プラチナから永遠をイメージし、インスパイアした絵と音楽で表現
ラ・プレリーは創立以来、アートを通して、時を超えた美しさを追い求めてきました。そのこだわりは優れたエイジングケア効果をもたらす美容成分だけでなく、製品のパッケージデザインにも表れています。モダンデザイン様式で有名なバウハウスのスタイリッシュな機能美の影響を受け、シンプルモダンなデザインを採用。造形美を追求するラ・プレリーは、芸術は欠かせないものであり、アートに敬意を表するブランドとして認知されています。
そしてアート、ビューティー、サイエンスの融合を掲げ、スキンケアの進化を近現代アートという形で表現する、という取り組みとして「アート・バーゼル」の協賛を2017年から行っています。
「アート・バーゼル」とは?
1970年にスイスで始まった、世界中の数あるアートフェアの中でも老舗であり、かつ最大規模の近現代アートのイベント。2020年は新型コロナウィルスの影響で、「アート・バーゼル」のリアルでの開催は中止となり、WEB上での開催となりました。
今回「アート・バーゼル マイアミビーチ」はオンライン・ビューイング・ルームの形式で展開することに。最新のスキンケアライン「プラチナムレアコレクション」の「プラチナムモーメント」の物語を日本人アーティストとイギリス人作曲家がコラボレーションした芸術的なビデオ作品を期間限定で公開しました。
ここでは「アート・バーゼル」でのラ・プレリーの取り組みをお伝えします。
日本人アーティスト×イギリス人作曲家とのコラボで「プラチナムレアコレクション」の世界感を作品に
ラ・プレリーは2020年の「アート・バーゼル オンライン・ビューイング ルーム」への出展のために、日本人アーティスト中西信洋氏とイギリスの作曲家マックス・リヒター氏に依頼。
中西氏の手描きの技法である「ストライプドローイング」とリヒター氏がこの作品のためだけに作曲した音楽を組み合わせてデジタル化したアートのコラボレーションを出展しました。
中西信洋氏は東京造形大学で学士(美術)を、そして京都市立芸術大学で修士(芸術)を取得。アジアやヨーロッパの多数の個展やグループ展で観る人を神秘 的な体験へ誘う作品を発表している。
マックス・リヒター氏はコンテンポラリー・ミュージックシーンにおいて最も高い影響力を持つ人物の一人で、 作曲家、ピアニスト、レコーディング・アーティスト、そして共同制作者として画期的な作品を生み出している。
先端テクノロジーを搭載した「プラチナムレアコレクション」の最新作をイメージしたアートを依頼
2020年の秋にリニューアル登場した、ラ・プレリーのプラチナムレアコレクション。アメジストカラーのパッケージや官能的なテクスチャーや匠の技ともいえる処方まで、「アート」「ビューティ」「サイエンス」を融合させたコレクションになっています。
疲れきった「たるみ肌」に!先端テクノロジーで進化したラ・プレリーの最高峰ラインが重宝
スイスの自然、山と雲の美しさをモチーフにした手描きの作品
今回の作品は「プラチナムレアコレクション」の次なるステージである、新しい物語の解釈に取り組みました。
ラ・プレリーのためにつくられた中西氏の最新作は、スイスの山中で体験したことに触発された、旅の延長線上にある作品。中西氏の手描きの技法である「ストライプドローイング」でスイスの山々を表現。ストライプ状のドローイングを60枚並べて構成されたこの作品は、合計24メートルという驚異的な大きさに。過去、現在、未来を流れるように、最後のドローイングと最初のドローイングをつなげることで、始まりと終わりを曖昧にして、プラチナの永遠を表現しました。
そしてこのドローイングはデジタル化され、ラ・プレリーのためだけに作曲・録音されたリヒター氏の高揚感のある音楽と融合し、美しい映像作品に。
中西さんがインスパイアされたスイスの山々の景色。「非日常的な時間をかけて積み上げられた山の存在、そこで感じた風や空気の感触、夜空の広がり......人間という存在は儚いものだと感じさせてくれます」と中西さん。これをきっかけで、スイスの自然、特に山と雲の美しさをモチーフにした手描きの作品を開発したのだそう。
今回のアート作品を生み出す源となったラ・プレリー PTレアの新製品は、2021年11月に発売予定です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子