薄手なのに温かくトレンドにも左右されない「ライダースジャケット」は、ワードローブにあると重宝するアイテムのひとつ。とはいえ、大人の女性が日常に取り入れるには、少しハードルが高いことも。

実は、親しみやすい笑顔と人柄で国民からも高い支持を受けるカナダ首相夫人Sophie Gregoire Trudeau(ソフィー・グレゴワ・トルドー)さんは、ライダースジャケットを愛用するひとり。ワンピースに羽織るスタイルがお好きなようで、同系色でまとめたり、コンシャスなワンピースに合わせたりと、日常に取り入れやすい着こなしを披露しています。

今回は、ワンピースに羽織るだけでおしゃれ上級者に見せることができるファーストレディーの着こなしテクニックは、休日カジュアルの参考になりそうです。

休日スタイルの参考に!ファーストレディー流「ライダースジャケット×ワンピース」の格上げスタイル3選

■1:「ワントーンコーデ」で脚長シルエットをメイク

ファーストレディーのライダースジャケットワンピースコーディネート
コンパクトなサイズ感のライダースジャケットを選ぶことで、ほっそり感をアピール

大人っぽい雰囲気にまとめるには、やっぱりワントーンの着こなしが最適です。ソフィーさんはこの日、パープル〜ブラックの大人カラーで登場。

パープルのライダースジャケットに合わせたのは、同系色の小花柄ワンピース。シルエットが程よくカバーできるシルエット選びで、さりげなくボディーラインを整えいてます。さらにデニール数の高いタイツとショートブーツで素肌感をなくして、縦長ラインを強調しました。

ミニ丈のワンピースですが、タイツ効果で品格あるスタイルに。フェミニンな柄や色選びを意識すると、大人でも取り入れやすそうですね。

■2:柄ワンピースを今どきムードに整える「ブラックカラー」のライダースジャケット

ファーストレディーのライダースジャケットワンピースコーディネート
フロントにスリットの入ったワンピースで抜け感あるスタイルへ

実際に、いちばんトライしやすいのがブラックカラーのライダースジャケット。着回しにも便利なので、初心者にもおすすめです。

この日、ソフィーさんは大胆なアニマル柄のワンピースにオン。やや長めの着丈を選び、柄のボリュームをコントロールしています。気になる腰まわりもカバーしてくれるので、スタイルアップ効果も狙えます! 印象的な柄や色を合わせるときの参考になりそうです。

■3:コンシャスワンピースをこなれさせる「スエード素材」のライダースジャケット

ファーストレディーのライダースジャケットワンピースコーディネート
ワンピースとパンプスをヌーディーカラーでまとめてスタイルアップ

いつものワンピースを休日モードに様変わりさせてくれるのが「スエード素材」というマジック! ソフィーさんは、フラワーの刺しゅうが施された、可愛いらしいニュアンスのライダースジャケットをセレクト。

ヌーディーカラーのコンシャスなワンピースを合わせてフェミニンな雰囲気に仕上げました。ミモレ丈のワンピースと足元のパンプスの色をそろえて縦長効果もアップ! Vネックラインのデザインで首まわりにぬけ感もあり、女性らしくこなれたムードに。カジュアルになりすぎない上品なバランスは、さすがファーストレディーの感性。いますぐ日常に取り入れたいスタイルですね。


今回は、1枚あるとスタイルのバリエーションを楽しめる「ライダースジャケット」の着こなしに注目しました。手軽にセンスアップできるソフィーさんのコーディネートテクニックを参考に、休日スタイルも素敵にアップデートしてください!

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
阿部有希
EDIT :
石原あや乃