今回ご紹介するセレブたちは、ストレートシルエットのミドル丈レザースカートがお気に入りの様子。そこにロングブーツを繋ぐことで、エレガンスとモードを両方手に入れていました。黒、ブラウン、そしてカーキを使ったそれぞれのコーディネートをお届けします。

■1:ロージー・ハンティントン=ホワイトリーは…女性らしい柔らかさを添えて品格漂う出で立ちに

黒を基調としたスタイルは、異素材と柄をミックスすることでメリハリたっぷり。
黒を基調としたスタイルは、異素材と柄をミックスすることでメリハリたっぷり。

NYのSOHOにてキャッチされたモデルで女優のロージー・ハンティントン=ホワイトリー。レザースカートの中でも定番の黒を使って、女性ならではのかっこよさと柔らかさを感じる着こなしを披露しました。

色を統一したスカートとブーツは、レザーとスウェードの異素材の組み合わせで奥行きを演出。そんな黒に馴染むよう、コートも白黒の千鳥格子柄をセレクトしています。襟を立たせることで、よりエレガントな表情が引き立って。

黒を基調とした着こなしに、インナーはピンクベージュのリブニットを選ぶことで柔らかさをミックス。ルージュもピンクを選ぶことで、優しい表情を作ることに成功しています。

■2:アレクサンドラ・ラップは…ブラウンならではの強すぎないレザースタイルを味わって

小さな面積の白を投入するだけで、ブラウンコーディネートがより立体的に。
小さな面積の白を投入するだけで、ブラウンコーディネートがより立体的に。

ドイツでインフルエンサーとして活躍するアレクサンドラ・ラップは、エレガントなコーディネートにほんのりスパイシーなひねりを加えるのがお得意。

温度を感じるブラウンを軸にしたスタイリングは、スカートだけでなくアウターもレザーを選ぶことでモダンさが加わり、ワンランク上の仕上がりが実現します。赤みブラウンのコート、ブラウンのスカート、そしてキャメルの小物でグラデーションを作れば、ワントーンでものっぺりしません。

インナーには繋ぎ役としてパッと明るい白を選ぶのが鍵。そうすることで、それぞれのブラウンの色味が一層際立ち、メリハリ高く整います。

■3:アマンダ・ホールデンは…深みのあるグリーンと黒で凛とした佇まいを実現

穏やかなツヤのレザー素材を選べば、強くなりすぎず品よく見せることができます。
穏やかなツヤのレザー素材を選べば、強くなりすぎず品よく見せることができます。

2021年1月25日、ロンドンにてラジオ局から出てくる姿をキャッチされた女優のアマンダ・ホールデン。黒とグリーンを使ったシックなレザースカートコーディネートを楽しんでいました。

ジャケット、スカート、小物と、コーディネートの大半をレザー素材が占めていますが、それでもハードにならず上品なのはマットなツヤのものを選んでいるから。そのマットな質感が上質さを語って、優雅な気品に溢れています。

黒にすっと馴染むよう、トップスとバッグには深みのあるダークグリーン、スカートには渋いカーキを選んでいます。この落ち着いた配色がシックなムードを演出。


トレンドのレザースカートを使った、海外セレブのコーディネート術をご紹介しました。

以前に増してエコレザー素材のスカートも豊富な昨今。是非お気に入りの一着を見つけてみてくださいね。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
阿部芙美香