ロングコートの中でも、かかとまで届きそうなほどのスーパーロング丈が人気だったこの冬。ご紹介する3人のセレブたちも、そんなコートを使って旬らしさと街中で映える着こなしを堪能していました。
■1:オリヴィア・カルポは…程よい抜け感テクでエレガントをこなれて見せる
NYでキャッチされたモデルのオリヴィア・カルポは、モノトーン配色を使ってロングコートをよりスマートに見せていました。
白と黒の端正な上下に寄り添うグレーのロングコートは、ライトトーンを選ぶことでコーディネートをぱっと明るく見せています。ばさっと風に翻るロング丈なら、スタイルアップだけでなくエレガントな印象も思いのまま。
きりっとしたモノトーンコーディネートなので、抜け感を作るのも大切なポイントです。オリヴィアはアンクル丈のパンツで足首を覗かせつつ、軽快な白スリッポンを選ぶことで程よいカジュアルダウンに成功していました。
■2:ケンダル・ジェンナーは…肌馴染みの良いベージュで重くさせない
2020年11月にNYでキャッチされたモデルのケンダル・ジェンナー。オリヴィアと同じ白のタートルニットと黒パンツを合わせていましたが、ロングコートには肌に馴染むベージュを選ぶことで軽やかさもクリアしていました。
かかとまで届きそうなスーパーロング丈のコートは、優しいベージュとくたっとした柔らか素材で親近感を演出することができます。
コーディネートの外し役であるスニーカーは、トップス、パンツ、コートそれぞれの色を拾ったカラーで一体感を意識。サングラスやマスクのカラーも統一し、ニューノーマルなお洒落を味わっています。
■3:ベッティーナ・ルーニーは…ロング丈×ドロップショルダーで「楽々様になる」
パーソナルショッパーやスタイリストとして活躍するベッティーナ・ルーニーは、コートをワンピースのように着こなしたミニマルなコーディネートを披露。
コート一枚でも絵になるのは、今っぽいスーパーロング丈とこなれ感を生むドロップショルダーのディテールのおかげ。こっくりとしたブラウンも、リッチなムードを醸します。それをきゅっと共布ベルトでウエストマークし、ワンピース風に着こなせば立体感もばっちり。
コートと色を繋いだブーツで縦長効果を盛り上げつつ、ゴールドのチャンキーチェーンネックレスや爽やかなブルーバッグでリズミカルに導いています。
スタイルアップだけでなく、着映えも叶えてくれるロングコート。コーディネートの完成度がぐっと上がるこのコートを使って、残りわずかな冬の着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 阿部芙美香