだと思いませんか? 象の丸みのあるフォルムや、ちょこんとしたしっぽ、虎の哀愁漂うしぐさなど…なんともかわいらしく仕上がっています。若冲をもっと身近に感じることができるはずですよ。
作品そのものを楽しむことももちろんですが、香立てのような身のまわりのものから日本美術を取り入れることで、暮らしがより豊かになると思います。ぜひ、今までにない視点から”若冲ワールド”を楽しんでみてください。
問い合わせ先
- 小学館パルショップ TEL:0800-555-0480
※この情報は2016年4月1日時点のものになります。詳細はお問い合わせください。
- TEXT :
- 高木史郎さん 和樂編集長
公式サイト:INTO JAPAN
- クレジット :
- 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) 文/渋谷香菜子