今やベースメイクは「頑張った厚塗り肌」は古く、「薄塗りであることが正解」の時代。そこで『Precious』3月号では、「こすれても、くずれてもキレイ!掟破りの『薄塗り美肌』始めます」企画を展開中です。

働き方が大きく変わったこと、マスク必須の生活になったことで、ファンデーションを塗らない派も増えつつあります。けれども大人の場合、ただ塗らない「手抜き」メイクではシミもシワも隠れないため、マスクをとったときに老け顔を晒してしまうことに…。

そこで活用してほしいのがひそかに大きく進化しながらも、今までは脇役だった「コントロールカラー」「コンシーラー」「フェースパウダー」「ハイライター」の4つのベースメイクコスメ。

これらを使い「ファンデーション抜き」で薄くて軽いカラーレス印象、なのにシミ、シワ、たるみの加齢トラブルは上手に消し去るニューノーマルの肌づくりを提案します。

今回は、薄塗り美肌づくりのSTEP3「カラーレスパウダー」4選と、くずれない塗り方をご紹介します。

【前回の記事はこちら】薄塗り美肌づくりのSTEP2「コンシーラー」6選と効果的な使い方

マスク移りしない、くずれない。「カラーレスパウダー」で艶と光をフィックスする

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パウダー:シアーなラメを含んだ艶やかなパウダー。皮脂を吸収しテカリを抑える効果あり。アディクション シアー プレストパウダー 002 ¥5,000(セット価格)、ブラシ:毛足の長い先細りの形状ながら、ミニマムで携帯に便利。広い面も細かな部分もまんべんなく塗布しやすい。アディクション ナチュラル ヴェール ブラシ ¥6,000

ひと昔前のマットな陶器肌、粉感ある厚塗り肌は大きく化粧くずれしやすかったので、粉嫌いが増え、私たち世代のなかにはフェースパウダーを塗らないという人も。

けれども近年のフェースパウダーは、丁寧な重ね塗りを実現させる凹凸補正機能、キメ復元効果などの秀逸機能を搭載。パサつかずにマスクの色移りも最小限に抑え、下地とコンシーラーだけの薄塗り状態を生かしながら、毛穴や小ジワの凹凸だけをカバーできるのだから使わない手はありません。

注意点としてはパフで塗ると肌のキメがつぶれやすく、せっかくつくった艶が消えてしまうので、ふんわりつくブラシ塗りが鉄則。そしてこまめにリタッチしやすいように、フェースパウダーもブラシも携帯しやすいタイプがおすすめです。

【3Step】フィックス効果が高まり、くずれない塗り方プロセス

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起点は頬骨のいちばん高い位置。そこから耳の手前へ移動。次に頬骨ラインに沿って中央へ。そのままジグザグを描くように口角下まで塗布。
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パウダーをつけ足して、ブラシを左右に往復させながら額に塗布する。このときブラシは寝かせ気味にすると、一気に塗れて手早く完了。
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ブラシの先端を使い、額から鼻を通って、鼻先に向かってブラシを移動させる。そのまま小鼻わきにも塗布し、皮脂くずれを防止。

1. 頬骨のいちばん高い位置から、耳の手前へ塗布する。
2. パウダーをつけ足して、ブラシを左右に往復させながら額に塗布する。
3. ブラシの先端を使い、鼻周りに塗布する。

これもおすすめ!艶カラーレスパウダー3選

■1:ドゥ・ラ・メール|ザ・シアー プレスト パウダー 12

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光をランダムに反射させ、毛穴を目立たなくする効果あり。独自の保湿成分を含み、快適なつけ心地に。ドゥ・ラ・メール ザ・シアー プレスト パウダー 12 ¥12,000

■2:SUQQU|リタッチ プレスト パウダー 02

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シアーな輝きを放つピンクベージュのパウダーで、グレーぐすみの肌をふわっと明るく整え、やわらかそうな肌印象に。SUQQU リタッチ プレスト パウダー 02 ¥6,500

■3:シャネル|ペルル ドゥ ルミエール

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肌なじみがよく、輝きの強いベージュのピグメントで、サッとひとはけで艶を生み、メリハリ感のある顔立ちに。シャネル ペルル ドゥ ルミエール ¥8,000(3月5日限定発売)

※掲載した商品は、すべて税抜です。

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PHOTO :
戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー/静物)、 鈴木 宏(人物)
HAIR MAKE :
尾花ケイコ
MODEL :
真樹麗子(Precious専属)
EDIT&WRITING :
荒川千佳子、五十嵐享子(Precious)