今やベースメイクは「頑張った厚塗り肌」は古く、「薄塗りであることが正解」の時代。そこで『Precious』3月号では、「こすれても、くずれてもキレイ!掟破りの『薄塗り美肌』始めます」企画を展開中です。
働き方が大きく変わったこと、マスク必須の生活になったことで、ファンデーションを塗らない派も増えつつあります。けれども大人の場合、ただ塗らない「手抜き」メイクではシミもシワも隠れないため、マスクをとったときに老け顔を晒してしまうことに…。
そこで活用してほしいのがひそかに大きく進化しながらも、今までは脇役だった「コントロールカラー」「コンシーラー」「フェースパウダー」「ハイライター」の4つのベースメイクコスメ。
これらを使い「ファンデーション抜き」で薄くて軽いカラーレス印象、なのにシミ、シワ、たるみの加齢トラブルは上手に消し去るニューノーマルの肌づくりを提案します。
今回は、薄塗り美肌をつくる前の「仕込み」段階で使いたい、スキンケアアイテム3選と、それらの効果的な使い方についてご紹介します。
マスク擦れ防止を兼ねて、いつものスキンケアにプラス!目的別「濃密潤い仕込み」テクニック
薄塗り美肌づくりは、スキンケア=仕込みの段階から始まっています。肌が潤いをしっかりと抱え込んでいれば、明るさ、ハリ感、艶が増幅し、疲れた印象を払拭することができますが、今は乾燥が激しい季節であるのに加えてマスク荒れも深刻化。
いつもより肌は超デリケートな状態で、通常のスキンケアだけでは潤いが足りない。だから日中の肌を徹底的に保護しながら、潤いを送り続ける「プラスαのアイテム」をスキンケアのあとに取り入れるのが得策です。
キメ荒れ肌を瞬時になめらかに整えるセッティングミストを投入、ちりめんジワの影が目立つしぼみ肌にはハリと艶をつくり出すオイル、赤みのある炎症肌ならプロテクトバームを重ね、パーフェクトな土台に整えておきましょう。
下から上に押し込むと効果は2倍にアップ!
1. オイルやバームは、まずは手のひらにとり、温める
オイルやバームは、まずは手のひらにとり、温めましょう。これで肌なじみがよくなり、美容成分の浸透力がアップする。
2. 頬の高い部分には、オイルやバームを重ねづけ
マスクで擦れやすい頬の高い部分には、オイルやバームの重ねづけを。ガード力が高まるので、赤みや肌荒れ防止に。
3. 手のひらで肌に押し込むようになじませる
手のひらで肌に押し込むようになじませることで、内側はしっかりと潤い、表面はさらりと仕上がりメイクヨレを防げる。
※掲載した商品は、すべて税抜です。
問い合わせ先
- パルファン・クリスチャン・ディオール TEL:03-3239-0618
- ランコム TEL:0120-483-666
- ゲラン TEL:0120-140-677
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)、 鈴木 宏(人物)
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)