レザーバッグを末長く使うのであれば、デザインはシンプルなものがいい。整理術に長けた紳士なら、ポケットがたくさん付いた多機能バッグは必要ないし、際立つ個性はコーディネートの邪魔をする。素材も重要だ。上質なレザーを、自然な風合いが出る方法を使い、手間をかけてなめしていれば、それだけで品格が現れるし、経年変化も楽しめる。となると、正解は自ずと絞られる。ロンドンの老舗、ダンヒルのバッグだ! 新たに加わった黒は、ほのかにモードの香りを漂わせ、提げる男を格上げしてくれる。
ダンヒルを身につけることは自立した大人の証!
富裕層のパーソナルな移動手段が、馬車からクルマへと移行しようという19世紀末にロンドンで創業したダンヒルは、総合アパレルブランドとして世界的な名声を得た現在も、すべてのアイテムに共通する魅力を備えている。そのひとつが、自由の象徴たる「旅」だ。つまり、ダンヒルのウェアやレザーグッズを身につけることは、自立した大人の証でもある。なかでも現在、英国の伝統的なスタイルをもっとも感じさせるのが、ひとつひとつハンドメイドで作り上げられるデュークコレクションだ。
植物タンニンとクロムでなめしたカーフレザーを素材とする、4タイプのバッグをラインアップするこのコレクションは、どれも極上の柔らかさと、自然で上品な艶を放ち、使い込むことで風合いが増す楽しみも与えてくれる。
もうこれだけで十分に名品の資格ありなのだが、2017AWシーズンからは従来の茶系(タン)に加えて、精悍な黒も登場。最高を求める男たちを、おおいに迷わせることとなった。
大人に合う、自然で上品な艶の黒レザー
ダンヒルが長年にわたって築いた、最高のクラフトマンシップによって生み出される、シンプルで格調高き佇まいは、黒レザーにすることで、トラディショナルななかにも、ほどよくモードを感じさせるものに。何よりも、過剰に艶っぽくない自然な風合いが、これ見よがしな印象を与えないのがいい。
黒と茶という、バッグの鉄板カラーを揃えたデュークコレクション、いっそのこと、思い切って2色とも揃えてはいかがだろう。そうすれば旅からビジネスまで、あらゆるシーンでジェントリーな装いを格上げすること間違いなしである。
■問い合わせ先
ダンヒル
TEL:03-4335-1755
https://www.dunhill.com/jp
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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