【目次】

40代からの白パンツコーデのポイントは?

トップスではよく着る「白」もボトムで取り入れれば一気に新鮮な雰囲気に。さらにスタイリングをきれいめに着地させてくれる白パンツは、どんなシーンでも品のよさを忘れたくない大人のワードローブにふさわしいアイテム。ちょっぴり挑戦したおしゃれをしたときにも、カジュアルなトップスを着たときにも、白パンツを合わせれば品のよさが漂って、全体をきちんときれいめに着地させてくれます。ワントーンの着こなしで旬気分を味わうのもよし、白パンツで抜け感を与えるのもよし。フレッシュな着こなしを楽しみましょう。


目指せ!ワンランク上の大人の白パンツコーデ

どうやって取り入れるのが正解かわからないという人はベーシックカラーと合わせて、膨張色の白をボトムではくのはちょっと… と二の足を踏んでいる人はあえて脚のラインを拾わないゆるめのサイズ感のものを選んでみて。また形や素材で少しずつ印象も変わってくるから、自分に合う1着を見つけることが大切。よりきれいめにはきたいならウール素材を、カジュアルさも欲しいならデニムやコットン素材を… など、なりたいイメージとクローゼットのアイテムを思い描きながら、着こなしアイデアをチェックしてみてください。

【形や素材別】40代からのおすすめ白パンツコーデ


着こなしにもちょっとした迫力とリッチな印象が欲しい40代は、こんなタイプの白パンツを選んでみるのはいかがでしょう。大人のシーンに使えて着こなしに“箔”がつく、5つのタイプをピックアップしてみました。

ハイウエストの細身ストレートで、シーズンレスに知性を演出

ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、カットソー(スローン)、パンツ(マディソンブルー)、ピアス・ネックレス・ブレスレット( TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、カットソー(スローン)、パンツ(マディソンブルー)、ピアス・ネックレス・ブレスレット( TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士 BY:『Precious9月号』小学館、2020年

ウエスト位置が高めの細身ストレートは、汎用性も高く、スタイルアップも約束。クロップド丈を選ぶことで、どんな靴とも相性がよく、チラッと見える足首は女らしさも与えてくれます。信頼感が欲しいビジネスシーンにもぴったり。

ウール素材の9部丈細身パンツでカジュアルリッチなスタイルに

パンツ・シャツワンピース・Tシャツ(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、ピアス・リング 37,000・バングル(ホアキン・ベラオ)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/生田昌士 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ・シャツワンピース・Tシャツ(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、ピアス・リング 37,000・バングル(ホアキン・ベラオ)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/生田昌士 BY:『Precious9月号』小学館、2020年

ベーシックな白の細身パンツ。ウール素材を選べば、肩ひじ張らない休日カジュアルにも、ほんのり上質感が漂います。シーズンレスに活躍してくれるストレッチのきいたウール素材は、大人のアクティブシーンに◎。

たっぷりゆとりのあるワイドパンツで大人の余裕を醸して

ブラウス・パンツ(ADORE)、ネックレス・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/唐澤光也(RED POINT) BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ブラウス・パンツ(ADORE)、ネックレス・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/唐澤光也(RED POINT) BY:『Precious3月号』小学館、2020年

存在感のあるワイドパンツなら、着こなしにちょうどいい迫力を与えてくれます。

センタープレス入りのスティックパンツでスタイルアップ&きちんと感を

ブラウス・パンツ(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、コート(和光〈和光〉)、ネックレス(インドゥエリス)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2020年
ブラウス・パンツ(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、コート(和光〈和光〉)、ネックレス(インドゥエリス)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2020年

アイロンでぴしっとプレスされたような清潔感が気持ちいいセンタープレス入りのスティックパンツは、オフィススタイルでも定番中の定番。何にでも合わせやすいから、やっぱりひとつあると便利です。

リネン素材のゆるめストレートパンツで上質なリラックス感が叶う

チュニック・パンツ・サンダル(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ブレスレット(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年
チュニック・パンツ・サンダル(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ブレスレット(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2019年

近年継続してトレンドのリネン素材もチェックしておきたいひとつ。リネン特有のナチュラル&リラクシーなムードと白のクリーンさがミックスされることで、上質なカジュアル感が漂います。

春夏のおすすめ白パンツコーデ


春夏らしさを盛り上げる白パンツコーデをご紹介します。クリアな白で着こなしに清涼感を!

流行のグリーンのコートを白パンツで爽やかに導いて

バッグ『トッズ シャツ バッグ』(トッズ・ジャパン)、バレナのコート・パンツ・ ピアッツァ センピオーネのニット(三喜商事)、サングラス(モスコット トウキョウ)、時計(オメガ)、ピアス(TASAKI)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2021年
バッグ『トッズ シャツ バッグ』(トッズ・ジャパン)、バレナのコート・パンツ・ ピアッツァ センピオーネのニット(三喜商事)、サングラス(モスコット トウキョウ)、時計(オメガ)、ピアス(TASAKI)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2021年

たっぷりとボリュームのあるグリーンのコートは、色もシルエットも旬テイスト。その迫力に負けない白のパンツとトートバッグで清潔感&知性が香る好感スタイルに導いて。

濃厚ブラウン&爽快ホワイトで小粋なパンツカジュアルに

パンツ(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、シャツワンピース(showroom SESSION〈サヤカ ディヴィス〉)、Tシャツ(スリードッツ青山店)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、バングル(アパルトモン青山店〈ベン アミュン〉)、バッグ(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、シャツワンピース(showroom SESSION〈サヤカ ディヴィス〉)、Tシャツ(スリードッツ青山店)、ストール(三喜商事〈イレブンティ〉)、バングル(アパルトモン青山店〈ベン アミュン〉)、バッグ(showroom SESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年

カシュクール仕立てのシャツワンピースをゆるりと結び、Tシャツ&パンツの合わせにレイヤードするだけで、洒脱な夏の装いへと進化。清潔感のある白のパンツは、ウエストゴムの仕様でエフォートレスな装いが楽しめます。小物もブラウン~ベージュのトーンでシックにまとめて。

白の細身パンツとグレーのロングシャツで涼やかな印象の休日コーデ

パンツ(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、シャツワンピース(ebure)、プルオーバー(wb)、ピアス・ネックレス(エスケーパーズオンライン〈クレッシオーニ〉)、バングル(ホワイトオフィス〈ジジ〉)、バッグ(ロエベ ジャパン)、靴(アパルトモン 青山店〈ジョゼッペザノッティ〉) 撮影/生田昌士 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、シャツワンピース(ebure)、プルオーバー(wb)、ピアス・ネックレス(エスケーパーズオンライン〈クレッシオーニ〉)、バングル(ホワイトオフィス〈ジジ〉)、バッグ(ロエベ ジャパン)、靴(アパルトモン 青山店〈ジョゼッペザノッティ〉) 撮影/生田昌士 BY:『Precious9月号』小学館、2020年

週末のおしゃれは、「風」を味方につけて爽快に。くるぶしがのぞく細身パンツと、ひらりとすそが舞うロングシャツの組み合わせは、どこか大人の余裕が漂う、注目のコンビネーション。グレーのシャツは、4種の糸を用いた豊かなドレープやメタルボタンがさりげないリッチ感を演出します。

白のスティックパンツにヌーディなトングで旬の抜け感を演出

パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、サンダル (アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)、ジャケット(ビームス 公式オンラインショップ〈チルコロ1901〉)、エリオポールのカットソー・ザンケッティのバッグ(エリオポール代官山)、ネックレス(チェルキ〈ルーナ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、サンダル (アマン〈イル サンダロ オブ カプリ〉)、ジャケット(ビームス 公式オンラインショップ〈チルコロ1901〉)、エリオポールのカットソー・ザンケッティのバッグ(エリオポール代官山)、ネックレス(チェルキ〈ルーナ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

自然に溶け込むブラウンから白の優しいワントーンのコーディネート。ヌーディなタンカラーのトングやストローバッグなど、効かせる小物までブラウン系でまとめると、ミラノマダム風の余裕のスタイルに仕上がります。

白パンツにビターなダークカラーの麻シャツを選んでマスキュリンに遊ぶ

ダークブラウンの麻のシャツ(マディソンブルー)、パンツ(Theory)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、サンダル(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ダークブラウンの麻のシャツ(マディソンブルー)、パンツ(Theory)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、時計(LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、サンダル(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

濃色の「麻のシャツ」に合わせるボトムは、本場のイタリア男性のおしゃれ哲学にならって白のくるぶし丈パンツに。ダークトーンのボトムに頼りがちな人こそ、逆転配色に挑戦してみると格別の洗練度に気がつくはず! 辛口なダークトーンが顔周りの印象を引き締め、ボトムの白が全身にリッチな明るさを与えます。しっかりと出したデコルテは最高のアクセサリーですが、オンスタイルではパールネックレスで白い艶を足すとフェミニンさが増します。

サイドにフリンジをあしらった白パンツ×ジレで適度にフォーマルに

マックスマーラのパンツ・バッグ・靴・エス マックスマーラのベスト・カットソー(マックスマーラ ジャパン)、ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
マックスマーラのパンツ・バッグ・靴・エス マックスマーラのベスト・カットソー(マックスマーラ ジャパン)、ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

カジュアルなシーンでもどこかきちんと感が漂う、スペイン・レティシア王妃をお手本にした、堅すぎず、こなれたムードのスタイリング。サイドにフリンジをあしらった白いパンツのトップスには、キリッとしたタキシード風のジレを合わせれば、適度にフォーマルな印象を演出できます。色もネイビーをアクセントカラーに、白のワントーンで統一すれば清潔感のあるスタイリングが完成。

白パンツ×白ブラウス×白カーディガンでワントーンコーデ

カーディガン(三崎商事〈マロ〉、バランタインのブラウス・ブルマリンのパンツ(ウールン商会) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン(三崎商事〈マロ〉、バランタインのブラウス・ブルマリンのパンツ(ウールン商会) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

質感の異なる白を繊細に重ねた特別感のある着こなし。地中海の海を連想させるような、軽やかな白のレイヤードで夏気分を満喫。レースがあしらわらた奥行きのある生地とカーディガンの躍動感がお洒落度をアップさせてくれます。

顔周りはくっきり、ボトムは白パンツ×スニーカーですっきり

ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(トラデュイール)、パンツ(Theoryluxe)、ベルト(レキップ)、バングル(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ(リシュモンジャパン セラピアン)、スニーカー※2月下旬発売予定(ドゥロワー 六本木店〈ノヴェスタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ブラウス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(トラデュイール)、パンツ(Theoryluxe)、ベルト(レキップ)、バングル(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ(リシュモンジャパン セラピアン)、スニーカー※2月下旬発売予定(ドゥロワー 六本木店〈ノヴェスタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

肌が冴えるオレンジブラウンのストールを首元に。ベルトでウエストマークしたパンツとスニーカーは白で統一し、配色ストラップのバッグで統一感を演出すれば、上品さもスタイルアップも実現。顔周りはくっきり、ボトムはすっきり…メリハリのある配し方が好印象の決め手です。

白のワントーンの装いがシルバージュエリーの光でハッとするほど印象的に

ピアス『ティファニー ハードウェア』・ペンダント『ティファニー ハードウェア』・時計『ティファニー CT60』・リング『ティファニー T』(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ブラウス・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ『キャリー』(JIMMYCHOO)、靴『ラサプリ』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2019年
ピアス『ティファニー ハードウェア』・ペンダント『ティファニー ハードウェア』・時計『ティファニー CT60』・リング『ティファニー T』(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ブラウス・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ『キャリー』(JIMMYCHOO)、靴『ラサプリ』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2019年

涼しげな白のワイドパンツを長め丈のシャツと合わせたリラクシーなコーディネート。上質なシルバーの白い光と艶が、ホワイトトーンの着こなしに奥行きを授けて。

オフホワイトからライトベージュへの淡いグラデがリッチなカジュアルスタイル

ブラウス・パンツ・ネックレス(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、帽子(H.P.FRANCE〈ミュールバウアー〉)、サンダル(アマン〈マウロ・デ・バーリ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
ブラウス・パンツ・ネックレス(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、帽子(H.P.FRANCE〈ミュールバウアー〉)、サンダル(アマン〈マウロ・デ・バーリ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

オフホワイトからライトベージュへの淡いグラデーションが品格を授けるリッチなカジュアル。素肌が微かに透けるシルクブラウスはたっぷりとしたそでが魅力。ヒップを覆うボリュームあるシルエットを細身のパンツで、優雅に着くずして。

秋冬のおすすめ白パンツコーデ


秋冬はちょっぴりコクのある白を選んでリッチな気分で着こなして。寒い時季だからこそトライしたいスペシャルな淡色コーデから、メリハリ配色コーデまで。秋冬の白パンツコーデをお届けします。

細身の白パンツでムートンコートを軽快に着こなす

コート(トヨダトレーディング〈アスペジ〉) ブラウス(ロエフ 六本木店〈ロエフ〉)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ピアス(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious1月号』小学館、2021年
コート(トヨダトレーディング〈アスペジ〉) ブラウス(ロエフ 六本木店〈ロエフ〉)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、ピアス(エストネーション六本木ヒルズ店〈ブランイリス〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious1月号』小学館、2021年

同系色でまとめたコートとブラウス、ハンドバッグとパンプスに、あえてスカートではなく白の細身パンツを合わせて。リッチな雰囲気はそのままに、軽快に着こなすのが今の気分。

白パンツ×ネイビーのボウタイニットで知的な印象に

ニット(ebure GINZA SIX店)、セラー ドアーのパンツ・アソースメレのストール(ストラスブルゴ)、バッグ(セラピアン 阪急うめだ本店)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小池紀行 BY:『Precious1月号』小学館、2021年
ニット(ebure GINZA SIX店)、セラー ドアーのパンツ・アソースメレのストール(ストラスブルゴ)、バッグ(セラピアン 阪急うめだ本店)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小池紀行 BY:『Precious1月号』小学館、2021年

ネイビーのボウタイニット×やさしげな白のパンツで知的な印象に。メリハリ配色をグレーのストールがやわらかく繋げて。

白パンツ×黒ニットの定番コーデはバッグのスモーキーブルーを差し色に

ニット(サザビーリーグ〈ユニオンランチ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、バングル(ジョージ ジェンセン ジャパン)11日とじ 靴/10・14日とじ 撮影/小林美菜子 BY:『Precious12月号』小学館、2020年
ニット(サザビーリーグ〈ユニオンランチ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、バングル(ジョージ ジェンセン ジャパン)11日とじ 靴/10・14日とじ 撮影/小林美菜子 BY:『Precious12月号』小学館、2020年

パンツとスニーカーを白で統一して、今っぽいトーン合わせ技をスタイリングに取り入れて。スモーキーブルーを差し色にしてモノトーンをリフレッシュ。きれい色バッグはハッピー感を演出する役割も。

白パンツと乗馬風ブラックブーツのノーブルな相性を堪能

パンツ( レキップ)、ブーツ(リエート〈サントーニ〉)、ニット(feerique)、ストール(ストラスブルゴ〈アソースメレ〉)、バッグ(ビームス ハウス 丸の内〈ビオラドーロ〉)、ピアス・リング(TASAKI) 撮影/水田 学 BY:『Precious12月号』小学館、2020年
パンツ( レキップ)、ブーツ(リエート〈サントーニ〉)、ニット(feerique)、ストール(ストラスブルゴ〈アソースメレ〉)、バッグ(ビームス ハウス 丸の内〈ビオラドーロ〉)、ピアス・リング(TASAKI) 撮影/水田 学 BY:『Precious12月号』小学館、2020年

休日のショッピングや友人と会う時間に選びたい、穏やかなコーディネート。温かみがありながらクリーンな白クロップドワイドと光沢感が美しいブラックブーツで、好感度の高いリッチカジュアルに。

ドローストリングスの白パンツにスニーカー、パーカでスポーティに

ニットパーカ・パンツ・ポーチ・ドリンクボトル&ホルダー・靴・Tシャツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ニットパーカ・パンツ・ポーチ・ドリンクボトル&ホルダー・靴・Tシャツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

ドローストリングスのパンツにスニーカー、パーカでアクティブにまとめて。こんなスポーティなコーデも白パンツなら、センスよくきれいめな雰囲気に整います。

辛口ライダースジャケットも、白パンツとの組み合わせで洗練ベーシックな装いに

ニット(ビームス ハウス 丸の内〈デミルクス ビームス〉)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、レザージャケット(チンクワンタ)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ドゥロワー 六本木店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ニット(ビームス ハウス 丸の内〈デミルクス ビームス〉)、パンツ(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、レザージャケット(チンクワンタ)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ドゥロワー 六本木店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

艶を放つライダースジャケットはアクセサリーにも似た、華のある辛口アイテム。白のパンツで清潔感を添えると、バランスよくまとまります。

黒タートル×白パンツの洗練法則を実践!

ニット(オンワードファッションラボ〈オリヴィエ ティスケンス〉)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、リング・ブレスレット(ブルガリ ジャパン)、グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア〈スタブス & ウートン〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ニット(オンワードファッションラボ〈オリヴィエ ティスケンス〉)、パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、リング・ブレスレット(ブルガリ ジャパン)、グローブ(真下商事〈デンツ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア〈スタブス & ウートン〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

モノトーン配色はボトムに白を選ぶという簡単なルールを徹底するだけで、洗練度がレベルアップ。想像以上に素敵なモノトーン・スタイルに仕上がります。安定感を求めるがゆえに、ともすればトップスが白、ボトムが黒、のバランスに収まりがち。だからこそ、色を逆転させるだけで、意外性が生まれるのです。

理想のベージュアウターを白パンツで軽快に着こなす

ポンチョ・ニット・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ポンチョ・ニット・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

ふんわりと幸せな気分で包んでくれる、贅沢な風合いのポンチョ。白パンツで軽快に着こなして、淡いトーンでまとめたい。

上級カジュアルを完成させるホワイトデニムは秋にこそ活躍!

デニム(サザビーリーグ〈マザー〉)、ラッピンノットのニット・ノース ワークスのバングル(UTS PR)、カーディガン(showroom SESSION〈ADAWAS〉)、サングラス(プロポデザイン)、ピアス(エスケーパーズオンライン〈TAPLEY〉)、バッグ(アマン〈ア ヴァケーション〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
デニム(サザビーリーグ〈マザー〉)、ラッピンノットのニット・ノース ワークスのバングル(UTS PR)、カーディガン(showroom SESSION〈ADAWAS〉)、サングラス(プロポデザイン)、ピアス(エスケーパーズオンライン〈TAPLEY〉)、バッグ(アマン〈ア ヴァケーション〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

秋の着こなしにリッチ感を授けるホワイトデニムを中心に、淡色ワントーンでセンスよくまとめたコーディネート。足元にはバッグと同系色のブラウン系スニーカーを合わせ、白コーデを程よく引き締めて。

ひんやりとしたグレートレンチ×白パンツで颯爽としたクールな印象

コート(コロネット〈デザイナーズ リミックス〉)、ニット(ebure)、ドゥロワーのパンツ・ペラン パリのバッグ(ドゥロワー 六本木店)、ペンダント(エスケーパーズオンライン〈タプレイ〉)、時計(ソーウインド ジャパン〈ユリス・ナルダン〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
コート(コロネット〈デザイナーズ リミックス〉)、ニット(ebure)、ドゥロワーのパンツ・ペラン パリのバッグ(ドゥロワー 六本木店)、ペンダント(エスケーパーズオンライン〈タプレイ〉)、時計(ソーウインド ジャパン〈ユリス・ナルダン〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

青みの強いグレーのトレンチは、グレーをかっこよく着たい人におすすめ。ニュアンスのある白のパンツとスニーカーで抜け感を加えてスマートな装いに。

40代からの白パンツコーデのおさらい


トップスのコーディネートは見慣れているのに、パンツで取り入れるというだけで、断然スペシャル感が増す「白」。きれいめにまとまる安心感がありながら、着こなしにフレッシュさも与えてくれる白パンツは大人の毎日のシーンに活躍してくれること間違いなし。ベーシックカラーだから、実は合わせやすさも抜群で、どんなトップスにも幅広く対応してくれます。初心者ならモノトーンスタイルから始めてみるのも良さそう。洗練されたきれいめコーデを楽しみたいなら、今すぐ取り入れない手はありません。

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