ホリデーシーズンに、大人の女性なら一着は持っていたいのが「LBD(リトルブラックドレス)」。大袈裟すぎず、上品な黒のワンピースはタイムレスに大人の女性の美しさを引き立て、どんなイベントにも対応する心強い味方となってくれます。
合わせるヘアやシューズにこだわり、シンプルなドレスを洗練されたレディーな装いに仕上げていた海外セレブ4名の着こなしをご紹介します。
■1、2:アシュリー・オルセン&メアリー=ケイト・オルセン…フェティッシュなシューズで仕上げた上級者の着こなし
ラグジュアリーブランド「ザ ・ロウ」を手がけるアシュリー・オルセンとメアリー=ケイト・オルセン姉妹。
いつも個性的な黒の装いを見せてくれる彼女たちにとって、リトルブラックドレスはもちろん得意分野。さりげないリンクコーデでオシャレ上級者の風格漂う着こなしを見せてくれました。
二人は共に、ベルスリーブ、共布でウエストマークしたドレスをセレクト。ベースとなるシルエットは似ているものの、アシュリーのものは柔らかく体に沿うような素材感、メアリー=ケイトのものはハリがあり光沢ある素材で、黒の異なる魅力をアピールしています。手にしたクラッチはスウェード素材で、ここでも黒の異素材合わせで魅せてくれます。
顔まわりは長く垂れ下がるゴージャスなイヤリングを合わせ、アシュリーはさらにネックレスをプラスして華やかに。ダイヤモンドだけでなく、グリーンや赤のカラーストーンも取り入れているところが、退屈に終わらせないコツです。それらを際立たせるように、ヘアは無造作なセンターパーツにまとめてすっきりと。
そして、この着こなしの最大の垢抜けポイントといえるが足元。クロスストラップやレースアップのディテールを選んで、黒の多面的な魅力を最大限に活かしたコーディネートに仕上げています。
■3:ロージー・ハンティントン=ホワイトリーは…ジュエリーのようなヌーディサンダルでアクセントを
スーパーモデルのロージー・ハンティントン=ホワイトリーの着こなしです。
首元の詰まった長袖、膝下丈のコンサバなデザインながら、キラキラとシルバーに光るラメ素材や、美脚をさりげなくアピールするスリットでエレガントだけでは終わらない、リトルブラックドレススタイルです。
足元にはシルバーのラインストーンが光るヌーディなピンヒールサンダルを合わせ、セクシーさを加味しています。
ヘアはキメ過ぎず、ナチュラルウエーブなダウンヘアで洗練ムードを高めています。
■4:キアラ・マストロヤンニは…フェミニンドレスにインパクトを与えるゴールドの足元
マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーブの娘で、女優のキアラ・マストロヤンニ。
ふんわりと広がる袖や、中央にずらりとセットされたくるみボタン、襟元のリボンや、フレアなシルエットなど、フェミニン要素満載のリトルブラックドレスを淑女らしく引き締めていたのがゴールドのレースアップサンダルです。
ブレスレットや指輪などは一切つけず、潔く足元にポイントを絞って、ミニマルに仕上げて、洗練された印象に。ヘアはまとめずナチュラルなダウンスタイルにしているのも、軽やかに仕上げるポイントです。
無難に思える黒ですが、合わせる小物やヘアメイク次第でシンプルシックにもゴージャスにも、いろんな表情を見せてくれます。
ぜひ品格溢れるリトルブラックドレスを着こなして、ホリデーシーズンをさらに輝かせてください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子