ジョルジオ アルマーニの2021年春夏オートクチュールコレクションが、2021年1月26日(火)にミラノのPALAZZO ORSINIにて開催されました。
ショーには、エレガンスを極めた美しいルックが多彩に登場。「流れるようなラインと構築的なシルエット」という相反する要素が融合したデザインには、アトリエの高度な技術が光ります。
コレクション後には、アルマーニ氏が本コレクションに込めた思いを、Precious.jpだけに語ってくれました。
アルマーニ氏が、Preciousだけに語った「オートクチュールで感じてほしい、新しいラグジュアリー」とは
オートクチュールコレクションならではの華やかさだけでなく、静寂なエレガンスや品格ある佇まいを感じさせるルックが印象的だった本コレクション。
コレクション後に、アルマーニ氏がPrecious.jpだけに寄せてくれたコメントの中で、次のように語っています。
「人々は、長く続く、パンデミック禍での制約の多い毎日の中で ”本当に美しいもの”を強く求めるようになっているように思います。
それは決してただ派手な方向に転ぶということではなく、地に足のついた真の美しさ、です。
今回のオートクチュールコレクションから、その、真の美しさを感じて頂きたいと思っています。」 (ジョルジオ・アルマーニ)
時を超え、女性たちへエレガンスの本質を教えてくれるアルマーニ氏ならではの、真の美しさや新しいラグジュアリーへの強い思いを感じます。
「軽さ」と「色」が印象的!2021年春夏オートクチュールコレクション
今回のコレクションには、「流れるようなラインと構築的なシルエット」という2つの相反する要素を同時に取り入れたデザインのルックが多彩に登場しました。
体のラインにぴったりと寄り添うジャケットや、刺繍をふんだんに施したスリップドレス、アルマーニの普遍の精神を感じさせる流れるラインのサテンチュニックとクリスタルで覆われたボリュームのあるドレスなど、熟練したクチュリエの繊細な職人技が光るルックの数々。
春夏コレクションらしい、「軽さ」と「色」を楽しむことのできるコレクションです。
無駄なものの削減、環境問題への配慮、度を過ぎる大量生産など、現在のパンデミックがファッション業界のあらゆる事態を再考するきっかけになることを願っている、と話すアルマーニ氏。そんなアルマーニ氏が感じる「真の美しさ」が表現された本コレクションは、ストリーミング配信で楽しむことができます。下記より、ぜひチェックしてみてください!
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 池尾園子