イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古の滞在のはじまりはドラマティックです。
琉球石灰岩の石組みのファサードに穿たれた扉から一歩入ると、一瞬暗がりの後に、目の前にもう一枚の扉。さらに進み、二枚目の扉が開くと、パッと光溢れるインフィニティプールの向こうに水平線が広がります。この瞬間、思わず、歓声。
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2018年12月に開業した、イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古が位置するのは、宮古島から伊良部大橋で結ばれた伊良部島。輝くラグーン上にかけられた全長3540メートルの大橋をわたってホテルへアプローチするのも、気分を盛り上げてくれます。
ホテル名は、伊良部島の古語で“美しく彩られた”という意味の“イラフ”と、ブランド名「翠 SUI」を組み合わせたもの。ピンクパレスの愛称で知られるハワイのロイヤルハワイアンと同じ、ラグジュアリーコレクションのメンバーです。
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チェックインは、青の色使いが印象的な眺めのいいロビーにて。ソファの上には波打ち際のような多彩なブルーのクッション、フロント奥の壁は伊良部島のラグーンのような青いタイル、そしてシーサーまでもペルシャブルー。ちなみにこのシーサー、ファンを多く抱える大嶺實清さんの作品です。
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アイコニックなインフィニティプールは、滞在の中心的存在。プールサイドのカバナでくつろぐひと時、ホテルへ戻って扉が開くたびに、この景色に癒されます。毎日、夕暮れ時にふるまわれるヴーヴクリコのフリーフローも、プールサイドで楽しむゲストを多く見かけます。
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そして何よりもの魅力が、海の眺望。ロビーやプールから、三方がガラス窓で囲まれたレストランから、そしてほとんどの客室から、“伊良部ブルー”と呼ばれる美しい海が愛でられます。角度によっては、白砂が絶品の渡口の浜も望みます。
アースカラーの落ち着いたトーンが海の眺めをより美しく!
4階建て58室の客室は、広さは45平方メートル以上もあります。1階はガーデンビューながら、2階以上はオーシャンビュー。海を近くに感じ、窓を閉めても波音が届きます。ウッドを多用し、基調はアースカラー。これは、窓から望む海の眺望を際立たせるためです。
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トップスイートは「ミヤコ ガーデンスイート」。専用の玄関付き客室は、温水プールとガーデンを備え、275平方メートル。また、「イラフ コーラルスイート」も海へ突き出したような芝生のバルコニーが広がり、ジャグジーに浸かりながら満天の星空を見上げることができます。ドッグフレンドリーの客室も4室あります。
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沖縄の食材やハーブを使ったエクスペリエンス
レストラン「TIN’IN(てぃんいん)」は270度海の眺めが広がります。そして、オープンキッチンからは活気が伝わってきます。
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大橋進シェフが手がけるのは、フルーツやハーブなどの沖縄の食材や、名産のなまりぶしやハチミツなど伊良部島の食材を使い、琉球の手法をかけ合わせたフランス料理。例えば、豆腐ようとフォアグラのテリーヌや、鰹のミキュイなど、沖縄料理でおなじみの食材がフレンチに変身しているのに、思わず目を見張ります。
ランチには、沖縄県産和牛の牛汁つけ麺がおすすめ。かわいらしいピンク色の紅芋を練り込んだ麺を、2時間煮込んだ濃厚な牛すじのスープに絡めていただきます。ワサビ、パクチー、ライムの薬味がアクセントに。
かつてフランスのミシュランスターレストランで研鑽した大橋シェフの、食材の特徴を見極める目利きと豊かなクリエイティビティに、食事のたびに驚かされます。
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アクティビティも地元ならではのもの。宮古島産のドライハーブや雪塩を使ったバスソルト作り(無料)や、島のハーブを使ったハーブティー作り(1名¥2,500)は、沖縄のハーブの生命力が感じられるはず。スパも月桃やクチャ(海泥)など、沖縄ならではのプロダクツを使用しています。
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そして滞在中のおすすめのトリートメントや食事、アクティビティを提案してくれるウェルネス コンシェルジュがたのもしい味方。海の眺めに癒されながらのヘルシーな滞在は、カラダの中と外からキレイになれそうです。
問い合わせ先
- イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
- 料金/ミヤコ ガーデンスイート¥261,800~、イラフ コーラルスイート¥261,800~(1泊2食、2名利用時の1名料金、税・サービス料込)
- TEL:0980-74-5511
- 住所/沖縄県宮古島市伊良部字伊良部818番5
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- TEXT :
- 古関千恵子さん ビーチライター
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- WRITING :
- 古関千恵子
- EDIT :
- 安念美和子、榊原淳