ふんわり軽く暖かく、真冬の外出の心強い味方であるダウンアウター。しかしタウンユースには、機能性だけでなくストリートに映える、洗練も欲しいところ。
3人のセレブたちが、スタイルアップを叶えてくれる「Iライン」を取り入れて、着膨れすることなく、防寒とおしゃれをどのように両立しているか、チェックしていきましょう。
■1:キャロライン・イッサは…ロング丈を同色パンツで繋いで縦長シルエットに
英国の『TANK』マガジンの発行人&ファッション・ディレクターであるキャロライン・イッサが、以前パリでキャッチされた際の着こなしです。
ぴったりとタイトなダウンコートはロング丈。身幅が狭く、体の面積を広く覆うので、纏うだけですらりとしたIラインが完成します。コートと同じホワイトのパンツをを選ぶことで、脚のラインを繋ぎ、さらに縦長シルエットを強調。
フードがついた首元にのぞくタートルネックの淡いパープルや、コロンとしたバッグのグリーンがフェミニンな表情を添えています。
■2:カーラ・サンタナは…ベージュのワントーンコーデでほっそり
2021年1月5日、ロサンゼルスでキャッチされた女優のカーラ・サンタナのコーディネートをご覧ください。
ダウンジャケットとクロップドワイドパンツは、ブラウン〜ベージュの落ち着いたベーシックカラーでシンプルに。ボリュームのあるダウンジャケットにワイドパンツを合わせつつ、同系色でまとめることでIラインシルエットを作っています。
ポインテッドトゥのホワイトブーツと、丸みを帯びたスリムなシルエットのバッグがモダンなアクセントを添えています。
■3:エマニュエル・アルトは…ダウンのボリュームをベルトで引き締めて
『VOGUE PARIS』編集長のエマニュエル・アルトは小技を効かせたダウンのコーディネートを披露。
ベージュのライニングが印象的な、カーキ色のダウンジャケットにブラックのデニム&ブーツを合わせたマニッシュな雰囲気の着こなしです。そのままだと上半身にボリュームがあるシルエットになってしまいますが、ベルトでウエストをしぼり、タイトなパンツを履くことでIラインに。
ジャケットのインはパンツと同色の黒を選ぶことで縦長効果を高めています。
Iラインですっきりとダウンアウターを着こなしている海外セレブたちをご覧いただきました。
まだまだ寒い日が続きますが、暖かさを確保しながらも、着痩せ効果のあるシルエットを味方につけて、ストリートで着映えるダウンの着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子