特徴的なステッチ、シャカシャカとした生地感で立体感が手に入るキルティングコートは、保温性も高く防寒にもぴったりです。こなれて見えるコーディネートテクを、早速チェックしてみましょう。
■1:ステファニー・ブルックは…ビッグカラー×ロング丈で主役級の輝きを
まずはファッションライターとして活躍するステファニー・ブルックの、2020秋冬コペンハーゲン・ファッションウィークでの着こなしをお届け。
定番カラーのキルティングコートは、今年らしいロング丈とビッグカラーのデザインを選び、装いにインパクトを作っています。色の抑揚をつけるべく、トップスとボトムスは白で統一。コートと色をリンクさせたベルトとシューズをバランスよく配置すれば、リズムの良いトータルバランスに導くことができます。
モダンなシルエットの赤みブラウンバッグをプラスし、色のメリハリとお洒落な印象を際立たせて。
■2:ブランカ・ミロは…ウエストマークするだけでクラシカルレディな佇まいへ
ファッションディレクターやスタイリストとして活躍するブランカ・ミロは、ディオール 2020-21秋冬コレクションにて、オフィスシーンでも参考にできそうなクラシカルな装いを披露。
腰丈とベーシックカラーが使い回しやすそうな黒キルティングコートは、ゴールドバックルがポイントになる黒ベルトを添えてレディな味付けを。千鳥格子のベージュパンツを合わせ、クラシカルなムードを醸しています。端正な黒ブーツできりっと整えつつ、ミニバッグで旬のエッセンスもうまくミックスしていますね。
オフィススタイルとして参考にするなら、サブバッグと一緒に合わせても絵になりそうです。
■3:アンナ・ボリソヴナは…レイヤード術でコーディネートの奥行きをアップ
お洒落心をくすぐるレイヤードスタイルを見せたのは、ドイツにてファッションエディター、スタイリストとして活躍するアンナ・ボリソヴナ。
首周りも暖かなベージュハイネックニットに、カーキのチェスターコート、黒パンツを合わせてぴりっと辛口に。これだけでも素敵ですが、さらに間にベージュキルティングコートを忍ばせることで立体感と奥行きを演出できます。ハイネックニットとカラーグラデーションになっているのもポイントですね。
小物には旬のコンバットブーツとクラッチバッグを選択することで、今っぽく垢抜けた表情にまとまります。
これから大活躍間違いなしなキルティングコートを使ったコーディネートをお届けしました。
一枚ではもちろん、薄手のデザインならレイヤードスタイルにもぴったりです。防寒とお洒落を叶えるキルティングコートを、この冬は本格活用してみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 阿部芙美香