その可愛さに思わずにっこり。ねこ型の本格食パン&スイーツに注目
ウィズコロナ生活が続く中で、「久しぶりに誰かと会う」機会が増えた最近。「こんなご時世だからこそ、思わず笑みがこぼれるような差し入れや手土産を贈りたい」と感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな小さなサプライズ心を満たしてくれるお店が、東京・銀座にある「東京ねこねこ 銀座店」。ここで出合えるねこ型の本格食パンやスイーツは、愛らしいビジュアルにひと口食べるとクセになるおいしさ、そして話のネタになるキャッチーなパッケージと、手土産として三拍子揃った逸品ばかり。
今回は実際に店舗にお邪魔して、手土産や差し入れとして人気の商品をお聞きしました!
「東京ねこねこ 銀座店」人気の本格食パン&スイーツ5選
全国に60以上の店舗を展開する「ねこねこ食パン」。その姉妹ブランドが、今回ご紹介する「東京ねこねこ」です。今年7月、東京・銀座にオープンしました。
お店があるのは、東京メトロ・銀座駅のC8出口から徒歩約2分。並木通りより1本奥に入った通り沿いにあります。目印は、「TOKYO NEKO NEKO」のブルーの看板。
取っ手がねこになったかわいいドアを開けると、ほのかにバターと小麦粉のいい香りが漂ってきます。
店内は、ちょっとした「ねこミュージアム」のような空間。たくさんのねこ型食パンとスイーツがお出迎えしてくれます。
手土産や差し入れとして人気なのは、専用ボックスがついてくるねこ型食パンやさっぱり食べられるねこ型チーズケーキ。「東京ねこねこ 銀座店」を運営するオールハーツ・カンパニーのエリアマネージャー高田千絵さんに、人気商品5選とそれぞれの魅力を伺います。
■1:食べ出したらとまらないベーシックなおいしさ「東京ねこねこ プレーン」
こちらのお店と公式オンラインショップでしか購入できない「東京ねこねこ」の食パンシリーズ。
「発酵バターを練りこんだクロワッサン生地を使用しており、『プレーン』はその香りと食感を存分に楽しめます」(高田さん)
トースターで焼いて食べると、外はサクサクで中はしっとり。バターの芳醇な香りとほどよい甘さが後を引きます。一般的な食パンよりひと回り小さいので、ひとり暮らしやご年配の方に贈りやすいのも魅力。
食パンを1斤購入すると、爽やかなブルーの専用ボックスとショッパーがついてきます。高級感が演出されるのはもちろんのこと、パンがつぶれる心配がないのもうれしいポイントです。
■2:大粒チョコチップがごろごろ「東京ねこねこ チョコ」
プレーンと人気を競う「東京ねこねこ チョコ」。
「発酵バターを練りこんだクロワッサン生地に、ココアアマンドとチョコチップをいれて焼き上げています。たっぷり入ったチョコチップは大粒でしっかり存在感があります」(高田さん)
プレーンと比較すると、チョコレートの香りと甘さが加わったことで一気に濃厚さがアップ。かといってしつこく感じないので、朝食にもぴったりです。
プレーンとチョコ以外にも「東京ねこねこ」のフレーバーは4種類あります。「キャラメルアーモンド」に「プラリネロゼ」や、「つぶあん」「抹茶黒豆」といった和テイストのフレーバーも。店頭ではスライス一枚(¥230)から販売しているので、気になった味を気軽に試せるのがうれしいですね。
■3:コクがあってミルキーな本格派「ねこねこ食パン プレーン」
SNSなどで人気に火がつき、他店舗で1日300斤を売り上げることもあるという「ねこねこ食パン プレーン」。
はちみつに生クリーム、バターを贅沢に使用したミルクたっぷりの生地は、しっとした口当たり。ミルクのうまみと隠し味のマスカルポーネのコクがクセになります。
そのままでも十分おいしいのですが、トースターで焼くとサクサクふんわりの食感に変化。また違ったおいしさを楽しめます。
「ねこねこ食パンは、フレンチトーストにしても絶品です。液を染み込ませる段階でラム酒やシナモンを少々いれると、プロ顔負けの味に仕上がります」(高田さん)
「また、ねこねこ食パンと一緒に店頭で販売されている『チョコペン』を贈るのもおすすめです。真っ白いねこ型のキャンバスにデコレーションをプラスして、オリジナルパンをつくれますよ」(高田さん)
プレーン以外に「チョコ」や、キャラメルにブラックココア、プレーンを一枚で味わえる「三毛猫」などの種類もあります。
■4:こねこサイズの可愛いバスク風チーズケーキ「にゃんチー」
思わず声に出して読みたくなる「にゃんチー」は、高温で焼き上げたバスク風チーズケーキ。なめらかながらも軽い食感でさっぱりと食べられます。シンプルなおいしさなので、差し入れに持っていきやすい逸品です。
また、いちごやかぼちゃなど、季節によって期間限定フレーバーが登場することもあるそう。
「にゃんチーは、パッケージのデザインも人気の理由のひとつ。ねこ専門イラストレーターの『Coony(クーニー)』さんによるオリジナルイラストボックスは、女心をくすぐるかわいさです。箱は全6種類あるので、お好きなデザインを選べます」(高田さん)
■5:濃厚なのにさっぱり。絶妙なバランスの「ねこねこチーズケーキ」
味に深みとコクがある白カビ系チーズ「ブリー・ド・モー」を(チーズ全体の5%ほど)使用したチーズケーキ。
「熟成チーズならではの深みのあるコクと、さっぱりとした自家製のアプリコットジャムのハーモニーが絶妙。チーズの濃厚さが際立つ逸品なので、甘党じゃない人でも楽しめると思います」(高田さん)
白カビ系チーズを使用しているのでワインなどのお酒とも相性がよく、大人のチーズケーキといった印象。4等分にカットしても一人分が大きめなので、家族や友人が集まる機会の手土産にぴったりのサイズです。
ご紹介した以外にも、「ふぃにゃんシェ」や「みにきゅうマドレーヌ」などの日持ちする焼き菓子や、デニッシュ系のおかずパンなど、バリエーション豊富なねこスイーツとパンが揃っています。
もらってうれしい。世界的デザイナーが手がけた専用ボックスにも注目
爽やかなブルーが目を引く「東京ねこねこ」のロゴデザインや食パン専用ボックス。その洗練された美しいデザインを手がけるのは、デザイナーの池端慶(いけはたけい)さん。前職のPOLA(ポーラ)では「B.A(ビーエー)」などのデザインを担当し、国内外のデザインアワードで数多くの受賞歴を持ちます。
そんな世界的デザイナーが、どんな想いでベーカリーの店舗やグッズのデザインを考えたのか。気になる制作秘話を教えていただきました。
「東京ねこねこ銀座店は、ギャラリーやアートをテーマにしています。自由というキーワードから、『抜けるような空の自由』をイメージしてブランドカラーをブルーにしました。
また、パン屋として今までにない刺激をお客さまに提供したという気持ちから、店内にはたくさんのグラフィックアートを展示しています。ぜひベーカリーでパンを買う以外のワクワクを楽しんでいただけるとうれしいです」(池端さん)
ねこ型の本格食パンとスイーツは手土産にぴったり
思わず「かわいい〜!」と言葉に出してリアクションをとりたくなる、ねこ型の本格食パンやスイーツの数々。ビジュアルだけではなく、味も本格的な実力派でした。
年末の挨拶や帰省など、差し入れや手土産を贈る機会が増えるこれからの時期。何を持っていくべきか悩んだら、“にゃん”ともおいしい逸品を贈ってみてはいかがでしょうか。きっと、その場の雰囲気まで和やかにしてくれますよ。
※価格はすべて税抜です。
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- TEXT :
- 文 希紀さん 編集者・ライター
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- EDIT :
- 小林麻美