【目次】

「合うトップス」は?


水色スカートの着回し幅を広げるために、まずは「合うトップス」をおさらい。きれいめに見せる? カジュアルにまとめる? 導きたい印象に合わせ、トップスを変えましょう。

「シャツ」を合わせ清潔感をアップ

正統派な「シャツ」とみずみずしい水色スカートが出会うと、清潔感がぐんとアップ。好印象に見せたいときにおすすめの組み合わせです。見本のように、色味の異なる水色を融合させるとクリーンさが溢れます。

「ブラウス」で華やいで

 

キレイ色である水色スカートのきちんと感を高めるために「ブラウス」をプラス。華やかさが加わって絵になるスタイルが叶います。清楚な水色スカートがあるからこそ、トゥーマッチにならないのもポイントに。

「カットソー」で程よくカジュアルダウン

 

水色スカートに「カットソー」を合わせ、カジュアルダウンするとこなれた印象に。俳優、歌手のアマンダ・ホールデンは、Tシャツとスニーカーのカジュアルアイテムを組み合わせることで、高揚感漂う水色×ピンクの着こなしをデイリー仕様に導きました。

「ニット」を合わせ立体感を手に入れて

 

あたたかみを感じる「ニット」を合わせると、爽やかで軽やかな水色スカートにメリハリが宿り、立体的にまとまります。さらにニットならではの親しみやすさが加わるので、カラースカートは難しい… と感じている方にもおすすめです。

「ロング」なら爽やかさ抜群


「ロング」丈のスカートで水色の面積を増やせば、爽やかさたっぷりなコーディネートが楽しめます。またロングなら優雅に整います。

黒のショート丈ブルゾンでバランスアップ

 

裾のレース刺繍がアクセントの水色ロングスカートに、トップグレーのパンプスを合わせすらっと見せて。収縮色である黒のブルゾンは、ショート丈を選べば重心が上に配置され、バランスアップに繋がります。

クリーンさ高まるストライプ柄を選択

 

エルザ・ホスクの大胆な肌見せスタイルが上品にまとまっていたのは、清楚な配色とIラインにこだわっているから。ブラウンベアトップのラインに沿わせるように、スカートはタイトシルエットをセレクト。涼感漂うストライプ模様なら、縦のラインが強調され好バランスです。

デニムスカートならヘルシーさが漂う

 

プレーンな白シャツと、フロントスリット入りでもヘルシーにきまる水色デニムロングスカートの組み合わせで軽やかに。程よい重厚感のある、ミドル丈のブラウンウエスタンブーツがスタイリッシュさに貢献。

爽やかな水色セットアップに白を差して

 

お洒落上手なオリヴィア・パレルモは、シアー素材と水色がクリーンなセットアップを活用。付かず離れずな形のシャツとロングタイトスカートのコンビなら、楽してバランスアップが叶います。Tシャツとパンプスは白でリンクし、清々しい表情へ。

紺×水色でまとまりよく

 

トラッドな紺ブレザーに、揺れる水色のプリーツスカートを合わせることで柔らかく優雅な着こなしへ。紺×水色の同系色なので、一体感が生まれています。ジャケットの袖をまくり、動きをつけると好バランス。

とろみのある水色プリーツスカートが効く

 

プレーンな表面感の白ジャケットを立体的に導くために、歩くたびに揺らめくロングプリーツスカートをプラス。水色と白が共鳴して清潔感たっぷりです。さらにとろみ素材のスカートなら、落ち感も生まれてしなやかさが倍増。

「フレア」で大人かわいい着こなしへ


ふんわりと広がる「フレア」スカートは、水色を選ぶと清楚さが備わり、好印象な大人かわいいスタイルが楽しめます。甘さのバランスがちょうどいい、大人のための着こなしをピックアップ。

ワインレッドを組み合わせマチュアなオーラを放つ

 

グッドガールなムードが漂う水色フレアスカートを引き締めるために、ほかのアイテムはダークカラーをセレクト。ワインレッドならほんのり色香を共存させることに成功。華奢なデコルテを強調できるオフショルダートップスを迎え、フィット&フレアスタイルをメイク。

グレー×パイソン柄で甘辛ミックスに仕上げる

 

スタイリッシュなグレーのニット、スパイシーなパイソン柄ブーツで挟めば、高揚感漂う水色フレアスカートもスタイリッシュ。ジュエリーは、グレーと相性がよいシルバーを選択しまとまりよく。

トレンド感を授けるならバルーンスカートをセレクト

 

トレンド感を両立するなら、ふわっと膨らむバルーンシルエットの水色スカートをセレクト。白シャツ、グレーのVネックニット、ネイビーカーディガンをレイヤードしてプレッピーなムードを演出。幼くならないよう、辛口なビターブラウンブーツを掛け合わせて。

色に配置にこだわって小気味よく

 

コンパクトな黒トップスと水色フレアスカートを合わせ、色とシルエットでメリハリをオン。白のフリルネックブラウスを忍ばせると、クラシカルレディな表情に。小物は暖色であるキャメルで統一することで、寒色の水色と対比させて。

鮮やかな赤を足して着映え力アップ

 

なだらかに広がるセミフレアスカートは、水色×ツヤ素材でみずみずしく。引き締め役には定番の黒ではなく、鮮やかな赤を指名するとキャッチーさがぐんとアップします。スタッズ付きの黒パンプスがモダンさを後押し。

「カジュアル」抜け感を宿してこなれ見え


ここからは、テイスト別の水色スカートコーディネートをご紹介します。清楚な水色スカートを「カジュアル」に着こなし、こなれ感をアピール。好印象なスカートでキレイを担保すれば、けっしてラフに傾きません。

アシンメトリースカートでシンプルを成功に導く

 

シンプルな黒のロゴTシャツに、水色スカートを合わせ色のメリハリを意識。アシンメトリースカートでひねりを効かせれば、すこしのモード感が備わりシンプルを成功に導くことに成功。

かっちりセットアップをあえて着崩す

 

ウエストが程よくくびれたジャケットとミニスカートのセットアップは、クリーンな水色を指名して爽やかに。アクティブなスニーカーで足元を外すと、気張って見えず好都合。質感の異なるネックレスを重ねたり、大ぶりイヤリングを足してもトゥーマッチにならないのは、足元に抜け感を宿しているからこそ。

スポーティなブルゾンを効かせ小粋に見せて

 

バックスリットがエレガントなロングタイトスカートは、デニム素材×水色ならヘルシー。スポーティさ漂うグレーのブルゾンで格好良さをミックスし、小粋に見せて。バッグは寒色コーディネートにマッチするシルバーをセレクト。

ヴィヴィッドカラーが映える水色コーデにトライ

 

カラフルな花柄があしらわれた可憐な水色フレアスカートには、シャカシャカブルゾンとスニーカーを合わせアスレジャーミックスに。健やかな水色を基調とした着こなしに、赤やオレンジの差し色がよく映えて。

フェミニンを身近に引き寄せるシンプルタンクトップ

 

爽やかな水色とプリーツ加工がフェミニンなフレアスカートに、黒のタンクトップを合わせて甘さをセーブ。カジュアルアイテムをうまくミックスすることで、甘いスカートをデイリーに引き寄せ。

「きれいめ」清楚な水色スカートが映える


「きれいめ」コーディネートの清潔感をアシストしてくれるのが、水色スカート。コンサバティブに寄りすぎない、お洒落心をしっかり満たせるコーディネートをご紹介します。

レザースカートでほんのりスパイスを効かせる

 

着回しやすいネイビーのニットプルオーバーは、肩周りのさりげないカットアウトデザインが好アクセント。そこに水色のタイトミドルスカートとポインテッドトゥパンプスを合わせ、キレよく誘導。レザー素材のスカートにこだわると、ほんのりスパイスが効いてモダンに着地。

ビターブラウンをかませてカラーブロックを楽しむ

 

淡いトーンで統一したイエローシャツと水色スカートのカラーブロックコーディネートには、白の小物がお似合いです。ビターブラウンのレザージャケットを重ねれば、ポップにならずシックにまとまります。さらにスカートとおなじ水色のニットを引っ掛け、リズミカルにまとめて。

異素材ミックスで間延びを防止

 

水色で統一したトップスとスカートの組み合わせは、ニット×サテンの異素材ミックスにしつつ、プリーツスカートを採用することでのっぺりしないように。真っ白な小物を足すと軽快さが引き上がります。さらにニットのVネックとパンプスのポインテッドトゥがあれば、シャープに整います。

配色と形にこだわり肌見せスタイルを品よく

 

潔いミニ丈のスカートを取り入れ、ヘルシーな肌見せスタイルを堪能したアレッサンドラ・アンブロジオ。コンパクトな透かし編みの半袖ニット、台形ミニスカート、ヒールサンダルという優雅な形を選び、さらに白と水色のクリーンな配色にすることで品よくまとめました。

ワントーンルックで透明感を放つ

 

水色のタイトミニスカートとごく淡いグレージュのハーフジップニットを合わせ、ワントーンにすると透明感が漂って絵になります。小物もおなじカラーを繰り返し、調和の取れた着こなしを完成させて。

リブとプリーツを組み合わせきちんと感をアップ

 

スカート以外すべて黒で統一し、水色スカートの清潔感を引き立てて。リブカーディガンとプリーツスカートの組み合わせなら、ボディラインにフィットしてきちんと感がアップします。ベルトマークでくびれを強調したこともエレガンスに貢献。

ニュアンスブルーが洒落感を演出してくれる

ニュアンス漂う水色のシャツとスカートのセットアップに、クリームホワイトのユーティリティベルトを足してモード心を刺激。くすみブルーのオーバーサイズコートをばさっと肩掛けし、奥行きを授けるとぼんやりしません。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香